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肺がんの自己診断

先ず気をつけておくことは、早期の肺癌には特有の自覚症状が殆ど無いという ことです。
肺癌と診断されて初めて、「あれが初期症状だった」ということです。
ですから、このページの診断法を過信しないでください。

 
 その上、
 左図の黄色部分の肺癌(肺野部癌)は
 早期では自覚症状が殆どありません。

 
 

 
○症状1:咳が続く

 喉から左右の肺に通じる気管支に癌が出来ると、
 炎症が起きるので粘膜を刺激して咳が出ます。
 粘膜に風邪ウイルスが付着したりして炎症が起きたとき、気管支に空気以外の 物が入ってしまったときに、空気の通りをよくする為に咳で吹き飛ばそうとするの と同じです。
 
○症状2:痰が出る
 
○症状3:血痰が出る
 気管支の粘膜の炎症が進むと炎症部分から血が出ます。
 咳や痰、血痰は気管支炎でも出るので肺癌特有の症状ではありません。
 血痰が出るまで炎症が続いても90%の方は気管支炎や気管支拡張症という
 統計が出ています。
 早期肺癌患者で起こった症状は統計上は
  咳    85.7%
  血痰  57.1%
  咳と血痰の両方 92.9%
   (国立がんセンター)
 
○症状4:発熱、冷や汗、疲れやすいなどの症状が出ることがある

 
○症状5:肩や背中、腕、骨の痛み、顔や首の浮腫み

 眼や脳の異常など思いがけない部分に異常が出ることがある。
 早期癌でも出ることがあるが、多くは進行した癌に出る
 ・片側の肩の後ろの内側(肩甲骨)付近が痛み、
    肩から腕の上部に痛みが広がることがある。
 ・眼の異常は瞳孔が小さくなったり、目が開けづらくなる、
    眼球が奥に引っ込む(ホルネル症候群)
 ・肺癌が上大静脈を圧迫するようになると、
    顔や首、腕などに浮腫みが出ることがある。
 肺癌は転移しやすいので、転移した場合には転移した器官に症状が出ます。
 脳に転移すれば、他の脳疾患と同じ症状が出ます。
 皮膚癌だと思ったら、末期の肺癌だったという話もあります。