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麻疹(はしか)の自己診断法



 


●麻疹の最も感染力が強い時期
 発疹が出る前後4日間ぐらいが最も他人に移す時期なので、
 麻疹に罹っていると判っていない人からも移る可能性濃厚
 潜伏期間(感染から発病まで)約10日
 
●症状
 前駆期(3〜4日間)は風邪と似たような症状だが、
 熱が出て2〜3日後、頬の内側粘膜臼歯近くに
 コプリック班(周囲が充血した白い粟粒大の斑点)が数個から数十個出現す  る。
 コプリック班は麻疹の早期判断特徴。
 風疹の場合にはコプリック班は出ない
 
●発疹期
 ○発疹が出る前に一時熱が下がるが、発疹出現時に再び上がり始め39〜40 度を超すことがしばしばある。
 ○発疹の形は不規則、大きさは粟粒大から大小さまざま、
 ○色と形は始め鮮紅色で平らだが直に皮膚面から少し盛り上がって暗赤色と  なる。
  発疹と発疹の間には正常な皮膚を残すのが特徴
 ○発疹が出来る場所は、最初は、顔・耳・首の後ろ、胸から出現し始め、
  2日間ほどで全身に広がる。
 ○熱は3〜4日間続く。
 
●回復期
 熱が下がり、発疹も薄くなる。
 発疹の痕は皮膚が剥け、しばらくは薄い色素沈着を残すがやがて消える。
 
●治療
 特効薬は無いので安静にして体力消耗を防ぐ。
 食欲が無くなるが無理に食べさせずに水分(お茶や果汁)を十分に与える。
 食欲がある場合には口当たりの良い流動食(アイスクリーム、プリンなど)を与え てる。
 安静期間は少なくとも熱が下がるまで。
 
γグロブリンの注射は、この薬剤が生物由来なので注射することにより
 他の感染症に罹る可能性があり、慎重にする
 
●入浴
 熱が下がり、咳が少なくなってから
 
●外出
 熱が下がってから1週間ぐらい後
 
はしかにかかったことがなく、ワクチン接種もしていない女性が
 妊娠中にはしかにかかった場合、陣痛促進剤を投与した時のように、
 強い子宮の収縮を 起こすことがあるとされる。
 妊娠初期ではしかにかかると31%が流産するほか、
 中期以降でも9%が流・死産、24%が早産すると報告されている。
 〜厚生労働省 2007/05/31 読売新聞より