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尿による自己診断
 


症状1
 
排尿回数が多い
考えられる病
 膀胱神経症(膀胱が過敏で尿意をもよおす)
 妊娠時に膀胱が子宮によって刺激されて尿意をもよおす(心配なし)
 男性の場合は前立腺肥大がある
 
症状2
 尿量・排尿回数が多い。多量の水を飲む
考えられる病
 ○→糖尿病
 ○1日に4〜5リットル以上出る。
  →
尿崩症(抗利尿ホルモンの分泌障害)
 ○夜間に排尿回数が増える。
  →
腎不全
 
症状3
 尿量が激減する
考えられる病
 ○発熱・喉の痛みが起きた数日後から尿量が激減。
  特に眼の周囲、脚のむこうずねが浮腫む。

    →急性腎炎
 ○唇や指先にチアノーゼ(青紫色になる)が出る。

  特に眼の周囲、脚のむこうずねが浮腫む)
   →
うっ血性心不全心臓神経症
 
症状4
 尿が出ない、出難い
考えられる病
 ○→前立腺肥大
 ○   →
子宮下垂・子宮脱(50代以降に多い)
 ○尿に血液や膿が混じることがあり、排尿時に痛む。
  
進行した前立腺癌
 ○排尿時に痛む
  →
尿道狭窄症、淋菌感染症、尿道外傷
 ○突然、血尿が出始めるが、数日から1,2週間で消え、
   これを数ヶ月間隔で繰り返す。頻尿、排尿時に痛むこともある。
  →
膀胱癌
 ○→
膀胱頚部硬化症
 ○→
尿道外傷
    (自転車に乗っていてサドルで傷めることもある)
 
症状5
 尿が濁る
考えられる病
 尿中に含まれている尿酸塩で濁る場合がある。(尿酸塩は沈殿する)
 ○乳白色
  →
フィラリア
 (犬の病気で有名ですが、人間にもある。酷くなると脚や局部が肥大)
 ○尿中に白血球が多量に出て白く濁る。
  →
腎盂腎炎、膀胱炎、尿道炎など。
 *尿が濁っているときには、水分を多量に摂って尿量を多くして流すようにする
 
症状6
 尿の色が変わった
考えられる病
 *薬の服用時に変わったのは異常では無い。
 (ビタミン剤服用で黄色、下剤の服用で赤色など)
 運動後や水の摂取量が少なかったときには尿が濃縮されて
   黄色や橙色、褐色などになるが異常では無い。

 尿の色が非常に濃い黄褐色で泡まで黄色のときは
黄疸の可能性あり。
 尿に血液が混じって色が付いているように見えることがある。
 血液の検査テープで判別できる。
 特に女性の場合は月経の血が尿に混じることがある。
 ○紅褐色の尿が出る
   →
溶血性貧血
    (貧血症状と黄疸症状である顔色が悪い、
               白眼が黄色くなるなどが現れる)
   →
発作性夜間血色素尿症
    (夜間または早朝、溶血性貧血が起きる)
 ○赤褐色の尿が出る。発熱、食欲不振、疲労などの症状
   →
A型肝炎
 ○赤褐色の尿が出る。脂物を食べた後に腹や背中上部が痛む。
   →
胆石症
症状7
 血尿が出る
考えられる病
 ○排尿の始めに血尿が出る。
   →
尿道炎
 ○排尿の始めから終りまで血尿が出る
   →
膀胱癌
 ○排尿の始めから終りまで血尿が出る。腰痛、腹痛、発熱がある。
   →
腎腫瘍
 ○排尿の始めから終りまで血尿が出る。強い腹痛がある。石が出ることがある
   →
尿管結石
 ○排尿の始めから終りまで血尿が出る。尿量が減る。
   顔が浮腫む。血圧が高くなる。血尿の他に尿にタンパクがみられる。
   →
腎炎
 ○排尿の終りに血尿が出て、痛む。残量感が残る。
   →
膀胱炎
 ○排尿の終りに血尿が出る。排尿に時間が掛かる。頻尿になる。
   →
前立腺癌・前立腺炎
 ○排尿の終りに血尿が出る。石が出ることがある。
   →
膀胱結石
 ○腰痛、腹痛がある。
   →
腎結核、腎梗塞
 ○症状が無くて血尿が出る。
   →
のう胞腎(尿毒症の原因になる)、遊走腎