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心筋炎についての早分かり



心筋は心臓をつくっている筋肉です。
心臓を拍動させて血液を吸い込んで送り出す筋肉ですから、炎症が起こると大変な事になります。
心筋炎には細菌やウイルスによるものと、リウマチによるもの、寄生虫や薬剤によるもの、原因不明のものなどがあります。

細菌やウィルスによる
感染性心筋炎は軽い場合は炎症に気づかないまま治癒してしまうことが多いようです。
症状は、動機や不整脈、倦怠感などで、病状が軽ければ見過ごされてしまいます。
ただ、ジフテリア菌が感染して起こる
ジフテリア性心筋炎は死亡率が50%以上あるので注意が必要です(但し、国内では滅多にない病気)

リウマチによる
リウマチ性心筋炎の症状は、初期は風邪と似ていて、
発熱、喉の痛み、咳などが現れます。
放置しておくと
心不全(心臓の機能低下)になります。

どのタイプの心筋炎でも寝ているときに息苦しくなったら治療をしないと突然死の
可能性があります。
治療法は先ず
安静を保って心筋に負担を強いないことです。
感染性のものは抗生物質、リウマチ性のものには抗リウマチ薬などを用います。

原因不明のものには
突発性心筋症(原発性心筋症)があります。
炎症が無いのに心筋がおかしくなります。
突発性心筋症には、心室が拡張して収縮力を失う
拡張型心筋症
 
 心室中隔が左心室側に肥厚するものが あり、左心室の中隔上部の心筋が肥大  して大動脈を塞いでしまう
 「
閉塞性肥大型心筋症(左図)」と
 大動脈を塞がない部分の心筋が肥大す る「
非閉塞性肥大型心筋症」があります。

 非閉塞性の症状は、動機、呼吸困難、
 胸部の圧迫感や痛みですが、
 全身に血液を送る大動脈を塞がれる
 閉塞性の症状は非閉塞性の症状に
 目まいや失神が加わって重くなります。

これらの肥大型心筋症では突然死に陥ることがあるので早期に治療を受けることが必要です。
原因がはっきりしないので治療法は対処療法になりますが、
脈が乱れるときには抗不整脈剤、心不全にときにはジキタリスを用いて安静を保ちます。