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脈を計るには動脈血管に指を触れさせます。 一番簡単なのは頚動脈に指を触れさせることです。 それには左右のどちらかの手の親指と残りの四指で、正面から首を挟んで、 指を若干動かして脈が感じられるところ探ればよいです。 心臓から送り出される血液が頚動脈の血管壁を圧す力を感じ取っているわけです。 肺で二酸化炭素を棄て、酸素を捕まえた血液は、僧帽弁を閉じている左心房の 拡張に伴って肺静脈から左心房に入り、大動脈弁を閉じて少し遅れて拡張した 左心室に伴って僧帽弁を通過して左心室に入ります。 左心室が拡張し終わると、僧帽弁を閉じ、大動脈弁を開けて左心室が収縮して 血液を全身に送り出します。 ⇒心臓についての早分かり参照 血液が血管壁を圧す力は、左心室が拡張しているときが最も小さく(最低血圧) 左心室が収縮しているときが最も大きくなります(最高血圧) 動脈に指を触れて脈を診るのは最高血圧と最低血圧の差を感じ取っていることになります。 手で触れて感じられる脈は、上記の説明で解るように、左心房、左心室、 僧帽弁、大動脈弁の規則正しい連携作業によって作られていますから、 器官や信号伝達系に異常があると、脈の異常として感じ取ることができます。 脈の感じ方によって分けてみます。
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