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症状別身近な薬用植物(性病)



(1)サルトリイバラ
     
     
上の写真は、花期

全国の山野で見られる、ユリ科のつる性低木。
地中に塊状の根茎を横に伸ばし、
木質のひげ根をまばらに出す。
茎は巻きひげで樹木にからみついてのぼる。
全体に柔らかく、先の曲がった棘がまばらにある。
葉は互生して葉柄は短く、
葉身は円形ー広楕円形で皮革質。
葉柄基部の両側に托葉があって、
その先が巻きひげになっている。
花期は5−6月、淡い緑色の小さな花を散形につける。
果実は球形の液果で、美しく赤熟。


塊状の根茎・・・・・日本では、山帰来(さんきらい)
           または土茯苓(どぶくりょう)
                中国では、バッカツ


効用  : 梅毒、淋病の予防と治療
利用法 :土茯苓を煎じて1日量5−10グラムを飲む

(2)アケビ     
      
生薬名:木通
          
  
        上の写真は、5つ葉アケビの花

自然には山間部に行かないとないが、
園芸店などでも苗木が販売されている。
生け垣に植えている家もあり、探せば身近にある。
梅雨期の挿し木が簡単なので
今年の枝を貰ってくれば増やせる。
3つ葉、5つ葉と種類はあるが、薬効は同じ

          
薬効 :膀胱炎、通経、淋病
          
採集時期:初夏、花の咲いている時
利用部位:太い茎
利用法:皮をはぎ、3日ほど日干しにして保存
     1日3−6グラムを煎じて、3回に分け、
     食後に飲む。

10倍以上の量を飲むと、腎機能不全に陥ることもある。
煎じた液には、グラム陽性のかん菌、赤痢菌、
皮膚真菌類などに抗菌作用がある。

性病は怖ろしい病気なので、
上記の薬草が手に入っても予防程度に心得ていた方が良い。