(1)アケビ

五つ葉アケビの花
自然には山間部に行かないとないが、
園芸店などでも苗木が販売されている。
生け垣に植えている家もあり、探せば身近にある。
3つ葉、5つ葉と種類はあるが、薬効は同じ
薬効:利尿、通経
生薬名:木通
採集時期:初夏、花の咲いている時
利用部位:太い茎
利用法:皮をはぎ、3日ほど日干しにして保存
1日3−6グラムを煎じて、3回に分け、
食後に飲む。
10倍以上の量を飲むと、腎機能不全に陥ることもある。
煎じた液には、
グラム陽性のかん菌、赤痢菌、皮膚真菌類などに抗菌作用がある。
*木通は漢方薬局で入手できる |
(2)イチイ
葉の日干し・・・・・・・・・生薬名:一位葉(いちよう)

赤熟した実をつけたところ
常緑高木、「笏」を作った木
利用部位:葉
採取時期:必要時
調製 :葉を日干しにする
利用法 :一位葉5−10グラムを1日量として煎じ、
3回に分けて飲む。用量厳守。
高血圧の人は服用しては行けない、呼吸困難、
心不全になる可能性あり長期連用も行けない |
(3)オミナエシ
秋の七草の1つ
利用部位:根
採取時期:9−10月
調製 :日干し・・・・生薬名:敗醤根(はいしょうこん)
利用法 :1日量6−10グラムを煎じ、3回に分けて飲む |
(4)ナデシコ
種子の日干し・・・・・生薬名:瞿麦子(くばくし)
秋の七草の1つ
利用部位:種子
採取時期:秋
調製 :果実を乾燥させて種子をとる
利用法 :瞿麦子6−8グラムを1日量として、3回に分けて飲む
妊婦は服用禁止
妊婦が多量に用いると流産のおそれがある。 |
(5)紅花
利用部位:花
採取時期:6月開花期
調製 :管状の花を摘み取り、陰干し・・・生薬名:紅花(こうか)
利用法 :紅花3グラムを1日量として、冷酒に浮かべて3回に分けて飲む
婦人病に用いられる。 |
(6)ヘビイチゴ

実の直径は5−10ミリ
地面にはって拡がっている。
有毒と思われているが、無毒。ただ、不味い。
利用部位:全草
採取時期:4−6月開花期
調製 :全草を日干しにする・・・生薬名:蛇苺(じゃも)
利用法 :蛇苺5−10グラムを煎じ、3回に分けて飲む |
(7)桃
種の中の種仁を日干し・・・生薬名:桃仁(とうにん)
開き掛けた花を陰干し・・・生薬名:白桃花(はくとうか)
利用部位:種の中の種仁
調製 :種仁を日干し・・・桃仁
利用法 :桃仁3−5グラムを1日量として煎じ、3回に分けて飲む |
(8)ヒナタイイノコズチ
本州、四国、九州、中国地方で、
原野、路傍など日当たりの良い所にごく普通に見られる多年草。
茎は粗く分岐。
枝は対生し、4稜形で節の部分は太く、
しばしば紅色に帯びる。
葉は節に対生して楕円形、長さ5−12センチ、
先端はとがり、縁は全縁だがやや縮れ、
表裏に毛がある。
葉はやや厚く、光沢はない。
花期は8−9月。茎頂および枝先に穂状花序をつけ、
緑色の小さな花を咲かせる。
根は肥厚して長く細い側根を出す。
肥厚した根を硫黄で燻して乾燥させたもの・・・・・牛膝(ごしつ)と呼ぶ。
利用部位:根、葉茎
採取時期:根は秋、 葉茎は夏から秋
調製 :根・・・日干し
葉茎・・・陰干し
利用法 :牛膝5−8グラムを1日量として、
コップ3杯の水で半量になるまで煎じ、
3回に分けて飲む
日陰地に生えるイノコズチも同様に使える。
月経過多の人または妊婦は、煎じた液を飲んでは行けない。
子宮収縮の増強、鎮痛作用、
腸管の強い収縮が起きる可能性がある。
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