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       ビタミンA ビタミンB1 栄養素早分かり






ビタミンA(βカロチン、ルチノール)
 
機能

  皮膚、胃や腸壁、目などの粘膜の強化、
  夜盲症の予防(光を電気信号に変える際に必要な色素の原料になる)、
  動脈硬化や癌の予防(活性酸素を抑制)、悪玉コレステロールの生成抑制
  
性質
  水には溶けずに油脂に溶ける(調理に油脂を使うと吸収率が上がる)
  光・熱・酸素に弱い(抗酸化ビタミンのCやEと一緒に摂るとよい)
  体内ではタンパク質と結合して運ばれるので、
  タンパク質一緒に摂るとビタミンAの利用効率が上がる。
  乳幼児はβカロチンからレチノールに変換する能力があまり無いので
  レチノールで与えると効率がよい。
  肝臓に蓄積されたビタミンAを利用するには亜鉛が必要

不足による障害
  粘膜や皮膚が正常に働かなくなるため感染症に罹りやすくなる、
  肌や爪が脆くなる。夜盲症になる。
  味覚が鈍感になる
  
過剰摂取による障害
  ○βカロチン(主に植物に含まれている)から摂った場合には
  必要量しかビタミンAが生成されないので過剰摂取の障害は無い。
  βカロチンからビタミンA(レチノール)に変換される率は約20%で、
  変換には甲状腺ホルモンが必要です。
  ○レチノール(主に動物に含まれている)で摂った場合には過剰分が肝臓に  溜まるので頭痛・吐き気・脂肪肝・脳圧亢進症になりやすくなる。
  
妊娠初期の過剰摂取は奇形の原因となる

摂取量の目安
成人男性:750μgRE
成人女性:600μgRE
最大摂取量は男女とも3000μgRE

多く含まれている食物
アンコウやウナギの肝、銀ムツ、ウナギの蒲焼
鳥獣のレバー
モロヘイヤ、ニンジン、明日葉、カボチャ

手軽にビタミンAが摂れる食物(一日に必要なビタミンを摂るのに必要な量)
豚や牛のレバー(約6グラム)
ウナギの蒲焼(約50グラム)
銀ムツ(約40グラム)
カボチャ(約120グラム)
ニンジン(約50グラム)

ビタミンB1(チアミン)
 
機能:
  糖質をエネルギーに変えるのに必要な補酵素
  (米飯やうどん、パンなどをエネルギーに変えるのに不可欠)
  ネギ類に含まれるアリシンと一緒に摂ると機能が増す

性質:
  水に溶ける(ビタミンB1を含む食物を汁物に使った場合には
    汁に多量にビタミンB1が含まれる)
  弱酸性では安定だが、熱・アルカリに弱い

不足による障害
  脳神経がエネルギー不足なるために、イライラ、集中力や記憶力の低下、
  食欲不振、倦怠感、むくみ、筋肉痛、脚気が起こりやすくなる。
  アルコールを常飲していてビタミンB1が不足すると、アルコールが
  分解できずに残るために中枢神経が侵されて、手足や顔面麻痺、
  言語障害、記憶障害が起こりやすくなります。

過剰摂取による障害はない
  ビタミンB1は水溶性のために余分な量は排出されてしまいます。

多く含まれているもの
  ウナギの蒲焼、鯉、タラコ、紅ザケ、アイナメ
  豚ヒレ、豚モモ、豚ロース
  蕎麦(水溶性なので茹で汁に出てしまうの注意)
  玄米
  大豆やえんどう豆などの豆類

手軽にビタミンB1が摂れる食物(一日に必要なビタミンを摂るのに必要な量)
  豚ヒレ肉(約140グラム)、豚モモ肉(約150グラム)、
  豚ロース肉(約200グラム)、ボンレスハム(約160グラム)
  タラコ(約200グラム)
  ウナギの蒲焼(約190グラム)
  ソバ(約800グラム)