カメラ歴と古いカメラが欲しくなるまで
真剣にカメラのことを勉強したことはありませんでしたが、結構カメラ好きでした。高校生の頃は父のCanon AV-1(右の写真)を使ってよく友人の写真を撮ってました。修学旅行では写真担当でしたし、アルバム委員もしました。大学生になるとビデオカメラを使って撮るようになり、カメラはあまり使わなくなってしまいました。社会人になって使っていたカメラもキャノンオートボーイコニカビッグミニといったコンパクトで全自動のカメラでした。写真は機材よりシャッターチャンスだと思っておりました。

そして時代はデジカメに。結構出始めから手を出し、順々にバージョンアップさせ、今使っている3台目のデジカメPENTAX OPTIO430 (左の写真)を買ったたまプラザのお店で古いカメラがたくさんあるありました。そういえば横浜中華街のアンティーク街のカメラ屋さんが「ドイツのカメラは空が青く映る」って言っていたのを思い出しました。バシバシ撮るのはデジカメでいい。もうすぐ息子が生まれるのを控え、味がある写真が撮れるカメラが欲しいと思いました。そこでそのお店の人にそう伝えると、いろいろ相談に乗ってくれ、
ライカはハマルからやめた方がい。
とか、
レンズ交換できるやつも後からレンズが欲しくなっちゃうからお勧めできない。」
とか、親身になって教えてくれました(結構若い人でした)。そして私の美意識と彼のお薦めが一致したのがレチナの古めのやつ(距離計が付いていないレチナIIc)でした。その時はデジカメを買って資金がなかったし、勉強しようと帰りました。ネットでいろいろ調べたりしましたが、購入資金が貯まらず、買うまでには至りませんでした。

 

本気の1台目を買うまで
元々古い機械とかが好きで古い機械式腕時計もいっぱい持っています。スペックとか伝説とかが好きです。デザインが格好良くないと許せません。そんな私がレチナを見てからちょっとして(息子の写真用には一眼レフのデジカメを妻が購入していました)
、ちょうどカメラが買えそうなぐらいの小遣いが貯まったことに気付き、突然「カメラを買う!」って決めました。古いカメラに詳しい友人は身近にいませんでしたのでまずはレチナをネットで大調査です。レチナの歴代スペック等を調べているうちにIIc(左の写真)よりIIIcIIIの中でも大窓と呼ばれるIIIC、新しくまたスペックのいいものが欲しくなってきました。またここでシュナイダーのレンズの良い評判も聞きました。レンズが非常に大事であることもわかってきます。予算もどんどん膨らんでいきました。そうすると予算オーバーで買えないと思っていたカメラも視野に入ってきました。そして「カメラが壊れる」という話をいろいろ聞いているうちにやっぱり新しめのカメラにしようと考えました。予算は5万円くらい。

まず調査をしたのがCONTAX T2
○ 写真が趣味ではなかった私にも噂は届いていた(物欲雑誌が騒いでいた)名機。
○ 2万5千円ぐらいから買えるらしい。
○ いろいろカラーバージョンがあり、ゴールド&ブラックのやつ(左の写真)がかっこいい(今なら黒にするけど)。
カールツァイスのレンズはやっぱり凄いらしい
×ゴールド&ブラックは予算オーバー。物もなかなかない。
×ピントがうまく合わないことがあるらしい。
×あまりにも自動すぎる。
×銘柄は名前だけで実は京セラ。

するとカールツァイスを使っていてレンズも替えられるレンジファインダーカメラCONTAX G1もあることがわかりました。
○定価に比べて中古は非常に安い。標準レンズ込みで5万円くらい。
カールツァイスGレンズが使える。レンズも比較的安い。
×イメージしているカメラ像よりちょっと大きめ
×チタン色があまり好きじゃない
×ピント精度がいまいちらしい。
×あまりにも自動すぎる。
×銘柄は名前だけ

あと日経メカニカルで見たBessaもいいかもしれない。
○ 新フォクトレンダーのレンズも結構評判がいい。
○ なんと言ってもフルマニュアルメカニカルカメラ。
○特にクラシックな外観(に素人は見える)のBessa Tの記念モデル(左の写真)がかっこいい。
×ちょっと大きめのような気がした
×あまり機能がないくせに思ったより高価
×プラスチック外装でちゃちい。
×シャッター音が品がない。
×銘柄は名前だけで実はコシナ。

この3機種のうちどれにするかを決めるため、ある日新宿西口の大型カメラ店へ出かけていきました。実際に手で触ってみたらCONTAX GBessaもかなり大きくて(背が高い)重いのにびっくり。この時のコンセプトは、持ち歩き易くないとカメラを持ち歩かないのではないかという懸念もあり、小さめのいいカメラだったのです。また初めての中古カメラ店なので買うときの作法がよくわかりません。保証無しって書いてあるけどなぜ?保証出来ないくらいリスクが高いの?保証無しで壊れたらどうなるの?いろいろ頭をよぎります。いろいろ考えた末、第一候補はBessa Tが新しいのに古っぽくてかっこいい。でも予算をかなりオーバー。
次に安くて保証もいいと評判の中野のお店に行ってみました。 このお店はお客さんも従業員もいっぱいいて、候補であるCONTAXBessaもいっぱいあります。値段も新宿西口のお店より5000円ぐらい安い。しかも保証付き。ここで悩み出します。
Bessa Tは記念モデルも売っているけどトリガーなんて使わなそうだから、無しでもっと安く納めるのも手だ。」
「ボディのみでも売っている。でもボディのみだからレンズはどうしよう。」
Bessa TはMマウントだから、ここに売っているのLマウントレンズは使えないのが多い。マウントアダプターもいるの?それはいくら?」
いろいろ考えているうちに2時間が過ぎ、頭を冷やすために店の中を1周しました。

そしてライカコーナーの前へ。
「 これがライカかあ。思っていたより意外と安い(バルナック型)けど、ずいぶんぼろいなあ」とか、「このライカのレンズはBessaにも付くのか」とかいろいろ見ていました。そしてその横の棚に小さくて格好いいカメラを見つけました。ずらりと8台くらい並んでいます。初めて見る全く知らないカメラ。でもこのメーカーなら聞いたことがありました。たぶん名門ブランドであると推測できます。このカメラ達すごい綺麗で、そんなに古い物には見えません。そう!目にしたのはRollei 35(左の写真)だったのです。 全く勉強していないので全然わかりません。通りがかった店員を呼び止めて「これっていつ頃のカメラなんですか?」って聞いてみました。若い人の方が怖そうじゃなくていいと思って聞いたんですが、彼は研修生でRollei35のことはわからないみたいでした。ベテランの人に替わってもらい、いろいろ聞きます。複雑な使い方は逆に惚れてしまい、距離計はないけど露出計は付いているし、程度は抜群だし、値段も予算より安いし、購入決定です。包んでもらいました。Rollei 35TEの委託品です。2000円払うと保証も付けてくれました。傷、へこみなく、革ケース、ストラップ、金属フード、ケンコー保護フィルター、電池アダプター付き。初めての古いカメラはこれに決まったのでした。

 

本気の2台目を買うまで
さてさてうちに来たRollei 35TE。最初はフィルムを入れるのに手こずりました。最初は目測にとても違和感を感じましたが、現像してみるとピントがぼけぼけなのは滅多になくて一安心です。また家に帰るまで、気づかなかったのですがこのカメラには、ずっとCONTAXにこだわっていた理由であるカールツァイス設計(Rollei製造)のテッサー40mm/f3.5が付いていてびっくりいたしました。なんか縁を感じてしまいました。その後、レンズにカールツァイスって書いてあるテッサーモデルや、Rollei35Sというゾナーが付いたモデル、シュナイダーのクセナーが付いたモデル、復刻して作ったClassicというモデルなどいろいろなバージョンがあることを知りました。 また高級コンパクトカメラの元祖(CONTAX Tが元祖かと思っていたら)はRollei35だったのでした。当時は世界一小さい35mmカメラだったのです。 その後、ストロボを買ったり、ゴム製フードを買ったりしておりました。写真もたくさん撮りました。素晴らしい写りをします。しかし...とても気に入っているのですが...距離を目測で撮るということは絞らないとピントを外す可能性が高い→暗いところは撮れない。そして背景がぼけた写真が撮りにくいなどなどやっぱり問題もあるのです(今は目測に慣れたので絞りを開けても撮れます)。なので距離計の付いたカメラが欲しい!と思ってしまったら止まりません。また調査&苦悩の始まりです。

最初はロシア製カメラでお茶を濁そうかと渋谷のロシアカメラ専門店に行ったりもしてみました。
○2万円ぐらいで買える
○いかにも古いカメラっぽくて良い
○調子の良いカメラとレンズでは非常に良く撮れるらしい 。
×最初期型(バルナックコピー)でないと格好悪い
×部品精度がよくないらしい
×保証無しのお店が多い。
×汚いカメラばっかりだった(渋谷のお店では)。
どうもぴんと来ないので候補落ち。

ってことで相変わらず候補として残るCONTAX Gシリーズ。今度はランクを上げてG2
○ピント精度が上がったらしい。
○手動ピントリングが往年のCONTAXっぽくてよい。
×G1に比べて倍ぐらいの値段がする。
×やっぱりこの色は好きじゃない。黒は高すぎる。
×やっぱり全自動はどうも...

BessaはマグネシウムボディのR2
○金属ボディになって安っぽさが薄れた
○Mマウントレンズが使える
×いくら高級感を出してもやっぱりコシナ製...
×使えるとはいえライカのレンズは高くて買えない

また会社の同僚が使っているというNikon FM3Aというのを見てみると結構良いです。
○金属ボディでよい
○替えレンズが安く中古で出回っている
○本体も中古なら結構安い。
○手動カメラだけどAEは付いているのは便利
○標準のパンケーキレンズが格好いい (特にフジツボフード)
×一眼レフになぜだか魅力を感じない
×自分の首から下がっているのを想像してもやっぱりピンと来ない

そんな風に調べていくうちにコシナがOEMで作っているR2の兄弟Rollei35RFというモデルに目を付けました。またしてもRollei
○すばらしいレンズ(カールツァイスゾナー+HTFコーティング)
○見た目がR2より好き
○R2より更に高級感がある
×標準のカールツアイスレンズがめちゃめちゃ高い。
×Rolleiといいながらもボディは実はコシナ製
調査に調査を重ね、トリガーワインダー付き新古品で13万円弱っていうのをネットで見つけて、それを買おう!と決めました(かなり予算オーバ〜)。

家族に一日休日をカメラ屋周りに使うことを許してもらい朝から銀座に出かけます。有名な銀座カメラショップも私は1度も行ったことがありません。ネットで調査して、地図までプリントアウトして、銀ブラして、最後に銀座に外れにあるお店でRollei35RFを買う予定でした(お気に入りの中野のお店は在庫がなかった)。

最初は委託販売で有名なお店です。肩からライカを提げた人とかツイードのジャケットとお揃いの布地のハンチング帽に、カメラ用の布製ショルダーバッグを下げて...みたいなあんまり街で見ない人たちもいます。ここにはRollei35RFの中古がいくつかありました。そして大好きなRollei35のバリエーションとかオプション品とか喜んで見ていました。あれ、なにこれ?ちっちゃくて二つ目のカメラがあります。それはRolleiflex 4x4 GrayBabyでした。かわいい!こんなカメラあるんだ。古いカメラの勉強は全然出来ていないのでこんな小さな二眼レフがあるのを知らなかったのです。値段は...3万5千円!安い!これだ!これにしよう!!!天啓がひらめきました。見た目が格好いいし、上から覗いて撮るなんて最高!しかも安い(とここでは思ってしまった)。中版が恐れるに足りぬことはなんとなくわかっていたし、私のメインカメラにしようとまたもや店の中で急に決めたのでした。

でも全く勉強していません。 そのお店にローライの本があってそこでにわか勉強です。
1) 4x4はフィルムがない
2) RolleicordRolleiflexのD以前は露出計が付いていない。
3)
Rolleiflexには2.83.5Tがあって、は安価版である。
そこで決めたのは 『買うのはRolleiflexの露出計が付いているモデルで程度が良く10万円ぐらいのもの、お店の保証付き、もしくはフィルムはどうにかなるらしいからBabyの綺麗なやつ』
そのお店にはたくさんのモデルがあったのですがみんな綺麗じゃないものか、凄い高いもので、ちょうど予算ぐらいで程度のいいのはありませんでした(後で知ったが保証も無し)。そこで周辺のカメラ屋を順々に回りました。Babyの戦前モデルは結構高いのを知ったり、戦後のGrayモデルは革の縁が茶色くなっているものばかりだというのをわかってきました。そして予算に入る露出計付きflexはだけということも。ローライの解説書である「使うローライ」を買って移動中、休憩中に勉強します。
銀座を諦め、新宿西口に移動です。1件だけTで程度がよさそうなのがあったのですが、保証無しでした。値段は6万円ぐらいでした。次に中野です。ここでは残念ながら程度のいいのは2.8GXぐらいしかなく、価格も20万円オーバーです。 ローンを組もうかまで思い詰めましたがそこまでは出来ません。中野のお店にあるマミヤCの極上品にしちゃおうかとも思ったんですが、やっぱりしょせん物まね品なのでRolleiflexが試したくなるに決まっています。新宿に戻って保証無しを買おうかとか思いながら休憩しているとRollei本の中に「Tはテープが切れると直らない」(未だにどこのテープだかわかっていないんですけど)って書いてあるのを見てやっぱりはやめた方がいいかもとその日は何も買わず帰りました。

 
浮気と出会い
並行してネットオークションでいろいろ見ているうちに国産レンズシャッター機がめちゃめちゃ安いことに気付きました。冗談半分で入札したら2000円でキャノンキャノネット(右の写真)のファーストモデルを落札しちゃいました。これが綺麗だし、レンズは明るいし、電池要らずのAEだし。結構気に入って、中古でストラップを買ってあげようと思い、ネットで安いと評判の目黒のお店に年末に(営業最終日)行ってみました。

確かに安い。周辺機器も揃っています。そしてネットでは在庫表示のない外国製品も置いてあります。Rollei軍団も10台ばかり。値付けが安いです。Rollei3.5Fが6万円台で置いてあります。綺麗ではないのですが10万円を大きく切っているのを初めて見ました。よく考えようと思って店の中を巡回します。再度Rollei棚の前に戻ると、無い!3.5Fだけ無い!後ろを見るとおじさんがそれを見ています。うう、売れてしまった...陰から様子をうかがっているとおじさんは買うのをやめたようです。おじさんが帰るまでじっと待って自分も見せてもらいます。触るのは初めてなので、一応勉強してきましたが壊しちゃったら大変です。付いてくれた女性の店員に一つ一つ使い方を習いながら触ります。上からファインダーを覗きます。おー映ってる(今思えば汚かった)。シャッターを押してみます。チッて感じ。軽い。音が小さい。レンズの綺麗さなんて私には判別できません。ネガティブポイントとして書いていないのだからOKとしておきます。保証は?聞いてみると2週間は返品OKだけど保証無しということです。2週間なら使い倒せるかもしれないし、この値段ではもう3.5Fには会えないかも。初めて触ったRolleiflexを買うことに決めました。
 
短い蜜月と苦悩
うちにきたRolleiflex3.5F。ホワイトフェイスで巻き上げクランクがツルツルの後期タイプです。レンズは人気のあるプラナー75mm/f3.5。よくみると塗装をタッチアップして直した跡も見つけました。ファインダーも周辺は曇っています。でもまあ許せます。そして3.5Fにはゴッセンの露出計が距離計ノブに付いています追針式の露出計です。Rollei35もE型になるまでは同じ形式でした。そしてその買ってきた3.5Fの露出計はシャッタースピード、フィルム感度、フィルター補正ノブには連動しているのですが、絞りに連動していないことがわかりました。ネットで聞いてみるとどうやら壊れているようです。わざわざセレン電池が死んでないのを条件に買ってきたのに。他の機械の調子は良さそうな感じがします。他のカメラの露出計を使って撮ってみましたがちゃんと綺麗に映ってました。悩みます。壊れているんだから返品しようか、露出計の故障はだめと言われるかもしれない、強く出れば大丈夫かもれないし、その前にホントに手放していいのか、露出計なんか壊れててもいいっていう人いっぱいいるし、この値段じゃもう3.5Fには会えないかもしれない...悩んだあげくとりあえず返却してからもう1度考えることにしました。

時期は正月。その店は7日からの営業です。返しに行けないつらい時期が続きます。家で悶々としているうちに、ミノルタALSヤシカエレクトロ35GT(右の写真)を落札してしまいました。そして返しに行く当日(7日)の朝まさかと思って入札してみたRolleiMagicを超破格値で(ジャンク扱いだけど)落札してしまいました(見た目があまりすきじゃなかったけど、Rolleiflexファミリーだし、AEっていうのにちょっと興味があったし)。
 
別れと出会い
正月が明け、勢いこんで目黒のお店に返しに行きました。店に入る「返品はどうしたらよろしいでしょうか?」と聞き、売った担当者の女性が来て、状況を説明します。その女性は他の従業員数人と私の言うことを検証しています(若い人ばかりで詳しくないのでしょう)。10分ほど待たされ、返品は認められ、無事お金は戻ってきました。

その日は時間があったので再度Rollei探しです。勉強もしたし、前と条件が変わっています。
『買うのはRolleiflex。露出計が付いているモデルで、機械の状態が良く、外観は悪くても可。10万円ぐらいのもの、お店の保証付き』
行ったことのない新橋のお店数軒、銀座を再び1周。全然予算内のものはありません。私には2.83.5も縁がなかったのかと考え、Magic(右の写真)をOHして私のメインカメラにするか...なんて思いながらそして御徒町へ移動しました。

そこはRolleiの品揃えでは結構有名なお店。1Fの時計店は何度か行ったことがあったのですが地下にこんな空間があるは!ちょっとした美術館みたい(ちょっとおおげさ)。でも全然古いカメラが古ぼけて見えない店構え。そしてRolleiはたくさん。付属品もたくさん!でもやっぱり買える値段の2.83.5はないみたい。外観が悪くてもオーバーホール済みとかならいいと思っていたんだけど。そして発見したのがRolleiflex Tのフル装備のピカピカなやつ。10万円弱だけどこれだけオプション揃えると数万円しちゃうからお得かもしれないと思いました。あと3件回っていい出物が無かったらこれを買っちゃおうと決めて店を出ました。

ネットで見たヨドバシカメラの近くにあるお店というのを(地図がなかった)探しながら歩いていると、予定外のお店のショーウインドーにRolleiflexBabyが1つずつ並べて置いてあるのを発見してふと立ち止まりました。1つがRolleiflex2.8Fのピカピカなやつ。この綺麗さにしては凄い安い。他のお店なら25万円オーバークラスでしょう。そしてBabyは戦後版のブラック!店主と話をします。保証は半年付き。こんなに安いのは程度がそれなりなのかと聞くと、全然!完調で、たまたま安く買ったから安く売っているだけだと。予算オーバーだと言うと1万5千円ぐらい安くしてくれたので、買うことに決めました。これがうちの2.8Fであります。低速シャッターが粘っていましたが持ってくればOHしてくれるということで、その時は持ち帰りました(後日調整済み)。しかし隣にあったBlack Baby!こっちもピカピカ。そう元々Rolleiflexに惚れたのはBabyの小ささだったのです。でも2つはとても買えませんので諦めました。このBabyは黒だから高かったし。
 

Rolleiflexが増えていく
うちにきた2.8F。そうご存じの通りRolleiflexの最高峰です。レンズはもちろんカールツァイスプラナー80mm/f2.8。シュナイダーのクセノタールの方がいいっていう人もいるけどね。どうしてこんなにピカピカ?ってぐらい綺麗です。低速シャッターが粘っている(後日調整済み)のと巻き上げクランクがちょっと重い(後日整備済み)のだけがネガティブポイントですが、実用上問題ありません。露出計通りの撮影で綺麗な写真が撮れました。ストロボ接点、セルフタイマーもOK!です。

そして2.8Fがうちに来てから2日遅れてMagicが届きました。「ジャンク品、あまり綺麗ではありません」と書いてあったものだったんですが、これも凄い綺麗。惜しいことにシャッターが粘っていて実用には耐えませんが、シャッターのOHをすれば極上カメラになりそうです。

Rollei35(どこでも持っていけるコンパクトカメラ。でもコンパクトカメラとは思えない写り)、RolleiMagic(クセナーの写りとAE機構付きお手軽二眼レフ)、Rolleiflex2.8F(最高級二眼レフ)と3台体制になり私のコレクションは完成かと思われました。しかし勉強すればするほど、戦後のBLACK BABYが気になる!なんと5000台しか作られてない!やっぱりあの時買っておけばよかったと後悔していました。

それからしばらくて金欠になりすぎたと勘違いして、秘蔵の時計を2本手放してまとまったお金が手に入った時に、その勘違いに気付き予定外のお金が出来てしまいました。もちろん貯金するのが一番です。でも大事な時計手放したのに...このお金があればBLACK BABYが買える。でも知っている人が見たら当然買うだろうからもう残っているわけがない...じゃあどうする?LEICAHASSEL?とまたもや悩み出してしまいました。

LEICAだったら露出計付きのM6.。
○やっぱり天下のLeica。使ってみたい。
○M型の中では比較的安い
○比較的新しいので綺麗なものが多い
○完全機械式
○ライカの操作感は健在
×私には高すぎ(特にレンズ)。今回はボディしか買えないかも。
×後でM3が欲しくなる可能性有り。
×M6でも初期型は露出計が壊れやすいらしい。

そしてHASSEL。買うなら500C/M
○ 完全機械式。
○ やっぱり中版の王様。
○右の写真の組み合わせ(白鏡胴のレンズ)がめちゃめちゃかっこいい
○ウエストレベルで撮るカメラが好き

×換えレンズは高すぎて絶対将来買えないから、レンズ固定カメラと同じ
×構造が複雑で手順を間違えてると壊れるらしい。
×修理も高いらしい

昔Leicaと双璧だった本家のCONTAX IIとかIIa
○昔のカールツァイスレンズが使える。
○基線長が長いので135mmレンズも余裕で使える。
○超メカニカル
×露出計付きはいまいち格好悪い
×人気があまりない(たぶん)割に高価
×使いにくいらしい
×壊れたら直せないこともある、もしくは修理代が高価

LEICAは(かつて)35mmの王様、HASSELは(かつて)中版の王様。Rolleiは二眼の王様。やっぱり王様好きみたいです。 昔は家1軒とか2軒とかの値段だったんだから、こんなのが庶民にも買える今は幸せです。

M6にしろ500C/Mにしろどちらも安くて状態のいいものに出会えないと買えないので、ネットオークションを眺める日々が続きます。ウォッチリストにどんどんカメラが増えていきます。そんなある日、戦前Rolleiflex BABYの綺麗なのがオークションに出て、気合い入れて入札しましたが負けました。そんな中、とりあえずRolleiflex2.8Fのシャッターの調整を頼みに、買ったお店に行く途中、前にも行った御徒町のお店に寄りました。

そのお店はRolleiLeicaHasselContax(ドイツの)がほとんどです。保証もしっかりしているようです。決算セールで10%引きをやっています。M6は安いのはなかったのですが、500C/Mは買えそうな値段で気に入ったのがありました。悩みましたが、これから行くお店でまた掘り出し物があるかもしれませんのでそちらに向かいます。

レンズのオーバーホールとクランクのオーバーホールを頼み、恐る恐るショーケースを見ますとまだあのBLACK BABYが残っているではありませんか!実は心の中で決めていたのです。このBLACK BABYが残ってればそれを買うって。LeicaHasselは売れてしまっていたときの傷心をいやすためのカメラだったのです。 こっちは機械も絶好調のようです。またおまけもしてもらい買うことにいたしました。

やっぱりBABY(左の写真)は可愛い!(写真じゃわからないけど)ベスト版が手に入りにくいなんてこの可愛さに比べればネガティブポイントではありません!クロワチア製elkaが入ってこなくなったら120フィルムから切り出します!露出計も買ってあげちゃいました。やっぱりGossen。最初は昔のやつを使っていたけどやっぱり精度に不安があるのでデジシックス(右の写真)に買い換えちゃいました。嫌いな人が多いライトバリュー式ですが露出計がライトバリュー値を出してくれるので私は使いやすい(素人だから?先にライトバリュー値を併せてから絞りかシャッタースピードを好きな値に変えます)。


4台のローライが揃って、こりゃあ立派なRolleiマニアかと思ったのですが、後日残念ながらライカを買うためにマジックローライ35TEは手放し、今は2.8FBlack babyの2台になりました。そしてオプション探しに精を出し、2.8F用はミラーレンズキャップ、金属フードを、Baby用はローライナー3、フィルター、レンズキャップ、金属フードを手に入れました。Baby用のキャップもフードもGray用なので染めたり、色を塗り替えたりしようかと思っております。

それからまたしばらく経ってからのことです。古いカメラで写真を撮るようになったきっかけはRollei35TEでした。それからたくさんのカメラを手に入れて、とっかえひっかえ写真を撮りました。普通はL版でプリントしてますが、気に入った写真は2Lで持っています。たまに気に入った写真達を見帰すのですが、一番最初にRollei35TEで撮った写真いいんですよねえ。やっぱり古いツァイスのレンズはいいと改めて思いました。やっぱり手放したのは惜しかったです。そこで再度物色始めました。さてさてRollei35を整理し直します。

色はブラック限定!

Rollei 35初期ドイツ製

カールツァイス製テッサー付き。Compur-Gossen-Ziess銘があり、巻き戻しレバー根元が金属。超レア

コメント:一番欲しいけど無理。黒もないかもしれない。

Rollei 35後期ドイツ製

カールツァイス製テッサー付き。Compur銘があり。人気で高価

コメント:二番目に欲しい。やっぱりカールツァイス銘の入っているレンズがいい。

Rollei 35最初期シンガポール製

カールツァイス製テッサー付き。

コメント:上のやつより安いだろうからいいかもしれない。

Rollei 35シンガポール製

レンズがローライ製に。シュナイダーのクセナーがついているモデルも若干あり。

コメント:別にこれでも文句はなし

Rollei 35T

名前が変わっただけ。

コメント:同上

Rolle i35S

Rollei製ゾナー付き。f3.5からf2.8に。シンガポール製のみ。

コメント:1色多いと言われるゾナー。明るいぶん使いやすいかもしれないけど、ジュピターと同じような描写かもしれない。でもハインツ・バースケは認めてないとか...

Rolle i35TE

テッサー付きで露出計がLEDに。これに伴って露出計口の位置、電池室の位置、レンズの沈胴スイッチの位置等大きくモデルチェンジした。

コメント:人気があまり無いみたいけど使いやすかった。これでもよし。

Rollei35SE

ゾナー付きで同様の変更。

コメント:上二つのあわせたコメントで。

Rollei35クラシック

復刻モデル。ゾナー付き。露出計は35Sと同様の追針式、沈胴スイッチは35SEと同じ位置、ホットシューが底面から軍艦部に。非常に高価。

コメント:まあ高くて買えないけど、上に付いているホットシューが出っ張っていてかっこ悪い。出っ張ってなかったらよかったのに。色の配色も真っ黒の方が好き。

Rollei B35

安価版。レンズはトリオター、露出計はセレンで非連動、プラスチックボディ等安価にするための工夫満載。フィルムカウンターが軍艦部にあり、沈胴スイッチもレンズ横にあり使い易い。ドイツ製とシンガポール製あり。

コメント:トリオターが結構よく写るらしい。これも安かったらあり!軽いし、電池要らないし。

Rollei C35

B35から露出計を除いたモデル。昔は一番安かったが今は超レア。

コメント:白鏡胴しかないし、高価だし買わないと思う。

Rollei 35LED

B35をLED化したモデル。

コメント:うーん、どうでしょうか?よっぽど安かったら買うかも。

以前と比べるとかなりヤフーオークションの価格が安くなりました。状態のよさとタイミングと値段で決めようといつも数台のローライ35がウォッチリストに入っているのですがなかなか買うまでにいきません。そしてドイツへ出張に行った際にカメラを自分のお土産にしようと何件かのカメラ屋をのぞいてみましたが、みんなヤフーオークション価格よりは高い。税金も高いしね(税金が返ってくる場合もあります)。諦めかけた最後の店、ケルンの駅前の店で見つけました2台のローライ35。1台はブラックのテッサーつき200ユーロ、もう1台はブラックのB35100ユーロ。どちらも日本より安そう。序ショーケースからみた感じでローライ35テッサーつきの方は貼り革の状態がちょっと気になったのでB35の方を見せてもらいました。傷なく、ドイツだから湿気もないのでレンズも綺麗。露出計もちゃんと動いている。ペチンっているシャッター音はしかたないところです。「ストラップないの?」と聞いたら引き出しから探してくれて付けてくれました。まあまあ安いでしょう?

デザイン的には35の方がかっこいいですが、レンズに同軸のシャッタースピードは使いやすいし、35TEに比べてずいぶん軽い(気がする)。ドイツへはライカM6にアベノン21mmつけて持ち歩いていたのですが、それに比べてめちゃめちゃ軽い!。そのままドイツの景色を撮りながら帰ってきましたが、出来上がった写真はコントラストも高く、色も綺麗で、モー大満足。撮影サブカメラはこのカメラに大決定!中版でメイン撮影のときはこのカメラも一緒に持っていくことに決めました。

ドイツで買ってきたシンガポール製ローライB35ですが、1つ気になる点があることを書くのを忘れていました。ファインダーです。どうしてあんなに右手側よりにあるのでしょうか?私は左眼でしか覗けないので右手と鼻が重なるぐらいの状態になってしまいます。ローライ35は最も左手よりにあるのに。せめてセレンと逆になればよかったのにきっと露出計の関係とかいろいろスペース的な問題があってああなってしまったのでしょう。

やっぱり古いトリオターレンズですからフードは付けたいし、せっかく綺麗なレンズなので保護フィルターも付けたいです。今日本では国産でローライに合うようなものを作ってくれているからありがたいです。とりあえず勝手付けてみましたがフィルターは厚くて(レンズ径に対して)かっこ悪いし、ねじ込み式の丸い金属フードが思いっきりファインダーがケラレてこれもがっかりです。人にファインダーを覗かせてあげたらこのフードのケラレにびっくりしてました。「写らないの?」って。やっぱり純正のフィルターと四角いフードがいいですねえ。純正フードは高くて買えませんが、メディアジョイで作っている四角いフードは安くオークションで手に入れることが出来ました。

ハッセルブラッドのオプションを買うために始めたeBayですが、ちょっとローライ関係も探してみるとやっぱりローライ35いっぱい出品されております。お金も無いのでそうそう買えないのですが、ちょっと入札してみたドイツ製ローライ35ブラックをめちゃめちゃ安く落札できました。ストロボ付で9000円。安すぎ。写真がボケボケで説明もあまりなかったので倦厭されたようです。写真にも写っていてわかっていたのですが角が1箇所だけつぶれてますが気にしません。なんたってカールルァイス製のテッサー入りです。レンズ鏡胴の横にはCompurってかわいい字体で書いてあります。シンガポール製と同じだからとか言いますが、やっぱり違いますねえ。塗装も違う気がします。人気があるのもわかりました。

さてさてブラックにこだわったローライ35ですがB35を手に入れたときはかっこいいし、軽いし、よく写るしということで「ローライ35のテッサー付とかゾナー付はいらないかも」なんて思ったのですが、手にしてみるとやっぱりいいですねえ。それぞれに良さがありどちらも素晴らしいカメラです。さすがローライ!ゾナー付は?いつか買うかも...

続きはblog