私のメッセージ

文京のまちはどうなる?

ルピナス LETTER 23号  2002年・ 夏号(4・5・6月分)から

▲当会主催「文京のまちづくりを考えよう! 住みよいまち、福祉のまちへ」の学習会で。講師の川西崇行さんと。

 私たちのまちに、学校の近くや住宅地であろうと、中・高層マンションが次々と建設されています。教育環境や住環境を守ろうとする住民の反対にもかかわらず、この建設をストップさせる有効策はあまりありません。
 むしろ、先に制定された都市再生関連三法により、ある特定地域は都市計画の規制がすべて撤廃され、民間ディベロッパーに有利な都市開発が進められようとしています。また、建築基準法の一部改正によると、さらに規制緩和が進み、住宅地における過大な容積率の割増が可能となります。根津一丁目地区では総合設計制度による共同住宅の建設中ですが、今後は総合設計制度も自治体による許可制ではなく、民間検査機関による建築確認の手続きのみで迅速にできるということです。これでは、住民の意向やまちづくり計画を無視した高層ビルが野放しに建てられることになります。
 私は秋田県鷹巣町で「住民参加の福祉のまちづくり」を視察してきましたが、ハードな部分もふくめて、やはり「住民がどんなまちを作りたいか」ということが原点だと思いました。この改正案では、「まちづくりに関する都市計画の提案制度」も創設されますので、住民の意思が十分反映されるようなまちづくりを進めていきたいものです。
 

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