私のメッセージ
 
 

教育長の暴走か? 区長の独断か? 
「文の京の自治基本条例」が泣きます!

ルピナス LETTER 40号 2006年秋号  

●形骸化されたパブリックコメント
「文の京の自治基本条例」の28条には「執行機関は、協働・協治の視点に立って、政策の立案、実施及び評価の各段階において、区民等の参画を図り、開かれた区政を目指す」とありますが、法的に保障されたパブリックコメントの制度はあるものの、区民の意見は、政策・立案過程にほとんど反映されていません。区からの回答も区民意見に対して適切に応えていないばかりでなく、判で押したような決定事項を羅列しているだけです。区長は新大塚公園を守る会が集めた保存要望の1万7千名余の署名さえ、その重みを真摯に受け止めていません。


●非公開ばかりの会議資料
 区では、元町公園や七中・五中についての会議を立ち上げたり、現地の予備調査や現況調査などを業者に委託していますが、その会議資料や、業者の報告書は情報公開請求しても非公開となっています。また、元町公園に関して、有識者から文化財的価値をヒアリングした内容、区が示した3つの案に関し委員会で質問しても、都市計画審議会には資料として提出するということで、今回は一切説明をしませんでした。文化庁とも頻繁に会い、交渉していることも明らかになりましたが、交渉内容は伏せたままです。


●ふるさと歴史館だよりの隠蔽工作!?
 ふるさと歴史館だより第13号は定期の発行より遅れ、また体裁も従来の8ページ仕立てではなく6ページに変えられたものが区民に届けられました。この経緯を追求していくうちに、学芸員が元町公園に書いた記事が意図的に削除され、急遽、刷り直して三つ折のパンフレットのようにしたものを発行、しかも書類上の不備なども生じたことがわかりました。区は改ざんしたわけではなく、組織対応がまずかったと弁明し、ずさんな仕事ぶりには平謝りでしたが、問題はこのような小細工までして元町公園の価値を区民の目からそらす、区の姿勢です。


●元町公園の文化的価値を正式に検証すべき。
都市計画審議会が指摘した文化財的価値の検証に関して、区は「歴史性の継承」の検討というばかりで、(財)文化財建造物保存技術協会に現況調査を委託しました。これは、公園の実測や樹木の調査がメインですから、いくつもの学会や有識者が指摘しているような文化財的価値を調査したことにはなりません。文化財保護委員会の委員が任意に調査した結果の報告書も棚上げ状態では、教育委員会で正式に文化財保護委員会に諮問し諮るべきです。区がなぜ、このようにかたくなに公園の文化財指定や名勝指定から逃げるのか、そもそもの要因は何か、区民の中でも疑念が生じています。元町公園を万が一壊すことになれば、後世に禍根を残すと言っても過言ではありません。議会の対応や議員個人の意見も注目されています。


 

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