プロフィール3

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 【レッスンについて】(2006年6月1日更新)

 現在、東京(豊島区駒込のスタジオ)と名古屋でレッスンを行っています。名古屋のレッスンは、現状ではいっぱいの状態です(現在募集はしていません。ただし、体を痛めたなどの場合、臨時でのレッスンを拝見することはできます)。東京のレッスンですが、私とアシスタントの先生お二人(桐朋卒、東京音大卒)で分担して行っています。お二人とも私のレッスンの方法論を学習中で、とても熱心な方たちです。レッスンの基本的な部分は私が担当していますが、分担の方法は、生徒さんに状況に応じて決めています。東京のレッスンですが、現在、どの時間帯にもに若干の余裕があります。ただし、土日のレッスンは、ほぼ確実にアシスタントの先生との分担制になります。平日夜の時間帯は、曜日に限定があります。また、こちらも分担になる可能性が強いとお考えください。平日日中のレッスンについては、まだ幾分余裕があります。

  私たちのレッスンの基本的なコンセプトは、体の使い方やヴァイオリンの奏法、音楽的な考え方をしっかりした論理でとらえ、生徒ひとりひとりが持っている能力を最大限に利用し、音楽をできるだけ楽しむことができるように、それぞれの生徒に合わせた方法論を作る、というものです。

  レッスンのコンセプトを簡単に例示すると、次のようなものになります。

  1)例えば「肩の力を抜きなさい」ということは誰でも言えますが、「このようにしたら(これこれこういう仕組みで)力が入るので、力を抜くためにどんな意識をもって、どのような練習をしたらよいか」ということを理解していただくことが大切だと考えています。

  2)「ここはクレッシェンドだから大きくして、ここはアクセントがついているから強く」ということは、楽譜を見ればわかることです。そうではなく、「ここがクレッシェンドなのは何故か」を判断し「どのような奏法をつかってそれを表現するか」ということを理解していただくことがレッスンであると考えています。

  3)「大人から始めたのだからどうせこのくらいにしかならない」という上限を最初から定めて「これはできなくてもよい」と考えるのではなく、それぞれの生徒ができるだけ上達できるための方法論を模索することが、指導者の仕事であると考えています。

  4)体の使い方に最大限の注意を払うことが、指導者のつとめであると考えています。私自身は、自分が体を痛めた時に習った整体術の心得があり、実際に体を痛めた方のご相談に乗っています。もちろん、私は医者ではありませんので、「治療する」ということではありませんが、体を緩めたり血行を良くするトレーニングを行ったり体の使い方や日常生活を改善することで、ほとんどの方の状況が改善しています。その経験を踏まえ、負担がかからない、効率のよい体の使い方を共に模索することが大切であると考えています。

  5)できるだけ良い音楽経験をしていただくことが大切だと考えています。アンサンブルセミナーや少し変わった発表会など、さまざまな体験をしていただけるように努力しています。

  6)先生が生徒を選ぶのではなく、生徒が先生を選べるような環境をつくるべきである、と考えています。また、複数の先生につくことも、一定の条件が満たされるのであれば、かまわないと考えています。練習不足や能力の欠如で、こちらから辞めていただきたいと言うことはありません。むしろ、いろいろな問題を抱えている方を指導することが、教え手にとっての幸せであると思っています(ただし、私以外の先生の方がその方に向いていると思う時には、理由を説明してお辞めいただいたことがありました)。

  まだまだありますが、私の考え方については、ウェッブサイトや著書、サラサーテの記事などが参考になるのではないかと思います。

  レッスンは、生徒さんの状況に応じた編成になっています。毎週の方も不定期な方もいらっしゃいます。必要であれば、レッスンの間隔を短くしたり、時間を延長する、などの柔軟性をもてるように努めています。スケールや個別の課題について、臨時のレッスンを行うこともあります。また、年に5、6回のペースで、理論講座を行っています。これは、マンツーマンのレッスンでできること(時間の有効利用)を増やすために、皆さんに共通した課題を一緒に学習していただくための企画です。内容については、私の音楽活動のページをご覧下さい。

  レッスン内容は上記のようなコンセプトで行っていますが、使用テキストは多岐にわたります。生徒さんの状況により、必要に応じて選択しています。通常の使用テキストは(括弧内は使用頻度の低い物です)下記の通りですが、その他の物を使うこともあります。

  スケール:フリマリー、カール・フレッシュ、ガラミアン、(セブシク、小野アンナ)

  エチュード類:ウォールファート、カイザー、ドントop.37, 38, 35、クロイツェル、ローデ、(マザツ、フィオリロ)

  テクニック系:シュラディック、セブシクop.8、(オーシャール、セブシクop.9, op.1、ドゥニス)

  導入用テキスト:アウアー、マイア・バンク、ホーマン(イオネル・ジェアンタ)

  エチュードの使い方も、やや変わっているかもしれません。順にこなしていくことはほとんどなく、目的によってあれこれと練習していただいています。また、音感を鍛えるためにソルフェージュの教材を使ったり、体の使い方を理解していただくために他の本を読んでいただいたりすることも少なくありません。

  私のレッスンでは、生徒さんのレッスン内容と状態を必ず記録しています。多くの方が、記録をコピーして参考にされています。レッスンは録音やヴィデオ撮影も自由です。生徒さん本人のために一番よい方法を、それぞれの生徒さんについて考えるようにしています。また、未発表の資料が膨大にあり、それらもデータとして使用しています。

  現在、定期的にレッスンに通われている方は、約50人です。内訳は、レイトスターターが25名強、アマチュアのベテランが10名強(学生を含む)、専門教育を受けた方が5人、あとは、専門科志望の学生さん、リスターターが数名ずつです。児童は現在は一人だけです。私としては、子どもを教えることが好きなのですが(苦笑)、これまでの経緯から、どうしてもレイトスターターや体を痛めた方、弾き方がわからなくなった方などが多い状況です。音大に進まれて卒業された方以外は、おやめになる方がほとんどいない状況(休学中は5名、やめられた方は4年間で4名、うち2名は、私の方からご遠慮いただきました)なので、あまり大々的に生徒さんを募集することはできませんが、私たちの経験値が向上し続けるためにも、新しい生徒さんを少し拝見してみたいと思っています。

 体を痛めている方は優先いたします。私自身が整体やトレーニングの指導をしています。体を痛めて来られる方は多いですが、できるだけ、ヴァイオリンを続けられる状況を作り出すお手伝いをしようと思っています。

  レッスン料については規定がありますが、詳細はお問い合わせください。申し訳ありませんが、いわゆる「体験レッスン」は、意味がないと考えておりますので行っていません。ただし、レッスンの見学は受け付けています。合わせて、ご相談ください。

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