日曜大工


マンションのフローリング、U字溝と土留と生垣、車庫など主なものをまとめてみました。

作業スペースを追加しました。

最終更新日 2006.8.19

作業スペース



束石と根太と柱


構造材の取り付け


垂木の取り付け


上から見た垂木


ポリカ波板の取り付け


屋根構造材の追加と筋交い


束石の追加


補強の追加


作業スペースは雨でも風力発電用の風車の製作、苗ポットへの種まきと保管が出来るスペースとして2×4材で作りました。

長さ7.28m、幅3.64m(一部3.185m)、高さ1.82m+束石の高さ(低い所)のサイズです。

温室にも変更できるように屋根、側板は透明なポリカの波板にしました(短辺側はまだ張っていません)。

束石は大体の所に置いて根太が水平になるように調整して、根太を載せて根太の直角を出してから位置と高さの微調整をします。

制作費を抑えるため、今回、根太は2×4材を2枚貼り合せて使用しました。根太は貼りあわせる前に2×4材の柱を一方の根太

となる方にコーススレッドで取り付けてから貼り合せます。

下げ振りで柱の垂直を出し垂木で仮止めをしてから屋根の構造材を取り付けます。

柱には予め屋根の構造材を取り付ける位置に構造材を載せるための20cm程の長さの2×4材を取り付けておきます。

屋根の勾配に合わせて構造材を面で支えるように切っておきます。この上に屋根の構造材を載せ柱にコーススレッドで固定します。

幅が3.64mある所の屋根用構造材は12フィートでは足りないので30cmの2×4材を足し20cmの2×4材で両側から挟み

ネダボンドとコーススレッドで固定して延長しました。

長辺方向の一方の柱は家のサイディングとの間にスペーサーを入れて垂直に固定し、もう一方は下げ振りで垂直を出してから

コーススレッドで屋根用構造材を固定して行きます。

屋根用構造材の上に垂木を長辺方向に45.5cm間隔で取り付けて行き、その上にポリカの波板を専用の漏れ止めが付いたクギで

固定して行きます。横方向の波板の重ねは2山ほどとりました。

屋根用構造材は最初91cm間隔にしましたが、積雪を考えると持ちそうもないので間に構造材を追加しました。

間に入れた屋根用構造材は下に2×4材を渡して支える構造にしました。

側板を張る部分に全て垂木を取り付けてから家と反対側の長辺方向にも波板を張りました。

長さ7尺の波板で一方を地面に埋めるようにして張り、コーナーは波板を曲げて隙間が出来ないように取り付けました。

家側を除く側壁となる部分全てに筋交いを取り付け、中央部の屋根用構造材と家側の柱にも筋交いを取り付けて完成です。

ウッドデッキを取り壊して束石が沢山余ったので保管のため一部束石として追加しました。

2006年7月9日に工事に取り掛かり土日だけの作業で7月30日に完成しました。


車庫



車庫正面


中央の柱


壁と天井の構造材


二階右窓側


二階右入り口側


バルコニー手摺


ルーフバルコニー


カイズカイブキ

車庫は「日曜大工でわが家を建てた」藤岡等(山海堂)1845円+税を参考にして、自分で建築確認申請をして2×4で建てました。

建築確認は土木事務所に行って手続きをしますが、自分の家を自分で建てる人には親切に指導してくれます。

自分の家を建てる人は手抜き工事をしないからというのが1番の理由のようです。

建築資格のない個人が建てられる床面積は100m2以下なので14坪の総2階としました。

1Fは車2台が入る車庫、2Fは12畳と10畳の洋室、屋根はルーフバルコニー+スライディングルーフ。

幕板とスライディングルーフの亜鉛鋼板以外はほぼ一人で建てました。

足場なしで工事したので最上部のサイディング張りは死ぬほど怖かったです。



1..基礎

車庫が建っている所は、地盤が弱く、スウェーデン式サウンディング試験では岩盤まで深い所で約4.9m程あります。

重機を使わない限り、岩盤に届く杭を打ってその上に基礎を作るのは出来そうにありません。

そこで、20cm厚の鉄筋コンクリートの板の上に鉄筋を延ばして基礎を作る事にしました。

砂の上に板を敷いたら、揺さぶっても板ごと砂の上を滑り構造物にそれほど大きな力が掛からないだろうと考えた訳です。

基礎は90cmの高さの鉄筋コンクリートにしました。高さを稼ぐ事で湿気対策をするためです。

コンクリートは全て工場で使う目的に合わせて配合された物をミキサー車で運んで貰いました。

コンクリートは配合比がばらつくと所定の強度が得られないという父のアドバイスが有ったからです(土留めを作っている時)。

基礎の上はホームセンター等で売っている、砂との配合比が決められているモルタルをこねて水平な平面に仕上げます。

それほど量を多く必要としない事と、基礎の上面は耐湿性が必要なので良くこねて使いました。

基礎の上には防腐処理された土台をアンカーボルトで止めて行きます。四角いワッシャーだと埋める処理(四角く土台を掘る)

が面倒なので、電動ドリルで簡単に加工出来るように丸いワッシャーを使いました。


2.1Fの構造壁

秋田は雪が多いので、屋根の雪の重さに耐えられるように構造壁には1本おきに立て枠を追加しました(1Fも2Fも)。

コーナー部の垂直は強度を保つ上で重要ですので、ネダボンドを付けてから、それぞれを2×4材と90mmのコーススレッド

という木ネジで仮止めし、分銅で垂直になるように微調整をしてから120mmのコーススレッドで固定した後、5寸クギで打ち付けます。

コーススレッドはネジなので隙間無く締め付けられクギを打つ前の固定と締め付けに使うと便利です。

構造壁の横方向の接続もネダボンドを付けてコーススレッドで締め付けてから5寸クギを打つとクギも打ちやすくなります。

コーススレッドは逆回転させる事で簡単に抜けるので位置ずれした時も簡単に修正が出来ます。


3.1Fの天井

1Fの天井(=2Fの床)は45mm×210mm(2×8相当)の根太を使っています。

1F天井の中央部は床が撓まないように根太を追加して、さらにその下に90mm×210mmの柱材で補強しました。

1Fは高い天井と広い空間にしたくて、補強の中央を2本の柱で支える構造としましたが、その後柱を10本追加して

ルーフバルコニーに雪が乗ったまま放置しても大丈夫なように補強しました。

転び止めを全ての根太の間に入れて、根太の間を補強された箱型にすることでかなりの強度が実現できます。

2Fの床は断熱材を追加してから12mmの合板をネダボンドとコーススレッドで止めます。クギだけだと浮き上がりが心配です。

合板の加工精度を信じて、隙間無く敷いてゆくときちんとした長方形の床面が出来ます。



4.2Fの構造壁

2Fの平面ができたら、その上に2Fの構造壁を立てて行きます。1Fと同様下の土台(2Fの床)とはネダボンドと90mmの

コーススレッドで仮止めし、コーナー部の垂直を出してから、120mmのコーススレッドで固定し、5寸クギで固定してゆきます。

壁耐力として必要なのは5寸クギの本数ですから、必要なだげクギを打ちます。


5.2Fの天井

廊下、部屋の間仕切りをするための構造壁を作ったら2Fの床と同じ構造の天井(ルーフバルコニーの床)を作ります。

ルーフバルコニーの床は12mmの合板を張った上に耐水性を持たせるためFRPを3層ほど積層しました。

バルコニーの手すり、スライディングルーフの枠組みを作ってから手すり側、観測室側はFRPを追加して立ち上げて水が

入らないようにしています。

FRPは合板に直接張り付けます。合板が湿っていると浮き上がりますので(強度は問題有りません)、天気の良い日に

張った方が良いです。乾く前に夜露にあたると白濁して泡状の表面になるので、夕方にはある程度硬化するようにしました。


6.サイディング

1Fと2Fの窓、1Fのシャッターを取り付けてから、土台水切りを亜鉛鋼板を切って加工して取り付けました。

折り曲げる所は床根太の切れ端の角を使って木で叩いてから折り曲げましたが、あまりきれには出来ませんでした。

1Fと2Fの間、2Fとバルコニーの手すりの間には幕板を付けました。こればかりは自分できれいに加工できないので、

板金屋さんに頼みました。サイディングとオーバーラップして雨が中に入りにくい構造にしてくれたり、

観測室の屋根も傾斜がゆるく、ルーフ側面も複雑な構造なのに雨が中に入り込まない工夫がしてあり感激しました。

サイディングは防湿紙を張った上に2cm厚のスペーサー用木材を立てに張り、その上に止める事で結露防止と

通気性を確保しています。手すりの両側、観測室側にもサイディングを張って屋根・外壁が一通り完成しました。


7.1Fの内装

1Fの内装は50mmの断熱材を入れた後、耐火用石膏ボードをはります。これで壁耐力5倍以上です。

1Fの天井は同じように断熱材を入れて、12mmの合板で塞いでから、石膏ボードの天井材を張りました。

合板で平面を作ってから石膏ボードを張るときれいに仕上がります。車庫として使うには防火耐力が必要です。


8.2Fの内装

床のフローリングは、きしみ防止のためネダボンドとスクリュークギで固定します。

部屋と廊下にフローリングを張ってからドア枠を取り付け、断熱材を入れて白木の天然木材の壁材(幅は狭いけどフローリングの

床材と同じ構造)を下から張って行き、天井も断熱材を入れてから同じように仕上げました。

2Fの天井の断熱材だけは100mmにしてあります。床は1F天井側に50mm、床側に50mmの二層にしました。

ドアを取り付け、巾木、幕板を付けて隅々の不細工な所を隠してしまいます。エアコンのホース類は壁に埋め込んであります。

冬でも使えるように室外機は1Fの隅の壁側にブロックを積んで載せて有ります。

ルーフバルコニーは水色の水性塗料を塗って仕上げました。

2Fの壁面の断熱材は50mm、窓もペアガラスではありませんが、真冬でも断熱性の不足を感じる事がなく快適です。


U字溝と土留と生垣



U字溝と土留め


カイズカイブキの生垣


U字溝は親戚の伯父さんに手伝ってもらい父と3人で作りました。

U字溝を作る上流側と下流側を堰き止め、ポンプで中の水を抜いてから、上流側に溜る水をポンプで下流側

にバイパスさせ作業に取り掛かりました。

手前は土管、前方はU字溝が既にあり位置が決まっていたので、それらに合わせるように水平に糸を張って

U字溝を並べて行きました。U字溝の長さは2mが標準ですが、これだと一人では動かせないので、

1mのものを特注して作ってもらいました。U字溝の位置合わせは下に薄い板を敷いて調整しました。

U字溝を並べ終えてから、敷地側に大きめの石、隣家側に土を入れて固定しました。

敷地側にコンクリートを入れ、水平部と土留めの基礎を作ってから、土留め用の型枠を基礎の上に固定

しました。敷地の入り口側にコンパネを敷いて外側に枠を作ってその中にミキサー車でコンクリートを

流してもらい、それを1輪車で運び枠の中に入れて土留めが完成しました。

土留めの上に置いてある石は両親が最初に建てた家の土台、手前側は庭になっていて少し高いので

土が雨などで流れないように積んだもの。

カイズカイブキの生垣も自分で作りました。2003年の春に天芽を切り揃えたら横に太り出し、

生垣らしくなりました。高さはおよそ2.6m。奥のイヌツゲの生垣に合わせました。
        


マンションのフローリング

掃除機をかけただけなので、床はまだ汚れた状態です。



提供公園から見たマンション


玄関から


洋室2


洋室2から


洋室2入り口


洋室1


洋室1から


洋室1入り口


リビングから


リビング入り口


リビング


和室


ダイニング


キッチン隅
   

マンションのフローリングも自分でやりました。

洋室1、洋室2、廊下、リビング・ダイニング、キッチンを全てひとつなぎにするため

廊下からリビングまで一直線に敷いてそこから両側に敷いていきました。

建具からの制約で捨て板は厚くできないため9mmの合板をネダボンドとコンクリート釘で固定した後

12mmのフローリング材をネダボンドと釘で止めていきました。

捨て板をコンクリート釘で固定する時は、結構な騒音で、住民の方にはご迷惑をおかけしてしまいました。

フローリング張りのコツは縦方向に継ぎ足した時に敷き始めがきちんと直線になる事を

確認してから固定する事です。車庫のフローリング張りの経験が役に立ちました。