f-2「青島街道」・・・胸が痛くなるほど清浄な空だ。見上げていると海風が吹き抜けた。 一瞬、風の中に薔薇の香りを感じた。風上を振り返ったが、誰もいない白い道が続いているだけだ。 真夏に薔薇が咲くはずがない。私は首を振りながら、小さくあなたの名をつぶやいた・・・