COUNTERSince June 16, 2000
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2004年9月の日記2004-10-01(Fri) 21:30
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2004年9月1日(水)

ジェネシス・ミッション
 しーぽん大活躍……じゃなくて、NASAのミッションのひとつ。2001年8月8日に打ち上げられL1(第1ラグランジュ点)を周回しながら2年半に渡って太陽風のサンプルを収集した探査機ジェネシス(Genesis)が今月8日に地球に帰還します。サンプルが収められたカプセルが地面にぶつかって壊れてしまうと中身が地球上の物質で汚染されてしまうので、帰還当日はハリウッドで活躍するスタントパイロットと元空軍のパイロットが搭乗する2機のヘリコプター(うち1機はバックアップ)が降下予定ポイントで待機し、パラシュートを開いて降下してくるカプセルをヘリコプターから下ろされた釣り竿のような長いフックの先に引っ掛けて空中で捕まえます。
  太陽系誕生の経緯を探る『ジェネシス・ミッション』(WIRED NEWS、2001年8月6日)
  国立天文台・天文ニュース (466) 太陽探査機ジェネシスの打ち上げ(アストロアーツ、2001年8月16日)
  スタントパイロットが空中でNASAの探査カプセルをキャッチ(WIRED NEWS、4月9日)
  Trajectory maneuver brings Genesis closer to home(Spaceflight Now、8月4日)→@nifty翻訳
  Genesis : Search for Origins(NASA JPL)
    Spotlight: Genesis spacecraft returns to Earth Sept. 2004@nifty翻訳

メモ
  Google ニュース 日本版


2004年9月2日(木)

Windows XP Service Pack 2
 配布開始。初心者はSP2をインストールして再起動すると最初に表示される「コンピュータを保護してください」という抽象的すぎて具体的に何をすればよいのかわかりにくいタイトルの画面に戸惑いそう。
  Windows XP SP2日本語版、9月2日午前0時にダウンロード提供開始(impress INTERNET Watch、9月1日)
  MS: Windows XP SP2 の無償配布を2日から開始(MSN-Mainichi INTERACTIVE コンピューティング、9月1日)
  Windows XP Service Pack 2 セキュリティ強化機能搭載(Microsoft)
  Windows XP 互換性情報 - 各メーカー別 Windows XP Service Pack 2 関連情報(Microsoft)


2004年9月3日(金)

巨大素数
 250万桁もあるメルセンヌ素数ではない素数が発見された模様。Generalized Fermatと呼ばれる形をしており、値は60568524288+1、桁数は2507273桁。1999年に発見された38番目のメルセンヌ素数26972593-1よりも大きく、現在The Largest Known Primesの第4位にランクされている。上位3つはすべてメルセンヌ素数で、知られている最大の素数は224036583-1(7235733桁)。
  The Largest Known Primes(Chris K. Caldwellさん)


2004年9月4日(土)

1, 51, 551, 5551, 55551, ...
 Near-repdigitな数列(5·10n-41)/9 = { 1, 51, 551, 5551, 55551, ... }の素因数分解表がn≤150まで完成しました。
  Factorizations of near-repdigit numbers(STUDIO KAMADA)
    Factorizations of 55...551

巨大素数
 きのう書いた2507273桁のGeneralized Fermatな数60568524288+1はTop10から削除されてしまいました。Generalized Fermatとしては破格の大きさだったので凄いと思ったのですが、削除されたということは誤報だったのでしょう。残念。


2004年9月5日(日)

地震
 19時7分頃、近畿地方で震度5弱の地震。
 津波注意報発令。和歌山県は既に到達と推測、高さ50cm。三重県南部19時20分頃、高さ50cm。
 震源は紀伊半島沖、北緯33.2度、東経136.9度、深さ10km。規模はM6.8。
  ワンクリック気象情報サイト[tenki.jp]
  地震: 奈良と和歌山で震度5弱 午後7時7分(MSN-Mainichi INTERACTIVE 事件)
  奈良、和歌山県南部で震度5弱を観測 紀伊半島沖が震源(asahi.com : 社会)

 USGSの速報ではM7.4。
  Magnitude 7.4 - NEAR S. COAST OF WESTERN HONSHU, JAPAN 2004 September 5 10:07:12 UTC(USGS)

 東京も少し揺れました。震度2くらい。

巨大素数
 先日の2507273桁のGeneralized Fermatな数は、登録した本人から、慌てていて間違ったデータをペーストしてしまったとの連絡があったとのこと。

地震関連
 四国から東海地方の太平洋沿岸に発令されていた津波注意報は解除されました。

 津波観測
  静岡県南伊豆、7時54分、40cm
  三重県尾鷲、7時49分、30cm
  和歌山県串本、8分2分、30cm
  和歌山県那智勝浦、7時30分、20cm
  高知県室戸、8時4分、20cm

 地震発生が19時7分、静岡県南伊豆の石廊崎で40cmの津波が観測されたのが19時54分、津波注意報が静岡県を含む四国から東海地方の太平洋沿岸に拡大されたのが20時15分でした。注意報が発令されていなかった静岡県で津波が観測されたために範囲を拡大した後手後手感が否めません。

 USGSは、地震の規模を速報値のM7.4からM7.0に、震源の深さを同40kmから19.9kmに修正しました。
  Magnitude 7.0 NEAR S. COAST OF WESTERN HONSHU Sunday, September 05, 2004 at 10:07:09 UTC(USGS)

 Reuters.comの記事では揺れの大きかった京都と奈良について"the ancient capital of Japan where there are many temples"(多くの寺院がある日本の古都)"relies on fishing and agriculture as well as tourism"(観光産業だけでなく漁業と農業も盛んである)といった説明が付いています。日本のニュースが海外でどのように伝えられるのかがわかって面白いです。
  Strong Quake Hits Japan, No Major Damage Reported(Reuters.com)→@nifty翻訳
  Strong earthquake hits Japan(CNN.com)→@nifty翻訳

素因数分解
 Near-repdigitな数列(64·10n-1)/9 = { 71, 711, 7111, 71111, 711111, ... }および9·10n-1 = { 89, 899, 8999, 89999, 899999, ... }の範囲をn≤200まで拡大しました。いずれもn≤150までは分解が完了しており、151≤n≤200の範囲に未分解の合成数が17個ずつ残っています。GMP-ECM (B1≥250000)で素因数を探してみてください。
  Factorizations of near-repdigit numbers(STUDIO KAMADA)
    Factorizations of 711...11
    Factorizations of 899...99


2004年9月6日(月)

地震
 5日23時57分頃、近畿地方で震度5弱の地震。

 震度5弱
  三重県中部、和歌山県南部

 気象庁の速報によると、震源は東海道沖、北緯33.2度、東経137.1度、深さ10km。地震の規模はM7.3。
  ワンクリック気象情報サイト[tenki.jp]

 USGSの速報によると、震源は北緯33.4度、東経137.2度、深さ40km。地震の規模はM7.2。
  Magnitude 7.2 - NEAR THE SOUTH COAST OF HONSHU, JAPAN 2004 September 5 14:57:14 UTC(USGS)

 津波警報 愛知県から和歌山県にかけての沿岸
  三重県南部 0時0分頃 1m
  和歌山県 0時0分頃 1m
  愛知県外海 0時20分頃

 津波注意報 四国から関東までの沿岸
  伊豆諸島 0時10分頃 50cm
  静岡県 0時10分頃 50cm
  徳島県 0時20分頃 
  高知県 0時20分頃 
  伊勢・三河湾 0時30分頃 50cm
  千葉県九十九里・外房 0時30分頃 50cm
  小笠原諸島 1時10分頃 50cm

 津波は地形によって数倍の高さになることがあります。また、第2波、第3波のほうが高くなる場合があります。

 避難勧告
  三重県尾鷲市全域
  三重県熊野市沿岸部
  三重県南勢町沿岸部
  愛知県渥美町
  三重県紀勢町錦地区
  三重県鳥羽市沿岸
  和歌山市沿岸部
  ほか

 三重県の防災情報
  防災みえ.jp

 関連記事
  地震: また和歌山県南部で震度5弱 5日午後11時57分(MSN-Mainichi INTERACTIVE 今日の話題)
  三重県中部などで震度5弱の地震、東海道沖が震源(asahi.com : 社会)
  Second Strong Quake Shakes Japan, Tsunami Warnings(Reuters.com)→@nifty翻訳

地震関連
 USGSは、5日23時57分の地震の震源を北緯33.152度、東経137.041度、深さ10kmに、地震の規模をM7.1にそれぞれ修正しました。
  Magnitude 7.1 - NEAR THE SOUTH COAST OF HONSHU, JAPAN 2004 September 5 14:57:18 UTC(USGS)

 5日19時7分の地震に対する津波注意報の発令の遅れについて。気象庁は精度を重視したとのことですが、人命にかかわることを考えると、たとえ空振りが多くなっても津波警報だけでなく津波注意報も可能な限り早く発令したほうがよいように思います。
  津波注意報、地震発生7分後に 「精度重視」と気象庁(asahi.com : 社会)

 津波警報と津波注意報は6日2時40分にすべての地域で解除されました。なお、大分県、宮崎県、鹿児島県には台風18号(ソングダー)にともなう大雨、洪水、暴風、波浪などの警報が引き続き発令されています。

 気象庁は5日23時57分の地震の規模をM7.3からM7.4に修正しました。

素因数分解
 Near-repdigitな数列(10n+17)/9 = { 3, 13, 113, 1113, 11113, ... }の素因数分解表がn≤150まで完成しました。
  Factorizations of near-repdigit numbers(STUDIO KAMADA)
    Factorizations of 11...113

RepunitのPRPに近い数の素数性
 RepunitのPRPとして知られているR49081とR86453に近いNear-repdigitな数R49081+6、R86453+6、R86453+2およびR86453+8の素数性について質問をいただいたのでメモ。
 Factorizations of 11...117にあるように、(106k+1+53)/9という形の数は必ず7で割り切れ、(1034k+25+53)/9という形の数は必ず4013で割り切れます。R49081+6は前者に該当するので7で割り切れ、R86453+6は後者に該当するので4013で割り切れます。同様に、Factorizations of 11...113にあるように(1018k+17+17)/9という形の数は必ず19で割り切れるので、これに該当するR86453+2は19で割り切れます。R86453+8についてもこれに該当する関係を探すと(1052364k+34089+71)/9という形の数が104729で割り切れることがわかります。以上のことからR49081+6、R86453+6、R86453+2およびR86453+8はすべて合成数であると判断できます。


2004年9月7日(火)

らくがき


2004年9月8日(水)

7, 47, 447, 4447, 44447, ...
 Near-repdigitな数列(4·10n+23)/9 = { 7, 47, 447, 4447, 44447, ... }の素因数分解表がn≤150まで完成しました。
  Factorizations of near-repdigit numbers(STUDIO KAMADA)
    Factorizations of 44...447

ファイアウォール
 WindowsXP SP2を入れてからNorton Internet Securityのファイアウォールの挙動が変な感じ。手動で設定したnetbios関係のルールが無視されているらしくて攻撃を受けるたびにダイアログが出るし、なんか重いと思ったらsvchost.exeに対してまったく同じルールが大量に複製されてルールだらけになっているし。


2004年9月9日(木)

ジェネシス・ミッション
 9月1日の日記に書いたジェネシス・ミッションですが、太陽風のサンプルが入っているカプセルのパラシュートが開かなかったために空中で捕獲することができず、カプセルはユタ州の砂漠に激突して壊れてしまいました。残骸からどの程度の情報が得られるかわかりませんが、サンプルが残っていれば解析が行われます。
  Genesis capsule slams back to Earth(Spaceflight Now)→@nifty翻訳
  NASA、カプセル空中捕獲失敗 地球外サンプル消失か(asahi.com : サイエンス)

 追記。
 空中捕獲に失敗したことが原因で地面に激突したかのような印象を与える記事もあるようですが、失敗の原因はパラシュートが開かなかったことであって、捕獲者の技量とは関係ありません。
  NASA: 太陽風収集の無人探査機、捕獲失敗で地面に激突(MSN-Mainichi INTERACTIVE 科学)
  NASA seeks to recover Genesis capsule(CNN.com)→@nifty翻訳
  宇宙探査カプセル、パラシュートが開かず地上に激突(WIRED NEWS)

GGNFS
 なんかこのバグどこかで見たような気がするなぁ。デジャビュかしら。

キャッツ・アイ星雲
 ハッブル宇宙望遠鏡で撮影されたキャッツ・アイ星雲(NGC 6543)の高精細画像。死にゆく星がガスとダストの世界に刻む光の彫刻。
  Dying Star Creates Fantasy-like Sculpture of Gas and Dust(HubbleSite - News Archive)


2004年9月10日(金)

GGNFS 0.53.4
 Chris Monicoさんによる数体ふるい法を用いた素因数分解プログラムの最新版GGNFS 0.53.4が公開されました。不具合の修正のほか、合成数の因数が見つかったときに他のdependencyを使って分解を続行するかどうか聞いてくるようになっています。
  GGNFS - A Number Field Sieve implementation(Chris Monicoさん)

ジェネシス・ミッション関連
 Spaceflight Nowによるフォトギャラリー。捕獲のためのヘリコプターが飛び立つところから猛スピードで墜落してきて砂漠に突き刺さったカプセルの調査が始まるところまでの一連の写真(NASA TVの画像を含む)が掲載されています。一緒に写っている人と比べるとカプセルが結構大きいことがわかります。
  Photo gallery shows Genesis landing mishap(Spaceflight Now)

GGNFS 0.54.0
 GGNFSの最新版が0.54.0になりました。sqrtにバグが1つ残っていたとのこと。
  GGNFS - A Number Field Sieve implementation(Chris Monicoさん)

土星の衛星
 8月17日の日記に探査機カッシーニによって土星の衛星が2つ発見された話を書きましたが、新たに未知のリングと2つの衛星らしき天体が発見されたそうです。衛星らしき天体の大きさは共に4〜5kmで、識別名S/2004 S3およびS/2004 S4が与えられました。両方とも衛星であることが確認されれば土星の衛星の数は35個になります。
  Cassini discovers ring and one, maybe two, objects(Spaceflight Now)→@nifty翻訳


2004年9月11日(土)

9月11日
 米国同時多発テロから3年。
  2001年9月11日の日記
  2001年9月12日の日記
  2001年9月13日の日記

43, 433, 4333, 43333, 433333, ...
 Near-repdigitな数列(13·10n-1)/3 = { 43, 433, 4333, 43333, 433333, ... }の素因数分解表がn≤150まで完成しました。
  Factorizations of near-repdigit numbers(STUDIO KAMADA)
    Factorizations of 433...33

GGNFS 0.54.1
 Chris Monicoさんによる数体ふるい法を用いた素因数分解プログラムの最新版GGNFS 0.54.1が公開されました。sqrtに残っていたデバッグメッセージが削除されました。
  GGNFS - A Number Field Sieve implementation(Chris Monicoさん)


2004年9月12日(日)

素因数分解
 (4·10150+41)/9 = C150 = P38 · P113
 GGNFS 0.53.3-k2で分解を始めたのですが、3日目に最後のgetdepsがSegmentation faultで落ちてしまいました。丸2日かけたふるいの結果がもったいなかったので、分解の途中でしたがGGNFS 0.54.1へ移行しました。ところがそれでもgetdepsが動きませんでした。幸い半日足らずでバグを発見し、修正したら動いたのでChris Monicoさんに報告し、手動でmatsolveとsqrtを動かして、4日目の朝に分解が終わりました。出てきた素因数が38桁しかなかったので結果的にはGMP-ECMを回し続けたほうが早かったかも知れませんが、GGNFSのバグを修正できたということでよしとしましょう。


2004年9月13日(月)

GGNFS 0.54.2
 Chris Monicoさんによる数体ふるい法を用いた素因数分解プログラムの最新版GGNFS 0.54.2が公開されました。きのう送ったデバッグ情報をそのまま採用していただきました。
  GGNFS - A Number Field Sieve implementation(Chris Monicoさん)

83, 833, 8333, 83333, 833333, ...
 Near-repdigitな数列(25·10n-1)/3 = { 83, 833, 8333, 83333, 833333, ... }の素因数分解表がn≤150まで完成しました。
  Factorizations of near-repdigit numbers(STUDIO KAMADA)
    Factorizations of 833...33


2004年9月14日(火)

99, 919, 9119, 91119, 911119, ...
 Depressionな数列(82·10n+71)/9 = { 99, 919, 9119, 91119, 911119, ... }の素因数分解表がn≤150まで完成しました。
  Factorizations of near-repdigit numbers(STUDIO KAMADA)
    Factorizations of 911...119

X68000 LIBRARY
 RetroPC.NETのサーバダウンから3週間以上経ってしまいましたが、きのうアカウントが再発行されましたのでX68000 LIBRARYの復旧作業を行い、完了しました。ミラーサイトを案内してくださった方は復旧の告知のほうもよろしくお願いいたします。
  X68000 LIBRARY

ユニバーサル・エミュレータ
 行ごとではなく段落ごとに翻訳することでエミュレーションを高速化するという発想は新しいものではないと思うけれど、それをリアルタイムで行うのって大変なんだよね。
  プロセッサーやOSを選ばないユニバーサル・エミュレーター、ついに登場か(WIRED NEWS)

GNFS関連
 難しいのぉ。
  木田祐司ホームページ
    「整数基底」講義ノート


2004年9月15日(水)

MS04-027
 最大深刻度
  重要
 詳細情報
  MS04-027 : Office の重要な更新
  WordPerfect コンバータの脆弱性により、コードが実行される (884933) (MS04-027)(Microsoft TechNet Online)
 絵で見るセキュリティ情報
  絵でみるセキュリティ情報 MS04-027(Microsoft Security)
 アップデート
  Office アップデート(Microsoft Office)

MS04-028
 最大深刻度
  緊急
 詳細情報
  MS04-028 : Windows の重要な更新
  JPEG 処理 (GDI+) のバッファ オーバーランにより、コードが実行される (833987) (MS04-028)(Microsoft TechNet Online)
 絵で見るセキュリティ情報
  絵でみるセキュリティ情報 MS04-028(Microsoft Security)
 アップデート
  Windows Update(Microsoft)およびOffice アップデート(Microsoft Office)
  Windows Updateの使い方については以下を参照
    Windows Update 利用の手順(Microsoft Security)
  Windows 2000以前の場合は以下を参照
    JPEG 処理 (GDI+) のセキュリティ更新プログラムでコンピュータを更新する方法(Microsoft Security)


2004年9月16日(木)

99, 989, 9889, 98889, 988889, ...
 Depressionな数列(89·10n+1)/9 = { 99, 989, 9889, 98889, 988889, ... }の素因数分解表がn≤150まで完成しました。
  Factorizations of near-repdigit numbers(STUDIO KAMADA)
    Factorizations of 988...889

GGNFS 0.54.3
 Chris Monicoさんによる数体ふるい法を用いた素因数分解プログラムの最新版GGNFS 0.54.3が公開されました。巨大な数のGNFSに対応するためのMAX_ALIMとMAX_RLIMの引き上げとsqrtの不具合の修正。
  GGNFS - A Number Field Sieve implementation(Chris Monicoさん)

Officeアップデートのトラブル事例
  Q:Windows XPを使っています。Officeアップデートを行ったら今まで受け取った電子メールが全部消えてしまいました。どうにかしてください。
  A:「スタート」→「コントロールパネル」→「インターネットオプション」→「プログラム」で「電子メール」の選択を「Outlook Express」に変更して「適用」ボタンをクリックしてください。

 電子メールが消えてしまったのではなくて「電子メール」で起動するプログラムが「Outlook Express」から「Microsoft Outlook」に変更されてしまっただけなのでそれを元に戻せばよいのですが、Windowsの操作に詳しくない人に「Officeアップデートもやっといたほうがいいよ」とだけ言うとこういうトラブルが起こることがあるので気をつけないといけませんね。


2004年9月17日(金)

えいっ
 撮影日:きょう。ロケ地:鴨川シーワールド。

GGNFS 0.54.4
 Chris Monicoさんによる数体ふるい法を用いた素因数分解プログラムの最新版GGNFS 0.54.4が公開されました。sqrtの不具合の修正。
  GGNFS - A Number Field Sieve implementation(Chris Monicoさん)

Yahoo! Group for GGNFS users
 GGNFSユーザのためのYahoo! Groupが開設されました。参加するためにはYahoo! IDが必要です(Yahoo! JapanのIDではありません)。
  Yahoo! Groups : ggnfs


2004年9月18日(土)

99, 959, 9559, 95559, 955559, ...
 Depressionな数列(86·10n+31)/9 = { 99, 959, 9559, 95559, 955559, ... }の素因数分解表がn≤150まで完成しました。
  Factorizations of near-repdigit numbers(STUDIO KAMADA)
    Factorizations of 955...559


2004年9月19日(日)

122...227, 122...229
 Quasi-repdigitな数122...227122...229の素因数分解表をn≤100まで公開しました。
  Factorizations of near-repdigit numbers(STUDIO KAMADA)
    Factorizations of 122...227
    Factorizations of 122...229


2004年9月20日(月)

133...337, 133...339
 Quasi-repdigitな数133...337133...339の素因数分解表をn≤100まで公開しました。
  Factorizations of near-repdigit numbers(STUDIO KAMADA)
    Factorizations of 133...337
    Factorizations of 133...339


2004年9月21日(火)

55...557
 Near-repdigitな数55...557の素因数分解表がn≤150まで完成しました。
  Factorizations of near-repdigit numbers(STUDIO KAMADA)
    Factorizations of 55...557

プリーム・ツァール
 Primzahl。ドイツ語で「素数」を意味する言葉。ちなみに女性名詞。だからどうというわけではないのだけれど、ドイツの方から素数探索のプログラムが送られてきてソースコードの中の注釈と出力されるメッセージが全部ドイツ語だったものだから、さあ大変。トルコ語などと比べればドイツ語は綴りが英語に近い単語が多いとはいえ、文法とかよくわかんないからなぁ。まあ、読めるコードが付いているわけだから何とかなるだろうとは思うけど。「素数」は英語でprime number(プライム・ナンバ)、トルコ語ではasal sayı(アサル・サユ)。asalは形容詞で「基本の」、sayıは「数」。トルコ語の綴りは英語とまったく違いますが、「素」と「数」を組み合わせるところは同じですね。


2004年9月22日(水)

4179 Toutatis
 9月29日、小惑星4179トータチス(1989 AC)が地球から155万km(0.0103572AU)のところを通過します。十分に離れているので地球にぶつかる心配はありませんが、トータチスは長径が4.6kmほどあり、最近100年の間にこの規模の小惑星がこの距離まで接近したことはないということで話題になっています。1992年に361万km(0.0241504AU)まで接近したときのレーダーによる観測でトータチスはダンベルのような珍しい形をしていることがわかっており、今回の接近ではその構造がより詳しく調査されることでしょう。
  小惑星が地球接近――宇宙関連ニュース(WIRED NEWS)
  NEODyS: (4179) Toutatis(NEODyS)
  Asteroid 4179 Toutatis(NASA JPL ECHO)
  Asteroid Will Miss Earth(Space Today Online - Other Occurrences Data Page)
 Javaによる軌道シミュレーション
  Asteroid 4179 Toutatis (1989 AC)(NASA JPL NEO)


2004年9月23日(木)

素因数分解
 GGNFS 0.54.4-k1で157桁のNear-repdigitな数の分解を試みています。分解を始めてから4日経ちました。このまま順調に進んだとしてもあと4〜5日かかりそうです。ソフトウェア的にもハードウェア的にも耐久テストの様相を呈しています。過去に手元でGGNFSを使って分解に成功した最も大きな数は154桁のNear-repdigitな数でした。もしも157桁の数の分解に成功すれば自己新記録ということになります。今のところlasieve4とgetdepsは問題なく動いているように見えますが、果たしてmatsolveまで辿り着けるかどうか、そしてmatsolveが巨大なマトリックスに耐えられるかどうか、ちょっと心配です。

フィッシング詐欺関連
 フィッシング詐欺は「そんなことがあるわけがない」という人間の思い込みを利用するのですから技術だけで根絶できるものではないと思いますが、被害を軽減できる技術があるならば積極的に導入されるべきだと思います。しかし、導入された新しい技術が誤った思い込みを助長してしまうとすれば大問題です。
  イーバンク銀行が導入したキーワード確認機能はフィッシング詐欺防止にならない(SecurityFocus Bugtraq-JP)

144...447, 144...449
 Quasi-repdigitな数144...447144...449の素因数分解表をn≤100まで公開しました。
  Factorizations of near-repdigit numbers(STUDIO KAMADA)
    Factorizations of 144...447
    Factorizations of 144...449

はりぼてのU字ロック
 日本の話ではありませんが、のこぎりでも壊れないことが売りで見るからに頑丈そうな自転車盗難防止用のU字ロックがボールペン1本で簡単に開錠できてしまったという話。「そんなことがあるわけがない」という人間の思い込みが被害を招くという意味では上に書いたフィッシング詐欺関連の話題と共通するところがあるかも?
  「のこぎりでも壊れない」U字ロック、ボールペンで簡単に解錠(WIRED NEWS)

XM6 version 1.80
 PI.さんによるWindows用X68000EXPERTエミュレータXM6のversion 1.80が公開されました。
  X68000エミュレータ XM6(PI.さん)


2004年9月24日(金)

史上最大の正面衝突
 放出されているエネルギーの量がビッグバン以来観測史上最大という銀河団同士の正面衝突が発見されたそうです。数千の銀河と兆の単位の数の星をぶつけ合う舞台となったのはうみへび座に位置するAbell 754という銀河団で、地球からの距離はおよそ8億光年。Abell 754が吸収合併する形で新しい銀河団が形成されるまでにはまだ数10億年かかると考えられているそうです。
  Massive Merger of Galaxies is the Most Powerful on Record(NASA、9月23日)→@nifty翻訳
  Massive merger of galaxies is most powerful on record(Spaceflight Now、9月23日)→@nifty翻訳

 追記
  銀河団どうしの衝突とらえた NASAなどの観測チーム(asahi.com : サイエンス、9月24日)
  Galaxies collide with stellar bang(CNN.com Space、9月24日)→@nifty翻訳

155...553, 155...557, 155...559
 Quasi-repdigitな数155...553155...557155...559の素因数分解表をn≤100まで公開しました。
  Factorizations of near-repdigit numbers(STUDIO KAMADA)
    Factorizations of 155...553
    Factorizations of 155...557
    Factorizations of 155...559

GGNFS 0.54.5b
 Chris Monicoさんによる数体ふるい法を用いた素因数分解プログラムの最新版GGNFS 0.54.5bが公開されました。
  GGNFS - A Number Field Sieve implementation(Chris Monicoさん)

 追記
 summary.txtに分解結果とパラメータとステージごとの所要時間がすべて出力されて結果を整理しやすくなりました。


2004年9月25日(土)

166...663, 166...669, 177...773, 177...779
 Quasi-repdigitな数166...663, 166...669, 177...773および177...779の素因数分解表をn≤100まで公開しました。
  Factorizations of near-repdigit numbers(STUDIO KAMADA)
    Factorizations of 166...663
    Factorizations of 166...669
    Factorizations of 177...773
    Factorizations of 177...779


2004年9月26日(日)

素因数分解
 157桁の合成数の分解を始めてからちょうど1週間経ちました。きょう11時前に24回目のループで
    More columns needed (current = 292804, min = 298109)
に達し、17時半前に終わる25回目のループでふるいの段階が終了する見込みです。matsolveとsqrtを合わせて6〜7時間かかるはずなので分解が終わるのはきょうの深夜になりそうです。

188...883, 188...889, 199...993, 199...997
 Quasi-repdigitな数188...883, 188...889, 199...993および199...997の素因数分解表をn≤100まで公開しました。
  Factorizations of near-repdigit numbers(STUDIO KAMADA)
    Factorizations of 188...883
    Factorizations of 188...889
    Factorizations of 199...993
    Factorizations of 199...997

素因数分解
 157桁のターゲットを絶賛分解中。ほぼ予想通りのペースで現在matsolveのLanczosが60%に達したところ。例によってECMを少ししか回していないので巨大な因数を期待してはいけない。


2004年9月27日(月)

分解成功!
 "9"を156個並べて右端に"1"を1個付け足した157桁のNear-repdigitな数10157-9を76桁の素数と82桁の素数の積に分解することに成功しました。分解に使用したプログラムはGGNFS-0.54.4-k1、所要時間は183時間(7日と15時間)でした。因数の桁数は期待していなかったのですが、運良く小さいほうの因数が70桁を越える例に巡り会うことができました。
10157-9 = C157 = P76 · P82
C157 = 9999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999999991<157>
P76 = 1182138400863175552253848266595264231758705488091359346888751281045582124679<76>
P82 = 8459246390015065347380115262012913546306699962332583936149204215042988678809171729<82>

 この記録に伴って99...991の素因数分解表をn≤200まで伸ばしました。
  Factorizations of near-repdigit numbers(STUDIO KAMADA)
    Factorizations of 99...991

200...003, 200...009
 Quasi-repdigitな数200...003200...009の素因数分解表をn≤100まで公開しました。
  Factorizations of near-repdigit numbers(STUDIO KAMADA)
    Factorizations of 200...003
    Factorizations of 200...009


2004年9月28日(火)

9月28日
 十五夜。中秋の名月。

 パソコン記念日。PC-8000シリーズの発売から四半世紀。
 ラキッ!さんから。
  FPGAでPC-8001を作る計画

11199-1
 NFSNETによると、カニンガム数11199-1の分解が終了したそうです。208桁のうち未分解だった173桁の因数が69桁の素数と105桁の素数に分解されました。ピーク時には51人のユーザと155台のPCが参加して全体で1ヶ月以上かかったようです。

原子番号113
 超重元素で欠番となっていた原子番号113の元素について日本の理化学研究所が合成に成功したと発表。質量数は278。
  新発見の113番元素(理化学研究所 プレスリリース、9月28日)
  理研: 「最も重い新元素」生成に成功(MSN-Mainichi INTERACTIVE 今日の話題、9月28日)
  理化学研究所が新元素発見 名前は「リケニウム」?(asahi.com : サイエンス、9月28日)


2004年9月29日(水)

4179 Toutatis
 22日の日記に書いた小惑星4179トータチスは日本時間の今夜地球から155万kmのところを通過します。

 追記
  Asteroid (4179) Toutatis to Pass Closely By Earth on Wednesday, September 29, 2004(NASA JPL NEO、9月27日)→@nifty翻訳
  Large Asteroid Will Zoom Safely Past Earth Wednesday(NASA JPL News Release、9月28日)→@nifty翻訳


2004年9月30日(木)

388...883
 Plateauな数388...883の素因数分解表がn≤150まで完成しました。
  Factorizations of near-repdigit numbers(STUDIO KAMADA)
    Factorizations of 388...883

211...113, 211...117, 211...119
 Quasi-repdigitな数211...113211...117および211...119の素因数分解表をn≤100まで公開しました。PRPのチェックはn≤3000の範囲にすることが多いのですが、今回は少し欲張ってn≤10000までチェックしてみたところ、211...119で8780桁(n=8779)のPRPが見つかりました。
  Factorizations of near-repdigit numbers(STUDIO KAMADA)
    Factorizations of 211...113
    Factorizations of 211...117
    Factorizations of 211...119

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