| STUDIO KAMADA | Japanese to English by @nifty |
| 2006年9月の日記 | 2006-10-01(Sun) 19:52 |
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熱帯低気圧の影響で未定となっていたスペースシャトル・アトランティスの打ち上げ日時が日本時間9月7日1時29分に再設定されました。現地時間で9月7日までとされていた期限は9月8日まで延長され、9月に打ち上げられるチャンスは3回となっています。
日本時間9月3日14時41分頃、ESAの月探査機SMART-1が月面に衝突します。SMART-1は2003年9月に打ち上げられ月面の観測を行ってきました。もともと燃料がなくなれば月面に墜落する運命でしたが、どうせ落とすならインパクト・フラッシュを地球から観測できる場所にしようということになり、地球に面していて衝突時刻に太陽光があたっていない「優秀の湖」(Lake of Excellence)付近が選ばれました。地球の北半球から見ると月の左側の陰の部分の左下です。どのくらい明るく輝くかは衝突するまでわかりません。
月面のインパクト・フラッシュは地球上で見られる爆発とは異なり月面の岩石や砂などが衝突のエネルギーで急激に熱せられて輝く現象です。6月14日の日記に書いたように流星体の月面衝突は遠くない将来の月面基地建設に影響を及ぼすと考えられており、インパクト・フラッシュの観測は流星体の衝突が月面にどのような影響を及ぼすかを知るための重要な手掛かりになります。自然の流星体と違って探査機は材質や質量などが正確にわかっていますから得られるデータも多いことでしょう。
最初に書いたように衝突時刻は日本時間の14時41分頃ですから残念ながら東京は昼間で月も出ていません。ただし、可能性は低そうですが、SMART-1の近月点高度に誤差があって衝突の周回が1回後ろにずれると衝突時刻が5時間05分後の19時46分頃になってそのとき東京では月がちょうど真南にあります。
ラキッ!さんから。X68030のハードディスクから060 on 040turboのベンチマークの結果を拾ってきました。
- FSHARPU MES( 8):◆ 会議《 X68 ハードウェア 》 96/03/26 -
01028/01035 LDN01325 かまだ RE:060 on 040turbo
( 8) 96/03/26 07:31 01026へのコメント
060試作基板に関するベンチマーク報告(浮動小数点演算)
○ベンチマーク内容
内容 マンデルブロ集合の描画
範囲 -1.2504+0.0080i〜-1.2409+0.0085i
分解能 512×512ピクセル
最大ループ回数 20000回/ピクセル
○動作環境
●X68000 PRO
システムクロック 10MHz
FPU 純正コプロセッサボード
プログラム コプロセッサボード直接アクセス
メインループを全てアセンブラで記述,16回分展開
●040turbo
システムクロック 25MHz
メモリモード スタティックカラム
メモリアクセスウェイト なし(040turboの設定)
キャッシュモード コピーバック
プログラム gccを使用,-m68040を指定,更に手作業で最適化
●060試作基板
システムクロック 24MHz
メモリモード スタティックカラム
メモリアクセスウェイト なし(040turboの設定)
キャッシュモード コピーバック
プログラム 040turboで使ったものとまったく同じ
○結果
X68000 PRO 5時間22分
040turbo 16分3秒
060試作基板 4分58秒
○補足
PROの結果は昔記録したもの。
X68030では最後までテストしていないが1時間以上かかると思われる。
060モードでは040SYSpatch等の040環境と060spを使用。
かまだ
060turboで添付ディスクに入っているプログラムを使うと2分53秒くらいでした。
7月20日の日記に書いたように、7月6日から運用が開始された「ひまわり6号」(運輸多目的衛星新1号、MTSAT-1R、HIMAWARI 6、28622、2005-006A)による航空衛星通信サービスは地上システムの不具合で7月10日から運用できない状態が続いていました。この不具合について国土交通省は8月31日までに処置を完了し、今後1ヶ月程度かけて通信試験などを行い信頼性などを確認した上でサービスを再開するそうです。
7月26日の日記にも書きましたが、日本時間9月10日12時00分〜15時00分に情報収集衛星(IGS)光学2号機が種子島宇宙センターの大型ロケット発射場からH-IIAロケット10号機で打ち上げられます。また、日本時間9月23日6時00分〜7時00分に太陽観測衛星SOLAR-Bが内之浦宇宙空間観測所からM-Vロケット7号機で打ち上げられます。
日本時間9月1日6時30分頃、太陽系小天体2006QM111が地球から約16万kmの距離(月までの距離の約0.4倍)のところを通過しました。
Aokiさんから。富士通とNICTがRSA暗号の解読の可能性を探る研究の一環としてGNFS用の篩をハードウェアで構築し128桁(423ビット)の数を素因数分解することに成功したそうです。所要時間は約1ヶ月と書かれていますからソフトウェアと比較して特に速いというわけではありませんが、まだ最初の一歩ですからこの先どこまで速くなるのか興味深いです。
日本時間14時42分、ESAの月探査機SMART-1は計画通り月面に衝突し、その役目を終えました。
井崎さんとこの俺様XM6でKRAMDne.SYS v1.00+03が。
5月17日の日記にKRAMDne.SYS v1.01+03(相当)があるお。
2月18日にH-IIAロケット9号機で打ち上げられた気象衛星「ひまわり7号」の軌道上試験がほぼ終了し、気象ミッションの待機運用が始まったそうです。すなわち、「ひまわり7号」が正式にバックアップの役目についたというわけです。今後「ひまわり6号」の観測機器が何らかのトラブルで突然使えなくなったとき、ただちに「ひまわり7号」の観測機器が起動されて「ひまわり6号」が復旧するまで気象観測を代行します。観測機器の起動に2〜3時間かかるとのことですが、「ひまわり5号」と「ゴーズ9号」のときのように他所から静止気象衛星を借りてくる必要がないのは安心です。なお、「ひまわり6号」と「ひまわり7号」は静止位置(東経140度と東経145度)が異なるため、「ひまわり6号」の画像配信機能も同時に使えなくなってしまった場合には画像を地上回線で配信しなければならなくなることと、小規模利用局に配信される全球画像の西の端が少し欠けてしまう(中規模利用局には5度ずれたまま配信する)という制約があります。
8月24日の日記に書いたようにJSATの通信衛星JCSAT-10は静止ドリフト軌道を経て静止軌道に入っています。運用は東経128度ですが現在は東経125度にいます。軌道上試験が終わるまでにまた移動するのでしょう。
知られている44番目のメルセンヌ素数の候補が発見されたようです。昨年12月に知られている43番目のメルセンヌ素数が発見されてからまだ1年経っていませんが、はたして1,000万桁を超えたかどうか。詳細は検証が終わってから発表されるでしょう。
日本時間9月7日1時29分に予定されていたスペースシャトル・アトランティスの打ち上げは第1燃料電池に生じている問題を解消するために日本時間9月8日1時03分以降に延期されました。燃料電池は電力を供給するだけでなく副産物の水が乗組員の飲料水になります。アトランティスは燃料電池を3基搭載しており、3基とも正常に動作しなければ打ち上げは許可されません。
Near-repdigitの素数の世界記録が更新されました。9899…で始まる139,672桁の数99·10139670-1は素数であることが確認されました。発見したのはLarry Souleさん。
10時57分頃、関東地方で震度3の地震がありました。震源は千葉県北西部、深さ80km、規模はM4.4。津波の心配はなし。
震度3 神奈川東部
スペースシャトル・アトランティスの打ち上げは日本時間9月9日0時40分に延期されました。第1燃料電池の不具合の調査に時間がかかっているようです。今回のアトランティスのミッションはISSに太陽電池パドルを含むP3/P4トラスを取り付けるという重要なものですが、ロシアのソユーズ宇宙船のスケジュールの都合で遅くとも9月17日までにISSを離れなければならないため、9月9日は打ち上げのデッドラインです。9月9日の打ち上げまでに燃料電池を交換する時間は残されておらず、飛行に影響がないと判断されなければ打ち上げは10月26日以降に延期されてしまいます。ただし、打ち上げ時にオービタの耐熱タイルと外部燃料タンクを十分な明るさで撮影することを諦めれば9月29日にソユーズ宇宙船がISSの乗組員を帰還させた直後にアトランティスを打ち上げることができるかも知れません。
Google マップでオーストラリアとニュージーランドの地図も住所(street address)で検索できるようになったそうです。
10月2日正午から約3割の地震について津波警報・注意報の発表が従来の目標3分以内から最速2分以内に迅速化されるそうです。8月1日から本格運用が始まった緊急地震速報の技術を用いると震源の位置を早い段階で絞り込めることがあり、そのようなときは津波警報・注意報も早い段階で出せるというわけです。
打ち上げの遅れているスペースシャトル・アトランティスですが、不具合の見られた第1燃料電池について飛行に差し支えないとの決断が下されたようです。他に問題がなければ日本時間9月9日0時40分に打ち上げられます。また、打ち上げ期限はさらに1日延長されて日本時間9月10日0時14分の打ち上げも許可されました。
スペースシャトル・アトランティスの打ち上げは9月10日0時15分に延期されました。理由は昨年の打ち上げでも問題になったECOセンサー(燃料枯渇センサー、2005年7月17日の日記に関連記事)が再び誤動作したためで、4つあるセンサーのうち3つが正常に動作していればよいことにして打ち上げを行うか検討しているようです。
日本時間9月10日12時00分〜15時00分、情報収集衛星(IGS)光学2号機が種子島宇宙センターの大型ロケット発射場からH-IIAロケット10号機で打ち上げられます。明日の天気予報は曇り一時晴れ。
<canvas>、SVG、VML、CSSの順序で描画エンジンを選択してみるテスト。
日本時間9月10日0時14分55秒の打ち上げまで1時間を切りました。
9月9日、中国は植物の種子と菌類215kgを積んだ実験衛星「実践8号」(Shijian-8)を酒泉宇宙センターから長征2Cロケットで打ち上げました。
0時01分 気象条件、ゴー。最終ホールド解除まで4分。
0時05分55秒 最終ホールド解除。T-9分からカウントダウン再開。
0時09分55秒 APUスタート。
0時11分55秒 打ち上げ3分前。
0時13分55秒 打ち上げ1分前。
0時14分48秒 メインエンジンスタート。
0時14分55秒 リフトオフ!
0時17分03秒 固体ロケットブースター分離。
0時19分00秒 ネガティブリターン。
0時20分55秒 姿勢変更開始。
0時23分29秒 メインエンジン燃焼終了。外部燃料タンク分離。打ち上げ成功!
日本時間9月10日0時14分55.066秒、スペースシャトル・アトランティスがISS(国際宇宙ステーション)へ向けて離陸しました。今回も外部燃料タンクとオービタの間を監視していたカメラが幾つかの細かいデブリをとらえていましたが、オービタに衝突した様子はなく、ミッションには影響がなさそうです。今回アトランティスは太陽電池パドルを含むISSのP3/P4トラスを搭載しており、大幅に遅れているISSの建設が本格的に再開されます。ISSとのドッキングは日本時間9月11日19時45分頃、12日間の飛行が予定されています。
JavaScriptで人工衛星の位置を表示するでアトランティスがISSを追いかけている様子がわかります。
情報収集衛星光学2号機の打ち上げは種子島宇宙センターの射場付近で落雷のおそれがあるため9月11日13時35分に延期されました。
日本時間9月9日10時15分、中国の宇宙育種衛星「実践8号」(Shijian-8、SJ-8、29385、2006-035A)が酒泉衛星打ち上げセンターから長征2号丙ロケットで打ち上げられました。「実践8号」は穀物、綿花、野菜、果物などの種子約2,000株、215kgを積んでおり、遺伝子変異誘発技術の実験などを行うそうです。
13時35分、情報収集衛星光学2号機を載せたH-IIAロケット10号機が種子島宇宙センターから打ち上げられました。
SeeSat-Lに投稿されたTed Molczan氏による情報収集衛星光学2号機の軌道要素の予測とそれを元にした現在位置の予測。この情報は打ち上げ時刻から予測されたものであり、観測に基づくものではありません。また、カタログ名、カタログ番号、国際標識は処理の都合で仮に割り当てたもので、正式なものではありません。
情報収集衛星 IGS 2A
軌道要素
IGS 2A
1 70001U 06999A 06254.56290905 .00005000 00000-0 19563-3 0 17
2 70001 97.3059 11.9275 0005460 355.4383 4.6805 15.25857756 64
カタログ名 = IGS 2A
カタログ番号 = 70001
国際標識 = 2006-999A
元期 Epoch = 2006年 9月11日(月)22時30分35秒 [JST]
= 53989.562909 [MJD]
軌道傾斜角 i0 = 97.3059 [deg]
昇交点赤経 Omega0 = 11.9275 [deg]
離心率 e0 = 0.0005460
近地点引数 omega0 = 355.4383 [deg]
平均近点角 M0 = 4.6805 [deg]
平均運動 n0 = 15.25857756 [revs/day]
周期 = 1時間34分22秒
近地点高度 = 484.46 [km]
遠地点高度 = 491.96 [km]
軌道長半径 a0 = 6866.35 [km]
軌道短半径 b0 = 6866.35 [km]
近地点距離 q0 = 6862.60 [km]
遠地点距離 Q0 = 6870.10 [km]
昇交点赤経摂動 = 0.9788 [deg/day]
近地点引数摂動 = -3.5373 [deg/day]
19時45分頃に予定されているISSとアトランティスのドッキングまで1時間を切りました。地図上では2機のマークが重なって表示されています。NASA TVでドッキングの様子が中継されています。
19時31分 残り100feet(30.48m)未満。
19時35分 残り75feet(22.86m)。ゆっくり接近中。
19時39分 残り50feet(15.24m)。
19時42分 進路良し。やり直し不要。
19時43分 残り25feet(7.62m)。
19時46分 残り10feet(3.048m)。ポストコンタクトマヌーバ準備完了。
19時48分 コンタクト&キャプチャ!
スペースシャトル・アトランティスはいつものように裏返しになってISS側から耐熱タイルを撮影してもらった後、日本時間19時48分にISSにドッキングしました。ドッキングの様子はNASA TVで中継されました。アトランティスのペイロードベイにはISSのP3/P4トラスと太陽電池パネルが積み込まれており、ロボットアームを使ってISSのロボットアームへ手渡すようにして運び出されます。2002年から中断されていたISS建設ミッションの再開です。
9月6日の日記に書いた知られている44番目のメルセンヌ素数(Mersenne Prime)は232582657-1。10進数で書くと124575…で始まる980万8,358桁の数です。発見日は9月4日、発見者はCooperさんとBooneさん。EFF(Electronic Frontier Foundation)によって10万ドルの賞金が掛けられている1,000万桁には惜しくも届きませんでしたが、知られている40番目のメルセンヌ素数から2003年11月、2004年5月、2005年2月、2005年12月、2006年9月と3年間で5個のメルセンヌ素数が発見され、3年間で5回も知られている最大の素数が更新されたことには驚かされます。
飲酒運転による死亡事故が後を絶ちません。今日、テレビのニュースで映された事故現場のうちの1箇所は見覚えのある場所でした。東村山市内を流れる空堀川が改修されてまっすぐになったところに架かる野行橋です。近くに幼稚園と小学校があります。そこで今朝早く、市内に住む女性が飲酒運転の車に橋の下まで跳ね飛ばされて亡くなったそうです。痛ましい事故のニュースが連日のように報道されているにも関わらずお酒に酔った状態で車を運転しようとする人はいったい何を考えているのでしょうか。「自分に限って事故は起こさない」とか「すぐ近くまでだから大丈夫」などと思っているのでしょうか。飲酒運転は事故を起こさなければ許されるというものではありません。その程度のこともわからない、あるいはお酒を飲むとその程度のこともわからなくなる人は、お酒を飲むことか車を運転することのどちらかあるいは両方を今すぐにやめるべきだと思います。取り返しのつかない事故を起こしてからでは遅いのですから。
2005年8月12日に打ち上げられ3月11日に火星周回軌道に投入された火星探査機MRO(マーズ・リコナイサンス・オービタ)はその後火星の大気の端の抵抗を用いるエアロブレーキ(空力制動)によって徐々に遠火点高度を下げてゆき、9月11日に6基のスラスタを噴射して予定された高度250km〜316kmの観測軌道に到達したそうです。本格的な観測は11月から始まります。
日本時間1時02分、中国の静止通信衛星「中星22号A」(Zhongxing-22A)が四川省の西昌衛星発射センター(Xichang Satellite Launch Center)から「長征3号A」(Long March 3A)ロケットで打ち上げられました。衛星は25分後に207km x 42,000kmの軌道に投入され、打ち上げは成功しました。静止位置は東経98度、設計寿命は8年間とされています。
追記
JavaScriptで人工衛星の位置を表示するに9月11日に打ち上げられた情報収集衛星光学2号機(29393、2006-037A)を追加しました。先日の予測にサテライトウォッチャーによる観測結果が加わったことで確度が増していると思います。NORADがH-IIAロケット10号機のデブリの軌道要素を公開したので情報収集衛星光学2号機のカタログ番号は29393、国際標識は2006-037Aであることがわかりましたが、カタログ名は定かではありません。IGS 2AではなくIGS 3A(またはIGS 3a)と表記しているウェブサイトもあります。なお、これを書いている時点でNORADは情報収集衛星光学2号機のトラッキングデータを公開していません。
IGS 2A
1 29393U 06037A 06254.56337905 .00005000 00000-0 19563-3 0 13
2 29393 97.3059 13.3275 0005460 355.4383 4.6805 15.25857756 68
カタログ名 = IGS 2A
カタログ番号 = 29393
国際標識 = 2006-037A
元期 Epoch = 2006年 9月11日(月)22時31分16秒 [JST]
= 53989.563379 [MJD]
軌道傾斜角 i0 = 97.3059 [deg]
昇交点赤経 Omega0 = 13.3275 [deg]
離心率 e0 = 0.0005460
近地点引数 omega0 = 355.4383 [deg]
平均近点角 M0 = 4.6805 [deg]
平均運動 n0 = 15.25857756 [revs/day]
周期 = 1時間34分22秒
近地点高度 = 484.46 [km]
遠地点高度 = 491.96 [km]
軌道長半径 a0 = 6866.35 [km]
軌道短半径 b0 = 6866.35 [km]
近地点距離 q0 = 6862.60 [km]
遠地点距離 Q0 = 6870.10 [km]
昇交点赤経摂動 = 0.9788 [deg/day]
近地点引数摂動 = -3.5373 [deg/day]
Google Earth (Release 4 - BETA)の日本対応が進んでいます。これを書いている時点で最新のバージョンは4.0.2080(アップデートのチェックでは出てきませんが手動でダウンロードするとこのバージョンになります)。インストールから設定まで日本語で表示されるようになり、世界各地の国名や主要な都市名などがカタカナで表示されます(カタカナで検索することはまだできないようです)。日本の道路、鉄道、市区町村の境界線はもちろん、コンビニや郵便局、病院といったさまざまなアイコンも表示されるなど日本の地図としての機能も充実してきました。しかも、都市部のビルディングだけでなく郊外の一戸建てに至るまで建物の3D表示が可能になったので(建物の形はそれなりにアバウトですが)平面的な地図よりも遥かにわかりやすいです。マシンパワーに余裕がある人はお試しあれ。
追記
日本語に対応したGoogle Earth 4 Betaですが、Windows XPでアカウント名に日本語が含まれていると起動時にmyplaces.kmlファイルが見つからないといったエラーが出ることがまだあるようです。その場合はGoogle Earthを一旦アンインストールして、Google Earthのレジストリ情報を削除し(間違ってGoogle Earth以外のレジストリ情報を削除してしまわないように注意)、再インストール時にカスタムを選択して一時保存フォルダのパスを日本語が含まれていないところに変更するとうまくゆくことがあります。
太陽系小天体2003 UB313はエリス(Eris)と命名されました。
日本時間9月14日22時39分、ロシアの偵察衛星Cosmos-2423(Kosmos 2423、29402、2006-039A)がカザフスタンのチュラタム射場(バイコヌール宇宙基地)からSoyuz Uロケットで打ち上げられました。衛星は8分後に所定の軌道に投入され、打ち上げは成功しました。初期の軌道は傾斜角64.9度、周期約89分、遠地点高度340km、近地点高度175km。撮影した写真はカプセルで投下されます。
Tyler CadiganさんがFactorizations of near-repdigit numbersに残っていた1001桁〜2000桁のPRPをすべて検証することに成功しました。これで「aaa...aab」、「abb...bbb」、「abb...bbc」の形の素数は2000桁まですべて検証されたことになります。
宇宙作家クラブ ニュース掲示板で情報収集衛星の軌道要素が紹介され「打ち上げ後比較的早い時期に出ていることからNORADのものである可能性が高い」と書かれていますが、私はNORADのものではないと思います。9月11日の日記で紹介したTed Molczan氏が打ち上げ前に予測した軌道要素と比較すると軌道傾斜角と離心率の値が末尾の位までぴったり一致していますから、9月13日の日記に書いたようにアマチュアのサテライトウォッチャーが予測と観測を組み合わせて作成したものと考えるのが自然ではないでしょうか。なお、この軌道要素はJavaScriptで人工衛星の位置を表示するには昨日の段階で取り込み済みです。計算方法が大雑把なので他のツールと比べると位置の誤差は大きいと思います。
井崎さんとこにNE2000メモ。
ラキッ!さんから。etherL12.sysがX68000 LIBRARYに入っていなかったので入れておきました。
太陽電池パネルの取り付けを無事に終えたスペースシャトル・アトランティスのクルーは帰還の準備に入っています。ドッキング解除は日本時間21時50分、軌道離脱は9月20日14時55分、KSC着は9月20日18時57分の予定です。
19時27分 ハッチ閉鎖。
20時00分 ドッキング解除準備開始。
21時50分 ドッキング解除。
21時57分 距離100 feet(30.48m)。相対速度0.3 feet/s(9.144cm/s)
22時03分 距離200 feet(60.96m)。
22時09分 距離400 feet(121.92m)。
日本時間13時09分、ISSの次の長期滞在クルー2人と宇宙旅行者1人を乗せたソユーズTMA-9宇宙船がカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から出発しました。新しいクルーはロシア人のミハイル・チューリン(Mikhail Tyurin)宇宙飛行士(コマンダー)とアメリカ人のマイケル・ロペズ−アレグリア(Michael Lopez-Alegria)宇宙飛行士(フライトエンジニア)。マイケル・ロペズ−アレグリア宇宙飛行士は背が高いそうで、最初の2日間は狭い宇宙船の中で窮屈そうです。宇宙旅行者はイラン生まれのアメリカ人のアニューシャ・アンサリ(Anousheh Ansari)さん。先月、榎本大輔さん(日本)が医学的な理由により不適合となったため急遽搭乗が決まった女性初の宇宙観光客です。TMA-9とISSのドッキングは9月20日14時24分。9月29日6時54分には現在ドッキングしているTMA-8に現在のクルーとアニューシャ・アンサリさんが乗って帰還します。ISSではアトランティスのドッキング、分離に続いてTMA-9のドッキング、TMA-8の分離と有人宇宙船が関わるイベントが続きます。
現在、スペースシャトル・アトランティスに6人、ISS(国際宇宙ステーション)に3人、ソユーズTMA-9に3人、合わせて12人の宇宙飛行士たちが地球周回軌道上にいます。アトランティスが離れた後にISSで酸素生成装置から水酸化カリウムが漏れて警報装置が作動するというトラブルがありましたが大事には至らず、その後12人の宇宙飛行士たちは軌道上で会話を楽しんだそうです。同時に12人以上の宇宙飛行士が宇宙に出るのは2001年の13人以来5年ぶり。明日は日本時間14時24分にTMA-9がISSにドッキングし、17時56分にアトランティスが軌道を離脱、18時58分に着陸の予定です。
スペースシャトル・アトランティスが着陸時に使用するスラスタと油圧システムのテストを軌道上で終えた後、機体の下(貨物室側)を正体不明の小さな物体が飛行していることが確認されたそうです。テストの際の振動で何かが脱落した可能性があり、大気圏再突入に影響がないことを確かめるためにアトランティスの帰還が日本時間の明日の午後まで24時間延期されました。機体の表面に損傷がないかどうか、貨物室のロボットアームを伸ばして調べることになります。
追記
日本時間14時21分、ソユーズTMA-9がISSにドッキングしました。
Google Earth and Mapsというコーナーを作りました。日記に書いたナスカの地上絵のデータを入れてあります。ついでに最近見つけた「Zigzag - ジグザグ」(仮称)を追加しておきました。縦横がそれぞれ700メートルくらいある巨大な図形なのですが、Google Earthでたまたま見つけただけで文献等では確認していないので本当に地上絵なのかどうかわかりません。同じ領域に直線や曲線あるいは平行線などの図形がいくつも重なっているように見えます。
予定外のロボットアームの操作でシールドを検査したスペースシャトル・アトランティスでしたが、幸い損傷などはなく、予定よりも1日遅れて今日帰還することになりました。186周で帰還する場合は日本時間18時14分から軌道離脱噴射開始、18時17分に噴射終了、18時49分に大気圏に突入、19時21分にKSCに着陸。187周で帰還する場合は19時50分から軌道離脱噴射開始、19時53分に噴射終了、20時25分に大気圏に突入、20時56分に着陸。
日本時間19時21分、スペースシャトル・アトランティスはKSCの33番滑走路に無事着陸しました。
KSCのギャラリーより。着陸するアトランティス。
ToxsoftさんのWindows用プラネタリウムソフトStella Theater Lite Ver2.51が公開されました。2003UB313の新しい名前「エリス」に対応したそうです。
日本時間の今夜、大西洋で金環日食があります。
日本時間9月23日6時36分、太陽観測衛星SOLAR-Bが鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所からM-Vロケット7号機で打ち上げられます。
日本時間9月26日3時50分、GPS IIR-MシリーズのGPS衛星GPS IIR-15(M)(GPS 2R-15)がフロリダ州のケープカナベラル空軍基地からDelta IIロケットで打ち上げられます。GPS IIR-MシリーズのGPS衛星は昨年9月26日に打ち上げられたGPS BIIRM-1(28874、2005-038A、PRN # 17、軌道面C、スロット4)に続いて2機目となります。誘導兵器の命中精度を高めるために高度な対ジャミング性能を持ち、民間向けにも電離層での反射によって生じるエラーを抑制することができます。
6時31分 打ち上げ5分前。
6時35分 打ち上げ1分前。
6時36分 リフトオフ!
6時37分 第1段分離。第2段点火。
6時39分 ノーズフェアリング分離。第2段分離。第3段ノズル伸展。第3段点火。
7時00分 JAXAのブログに肝心の衛星分離の情報が出てきていませんが、パース局がSOLAR-Bからの電波を受信したということはちゃんと分離できたということでしょうか。
日本時間6時36分、太陽観測衛星「ひので」(SOLAR-B、第22号科学衛星)が鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所からM-Vロケット7号機で打ち上げられました。約900kgの衛星は近地点高度約280km、遠地点高度約686km、軌道傾斜角約98.3度の軌道に投入され、打ち上げは成功しました。衛星分離は7時21分に開始されたサンチャゴ局での信号受信で確認されたそうです。衛星は「ひので」と命名されました。「ひので」からの信号は順調に受信されており、太陽電池パネルの展開も確認されたとのこと。
2番目に分離したサブペイロードの小型衛星バス部機能実証超小型衛星HITSATからの信号も届いているようです。
PI.さんのX68000エミュレータXM6のversion 2.04が公開されました。
9月13日の日記に書いたようにNASAの火星探査機MRO(マーズ・リコナイサンス・オービタ)が9月11日に観測軌道に到着しました。9月16日には火星の地下の構造を探査するための長さ5メートルのレーダーアンテナ2基の展開に成功し、9月18日に行われたテストで初めて火星の地表からのエコーをとらえたそうです。MROのレーダーはマーズ・エクスプレスのものと比較して深いところを調べることはできませんが、浅い地下をより詳しく観測することができます。11月から始まる2年間の本格的な観測に向けて準備が進んでいます。
ESAのマーズ・エクスプレスが撮影した火星の人面岩の高解像度画像が公開されています。
以下は3月13日の日記でまとめたマーズ・グローバル・サーベイヤーによる画像です。
俳優の丹波哲郎さんが昨夜亡くなったそうです。ご冥福をお祈りします。
撮影日:きょう。ロケ地:このへん。
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コスモスと言えば三角関数。
「コスモス 咲かない? 咲いた! コスモス」は回転行列。「コスモス」は cos 、「咲かない?」は -sin 、「咲いた!」は sin 。点 (x, y) を原点を中心に +x から +y へ向かって β(ラジアン) だけ回転させた点 (x', y') は x' = x cosβ - y sinβ, y' = x sinβ + y cosβ 。
「コスモス コスモス 咲かない? 咲かない?」は cos の加法定理。 cos(α+β) = cosα cosβ - sinα sinβ 。
「コスモス 咲いた! 咲いた! コスモス」は sin の加法定理。 sin(α+β) = cosα sinβ + sinα cosβ 。
3つとも覚えようとするとごっちゃになってしまうという人は回転行列の「コスモス 咲かない? 咲いた! コスモス」だけ覚えておきましょう。極座標で考えて x = r cosα, y = r sinα に置き換えると x' = r cos(α+β) = r cosα cosβ - r sinα sinβ, y' = r sin(α+β) = r cosα sinβ + r sinα cosβ となって cos と sin の加法定理を作り出せます。
9月22日の日記に書いたように、日本時間3時50分、GPS IIR-MシリーズのGPS衛星GPS IIR-15(M)(GPS 2R-15)がフロリダ州のケープカナベラル空軍基地からDelta IIロケットで打ち上げられました。衛星は68分後に切り離され、打ち上げは成功しました。トラッキングデータによると投入軌道は傾斜角40度、近地点高度174km、遠地点高度20,410km、周期5時間57分の遷移軌道です。重量は4,500ポンド(2,041kg)。費用は7,500万ドル(約87億円)。運用中のGPS衛星は順次GPS IIR-Mシリーズに置き換えられます。
9月23日に打ち上げられた小型衛星バス部機能実証超小型衛星HIT-SATのトラッキングデータが昨日公開されました。2006-041Aの太陽観測衛星「ひので」(SOLAR-B)のトラッキングデータは打ち上げ当日から公開されていましたが2006-041Bは欠番になっていました(HIT-SATプロジェクトのページで昨日まで公開されていた軌道要素はHIT-SATではなく「ひので」の軌道要素でした)。M-Vロケット7号機に搭載された衛星は3機ですが、実際に軌道に投入されたオブジェクト(デブリを含む)は10個以上あるようで、一辺が12cmの超小型衛星HIT-SATの特定に時間がかかったのかも知れません。地図で見ると進行方向の後ろ側から「ひので」、HIT-SAT、SSSATの順序で飛行しており、ロケットの第3段から後ろ向きに切り離された順序と一致していることがわかります。
小型衛星バス部機能実証超小型衛星 HIT-SAT
軌道要素
HIT-SAT
1 29480U 06041B 06268.75260206 .00023968 24133-5 22796-3 0 226
2 29480 98.3214 277.2370 0282708 119.7826 243.1850 15.30664160 433
カタログ名 = HIT-SAT
カタログ番号 = 29480
国際標識 = 2006-041B
元期 Epoch = 2006年 9月26日(火) 3時03分45秒 [JST]
= 54003.752602 [MJD]
軌道傾斜角 i0 = 98.3214 [deg]
昇交点赤経 Omega0 = 277.2370 [deg]
離心率 e0 = 0.0282708
近地点引数 omega0 = 119.7826 [deg]
平均近点角 M0 = 243.1850 [deg]
平均運動 n0 = 15.30664160 [revs/day]
周期 = 1時間34分 5秒
近地点高度 = 280.12 [km]
遠地点高度 = 667.54 [km]
軌道長半径 a0 = 6851.97 [km]
軌道短半径 b0 = 6849.23 [km]
近地点距離 q0 = 6658.26 [km]
遠地点距離 Q0 = 7045.68 [km]
昇交点赤経摂動 = 1.1239 [deg/day]
近地点引数摂動 = -3.4764 [deg/day]
小型実証衛星「マイクロラブサット1号機」はNASDA(現JAXA)の職員による手作りの小型衛星です。「小型衛星スピンバス技術の確立」「宇宙実証機会の提供」「JAXA若手職員の育成」を目的として2002年12月14日にH-IIAロケット4号機のピギーバック衛星の1つとして環境観測技術衛星「みどりII」(ADEOS-II)ほかと共に種子島宇宙センターから打ち上げられました。当初の予定よりも3年半も長く運用されてきましたが、今日9時54分から停波作業を行い、11時32分に停波を確認して運用を終了したそうです。
MicrosoftからWindowsのVML(Vector Markup Language)のバッファオーバーランの脆弱性に対応する緊急の修正プログラムが公開されています。この修正プログラムは自動更新またはWindows Updateを利用することでインストールされます。インストールされたかどうかはWindows Updateの「更新履歴の表示」で確認できます。
IE6でJavaScriptで人工衛星の位置を表示するを開いたときに「ページが表示されました」が出る直前にステータスバーに「Canvas mode is vml.」の表示が出る人はVMLが有効になっています。
太陽観測衛星「ひので」はすこぶる順調のようで、今後10月初旬にかけて数回の軌道制御を行い太陽同期極軌道へ投入する予定とのこと。トラッキングデータを見ると既に近地点高度が約280kmから約320kmまで上がってきています。望遠鏡のドアが開くのは10月中旬です。
ソーラー電力セイル実証超小型衛星SSSATは分離は確認されたものの受信されたデータを正常に解読できておらずセイルの展開状況は不明とのこと。M-Vロケット7号機のデブリの数が多いのはSSSATになにかトラブルがあったためではないですよね・・・ちょっと気になってしまいました。
太陽系小天体2006 SU49の2029年1月22日(月曜日)の地球接近がトリノスケール1、パラモスケール(パレルモスケール)-1.95と評価されました。観測データが増えればトリノスケールは0に下がると思いますが、それまで注意深く観測されるべき天体ということになります。8月5日の日記に書いたように2029年4月13日(金曜日)のアポフィス(99942 Apophis (2004 MN4))の地球接近のトリノスケールは0に下げられており、現在トリノスケール1以上、パラモスケール-2より大と評価されている天体は2004 VD17(2102年5月4日)と2006 SU49の2つだけです。JPL Small-Body Database Browserによると2006 SU49の軌道は元期2006年9月22日、離心率0.313、軌道長半径1.41AU、近日点距離0.970、軌道傾斜角2.53度、昇交点黄経303度、近日点引数199度、平均近点角239度、近日点通過時刻2007年4月16日、周期1.68年、平均運動0.587度/日、遠日点距離1.85AUとなっています。大きさは300m以上あるかも知れません。
バンドウイルカのウインター(雌)は生後約3ヶ月だった昨年12月にケープカナベラル近くのIndian River Lagoonでカニ漁のわなに絡まり、尾びれに血液が届かなくなって尾びれの全体を失ってしまいました。人間が仕掛けたわなで大怪我をしてしまったウインターですが、発見した漁師によって水族館に運び込まれ、150人以上のボランティアと獣医のチームによる看護で今では尾びれなしでプールを泳ぎ回れるまでに回復しました。しかし、まだ子供のウインターが尾びれを持たないまま成長すると背骨が弱まってしまう可能性があります。そこで、潜水服メーカー、タイヤメーカー、さらにイルカにアタッチメントを取り付けた経験を持つ海軍などが協力してウインターに人工尾びれを取り付けることになったそうです。2005年1月27日の日記に書いたように沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館で病気で尾びれの大部分を失ったバンドウイルカのフジに人工尾びれが取り付けられた例がありますが、フジは尾びれの一部が残っていたのに対してウインターは尾びれを根元から失ってしまったので同じ構造の人工尾びれは使えません。水族館の予算の問題もあるとのことで、ウインターのための人工尾びれの開発は大変そうです。人工尾びれを付けても他のイルカが泳ぐスピードにはついて行けないでしょうから野生に戻ることはできないと思いますが、人間の行いのために尾びれを失ってしまったのですから、多くの人が協力してウインターが少しでも自然に近い姿で泳げるようになるとよいと思います。
日本時間15時22分、サモア諸島でM6.7(USGS)〜M7.0(NOAA)の地震があり、PAGO PAGOで15cm(高低差)の津波が観測されたとのこと。
日本時間10時13分頃、ISSの長期滞在クルー2人と宇宙旅行者1人を乗せたソユーズTMA-8がカザフスタンに無事着陸しました。
オポチュニティーが撮影した火星のビクトリア・クレーターの景色を裸眼立体視(交差法)で眺める。ごつごつした崖で縁取られたクレーターの直径は800メートル、深さは70メートルもあるそうです。ホイールでスクロールします。
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