
さて、いよいよFreeBSDを起動します。電源投入後しばらく待つと、画面下に上記のようなメッセージが出てきます。ここで、[F1]を押すとWindowsが、[F2]を押すと、FreeBSDが起動します。ここでは当然、[F2]キーを押しましょう。次に「Boot:」と聞いてきますが、ここではとりあえずリターンだけを押してください。
しばらく待って、「login:」の表示が出てくれば、準備完了です。

FreeBSDに限らずUNIX系のOSは、マルチタスク、マルチユーザーのOSなので、利用する際には誰が使っているのかをはっきりと明言しなければなりません。それが、これから行うログインという作業です。FreeBSDをインストールしたら、まず、管理者である「root」の名前でログインして環境を整えます。
「login:」のプロンプトに、「root」と入力してリターンを押してください。次に、「Password:」と聞いてくるので、インストール時に設定したパスワードを入力します。このパスワードは、大変重要なので、忘れないようにしてください。なお、パスワードは、入力しても画面上には表示されませんが、ちゃんと入力されていますので、安心してください。
さて、無事ログインできると、「#」のプロンプトが出て、入力待ちになります。まず最初にやらなければならないことは、PAOの導入です。この状態から「/stand/sysinstall」と入力してリターンを押してください。言語を選ぶ画面が出てくるので日本語を選ぶと、インストール時のメニューが出てきました。そこで、「c 設定」を選び、次に「C PCカード」を選択します。
最初にメッセージが出てくるので、読んでリターンキーを押します。
次に、/etcへのインストールについてのメッセージが出てくるので、ここでもリターンを押します。ここに書かれているように、PAOを組み込む際に今までの設定のうちいくつかが無効になるので、注意してください。これについては、後程フォローします。
カーネルバックアップについては、ハードディスクに余裕があるならOKを選びましょう。私の場合は、余裕がないと勝手に判断し、Cancelしてしまいました。

カーネルのコンパイル、インストールでOKを選ぶと、いよいよPAOの組み込みを開始します。これには多少時間がかかりますので、この隙に何か他の用事を済ませてしまいましょう。なお、私の場合は10分ほどで完了しました。ほんの3年ほど昔のマシンでは3時間ぐらいかかっていたことを思うと、えらい違いです。
システムバイナリは、OKを押します。この後、PCカード等の設定を聞いてきます。APMとPCカード、どちらにもチェックをつけてリターンを押します。
もう1度リターンを押すと、設定メニューに戻ります。「終了」-「導入終了」を選んで、メニューを終了させましょう。
「#」のプロンプトに戻ってきたら、「reboot」と入力し、再起動させましょう。(なお、ここで入力した文字は見えないかもしれません。その際には、設定メニュー終了時に現れるメッセージを参照して、対処してください。
さて、ブートメニューで前回と同じように[F2]を押して、FreeBSDを再起動させます。今度こそ設定終了かと思ったら、まだ続きがあります。
まずは、さきほどのPCカードインストールにあったように、いくつかの設定が無効になっているので、設定し直します。さっきと同じように「/stand/sysinstall」と入力し、設定メニューを起動してください。
設定しなければならない個所は、主にキーマップとネットワーク周りでしょう。「c 設定」を選んで、「2 コンソール」を選ぶと、キーマップの設定、「6 ネットワーク」を選べば、ネットワーク周りの設定を行えます。設定内容については、インストールの時と同じでいいでしょう。設定が終われば、もう一度再起動します。
で、設定は無事完了と思っていましたが、どうもこれではうまく設定できませんでしたので、直接設定ファイルを書き直す方法を紹介しておきます。なお、エディタとしてviとeeがありますが、初心者にはeeの方がとっつきやすいかもしれません。私はもっぱらvi派です。とちらのエディタも、エディタの名前の後に1つ開けて編集したいファイル名を入力し、リターンを押します。たとえば、下記の設定ファイルをeeで編集するには、「ee /etc/rc.conf」とします。
FreeBSDのメインの設定ファイルといえば、/etc/rc.confです(FreeBSD2.2.1までは、/etc/sysconfigでした)。このファイルをエディタで開いて、編集していきます。

まずキーマップについては、「keymap=」で始まる行がそれに当たります。ここに、「/usr/share/syscons/keymaps/jp.106.kbd」と入れる事により、新しいキーマップで起動する事ができます。

次にネットワークですが、まず、「hosiname=」でホスト名を設定します。
「defaultrouter=」で、ゲートウェイを設定します。私のLANでは特に他にはつながっていないので、「NO」おしました。

PCカードのネットワークデバイスは、PC-card optionにある「ifconfig_common=」でIPアドレスとネットマスクを設定します。PCカードを何枚も挿すならいざしらず、普通に使う分には、他のところは初期設定で充分です。
さて、再起動すれば一通り設定完了なのですが、ここで1つ他の設定をしておきましょう。rootでログインする際に「unknow class 'root'」と出てしまいます。これでは気分が悪いので、これを解消しましょう。
まず、FreeBSDのCD-ROMから、「setc.aa」を/tmpにでもコピーしてください。FreeBSDからアクセスする場合は、「FreeBSD/2.2.2-RELEASE/src/」に、Windowsから読み出した場合には、「\src」にあります。
setc.aaを/tmpにコピーしたとして、以下のように操作してください。
さて、幾多の苦難を乗り越えて、やっと設定完了です。と、言いたいところですが、このままだと真っ暗な画面に文字しか現れませんし、何といっても日本語の表示すらできません。その他いくつかの不都合がありますので、これらの問題を解決する必要があるのですが、とりあえずFreeBSDとしての機能は、今のままでも充分兼ね備えているので、息抜きにちょっといぢって見るのも、慣れるという意味で有用でしょう。但し、こういうことはrootでは行わないでください。インストール時にユーザーの設定を行ったはずなので、そのユーザー名&パスワードでログインして、いろいろやってみてください。
一通り息抜きが済んだら、お待ちかねの
カーネル設定&X編
です。
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FreeBSD 2.2.2R on FM-V BIBLO NC13D編
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FreeBSDインストール日記
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