Linux インストール日記

1999/03/06

Linux全盛時代

 いつのまにか、時代はLinuxに傾きかけているようです。関連ページを見ると、毎日のようにLinux版の市販ソフトがリリースされたとか、大手SIがサポートに乗り出したとか、ハードメーカーがLinuxディストリビュータに出資したとか、そんなニュースで持ちきりです。
 私自身、PC-UNIXの台頭はなんとなく喜ばしい事なのですが、今まで馴染みの無いLinuxってことで、ニュースの流し読みぐらいにとどめていました。

 が、ついにX-Dayはやってきてしまったんですねぇ。
 
 ここで詳細を語るのは趣味に合わないので仕事関係とだけ言っておきますが、とりあえず自分のマシンに一度インストールして見る事にしました。


前準備

 インストールしたマシンは、TMCのTI5VG+をベースとしたK6-2 300MHzの自作マシンで、特に変なオプションは付いていません。たぶん(^^;;
 インストールしたディストリビューションは、日経BP社の「TurboLinuxによるUNIX入門」に付属のTurboLinux3.0です。これを選んだ理由は、そのとき本屋に並んでいた、唯一のTurboLinux3.0付属の本だったってだけです。

 が、この本、インストールに付いては解説してないんですよね。私はFreeBSDをインストールした経験からなんとなくインストールできてしまいましたが、はじめてインストールする人には詳細なインストール本を買ったほうが安心かもしれません。

 前準備として必要なのは、ブートディスクと拡張ハードウェアディスク(?)を作成することですが、私はCD-ROMからのブートを試したので拡張ハードウェアディスクのみ作成しました。作成方法はFreeBSDでもお馴染みのディスクイメージのファイルを書きこむだけなので、rawrite.exeやfdimage.exeを使って作成してください。

 なお、ディスク領域は今回はFreeBSDの領域を消してしまいました(爆
 ので、本来ここにあるべきFIPS使用感チェックはなしです。


インストール

 まずBIOSの設定画面を呼び出して、CD-ROMから起動できるように設定します。あとはCD-ROMを入れてしばらく待つと、見事にインストーラーが起動してくれました(^^

 日本語でのメニュー形式なので、さくさく進んで気持ちがいいです。前準備で作成した拡張ハードウェアディスクは、この時に使用するみたいです。

 で、しばらく進むとパーティション設定の画面が現れるわけですが、ここもFreeBSDのようなメニュー形式でさくさくっと進めるのかと思えば、いきなりプロンプトが現れてとまってしまいました(;;
 とりあえずパーティションの設定方法を書いておくと、

  1. ディスクを選択
  2. FDISK(この後、プロンプトから「m」でヘルプが表示されます)
  3. 「n」で領域作成(最低、ルート領域とスワップ領域の2つ)
  4. 「t」で、領域変更(作成した領域の1つをスワップ領域に変更する)
  5. 「w」で終了
 と言った感じのようです。本当にこれでいいのか、ちょっと心配ですけど・・・

 パーティションさえ切り終えれば、あとはメニュー形式が続くのみです。

 LILO(Linux Loader)は、フロッピーディスクにインストールしました。MRBにインストールするのはなんとなく怖くって(^^;;

 Xの設定は、G200を使っているのですが、自動設定ではちゃんと認識してくれませんでした。が、SVGAサーバにVRAM8MBと設定したら、なにごともなく動き出しました。あっ、ちゃんとXFree86 3.3.3が入っている事は確認済みですよ(^^;;

 ISA-PnPでサウンドカードの認識も、問題無くできました。以前のFreeBSDではあれだけ苦労したのにねぇ。

 最後に、LILOの入ったフロッピーを入れて、プロンプトで「linux」と入力すると、見事に起動してくれました。


使用感

 まずログインして気がついたのは、ウィンドウマネージャがちゃんと日本語化されていることです。日本語対応として公開されているディストリビューションですので、当たり前といえば当たり前なのですが、FreeBSDで苦労して日本語環境を構築したことを思えば、最初のハードルがちょっと低めかな、と思いました。

 また、各種設定ツールも豊富に用意されているのも魅力の1つです。ほとんどが日本語化されているので、とりあえずの設定はこれで足りることでしょう。

 が、色々といぢってみると、特に目立ったところはウィンドウ周りだけで、本質はFreeBSDとあんまり変わりが無い事に気がつきます。同じPC-UNIXの仲間として当たり前の事なのですが、世間でこれだけ騒がれている割には、ちょっと期待はずれな感がありました。

 結果として、「世間で騒がれている」のは、Linuxのサーバとしての機能で、まだまだデスクトップ環境としては発展途上であり、XをベースとしているためにFreeBSDと何ら変わる事はない、ということを認識することができました。(当たり前だけど(^^;:)

 最近、次世代デスクトップの本命とされるGNOMEの正式版がリリースされたとこのとで、これから急速にデスクトップ環境が改善されていく事でしょう。

 


FreeBSDインストール日記
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