FreeBSD(98) 2.1.5R on PC-9801RA21編


目次



新バージョン導入!

  2.0.5編 で紹介しましたように、PC-9801RA21にはFreeBSD(98)2.0.5をインストールしていましたが、新バージョンのリリースを期に、総入れ替えを決行する事にしました。本来ならアップグレードのインストールをして人柱になるべきだったのでしょうが、とても恐くてダイブ出来ませんでした。期待していた方はごめんなさい(__ その分、初めての人にはなるべく具体的に説明していきますので・・・

 システム構成についてですが、基本的には 2.0.5編で説明したものと変わりありません。前回から追加されたものとして、イーサネットカード(メルコ/LGY-98J-T)があります。IRQは、その時点で空いていた3番に設定しました。

 ここで注意すべきは、FreeBSDでは割り込み番号の設定にIRQを用いるのに対し、多くの98用のボードのはINTを用いて表示されている点です。IRQもINTも同じ割り込みを示しているのですが、それぞれ番号がずれているので、その読み換え表を示しておきます。

INT IRQ
0 3
1 5
2 6
5 12

インストールの前準備

 まずインストールの前に色々と準備をしなければなりません。まずは、パッケージの準備です。
 FreeBSD(98)は、AT版のFreeBSDからの差分としてリリースされているため、その2つ両方を入手しなければなりません。特にオリジナルのAT版はサイズがかなり大きいので、CD-ROMで入手するのがいいでしょう。

 今回のインストールでは、オリジナルはUNIXUSER誌'96年11月号付録のCD-ROMを使いました。これが手元に無い場合でも、数多くのCD-ROM付きの書籍が出ているので、それほど入手には苦労しないでしょう。
 また、98用の差分は、大学でインターネット経由で近くのサイトからダウンロードしました。これについては、CD-ROM付きの本が見付かればそれに越したことはないのですが、見付からない場合でもそれほど大きなファイルではないので(と言っても5MBほどありますが)、どこかのftpサイトやNiftyServeのFEPSONXからダウンロードして下さい。

 実際のインストールの作業の前に、古いバージョンのFreeBSDを立ち上げて、/etcと/homeのバックアップを取っておきました。


インストール、設定

 では、実際にインストールをしてみましょう。
 今回はインストーラーからCD-ROMをうまく認識してくれなかったので、ハードディスクからのインストールを試みました。まず、DOSを立ち上げ、必要なファイルをハードディスクのDOS領域にコピーします。ドライブのルートから見て、\FREEBSDの下に98BIN、BIN、DOCなどといったディレクトリを作り、CD-ROMの中の同名のディレクトリ内のファイルをコピーします。

 今回は98差分から「98BIN、JDOC」、オリジナルから「BIN、COMPAT20、COMPAT21、DOC、MANPAGE、SRC\SSYS.*、XF86312」をコピーしました。おおよそ60MBといったところです。

 次に、インストーラー用ブートディスクを作ります。今回は5インチのディスクドライブがD:にあるとして、次のようにしました。

 なお、RAWRITEは、FreeBSD入門キットにあったものを使用しました。98用差分の置いてあるサイトにはどこでもあるはずなので、入手しておきましょう。当然ですが、オリジナルに付属のAT版RAWRITEは98では使用できません。
 

 では、ブートディスクをドライブに入れてリセットしましょう。しばらくすると、「Boot:」の表示が出てくるので、リターンキーを押してしばらく待つと、メニュー形式のインストーラーが起動されます。

 インストーラーは基本的に日本語なので、特に難しい点はないと思いますが、いくつか注意点を書いておきます。
 


おしまい

 久々に98にインストールをしましたが、以前は不完全だった日本語インストーラーが使えるレベルに達した事が印象的でした。日本語のドキュメントが豊富になったことも同じくです。

 やはり、AT互換機に比べて、一般的な設定が決められている昔の98はインストールしやすくていいですねぇ。おかげで、最近の98は、恐くてさわれません。新機種としてAT互換機(半組立式)を買ってきたので、ますますその傾向が強くなっていくような。。。
 ま、実家でPC-9821V16を買ったと言うので、今度気力と体力のある時に試してみます。

 では現在の最終的な設定を ここ に置いておきます。


FreeBSDインストール日記
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