![]() |
|
発表は発送をもって代えさせていただきます
|
|
これってちゃんと利益になってんのか?徳島県板野郡板野町ってここでしょ。そこから東京都杉並区まで鳴門海峡渡って来てるわけでしょ。今日葛西臨海公園まで電車で行ったけど片道の電車賃だけでも393円以上はしたぞ。 いや、まあ交通費の話はどうでもいいのだが、古本屋で1冊の本を手に取るとき、その本が辿った軌跡をつい考えてしまうものだ。印刷され装丁され本という商品として書店に並び、誰かによって買い取られ持ち帰られ、通勤通学に付き合ったり、時には旅先に一緒にお供したり、読まれたり読まれなかったりして、読み終えると本棚で寝かされたりして、しばらくすると他の本棚の仲間達と一緒に古本屋に売り払われ、古本という商品して生まれ変わり、また古本屋に陳列される。中にはこのサイクルを何度も繰り返している本もあるだろう。大冒険だ。狭い古本屋などには壁一面に天井まで届く高さの本棚に古本がぎっしり詰まっているわけだが、その本一冊一冊がそれぞれの冒険譚を持っているかと思うと、うっかり本の軌跡などを想像するのは、『北の国から』全シリーズを強制的に1日で見せられるような飽満感で具合が悪くなる。 かつては古本の冒険は持ち主の行動範囲が大幅に変わらない限り、ある一定の地域の中で循環する程度のものだったはずだが、こういうネット販売になると、持ち主の行動範囲など関係なく、徳島から東京までの冒険が可能なわけだ。狭い古本屋でそれぞれの冒険譚を充満させていた古本たちは、今やネット販売のリストとして空間から解放され、次の冒険を待っているのだ。流通ってすげー。 発表は発送をもって代えさせていただきます
|
|
発表は発送をもって代えさせていただきます
|
![]() 発表は発送をもって代えさせていただきます
|