改良枕(教材枕)について (*´ -`)(´- `*)
私が着付けを習い始めたのは、25年くらい以前になりますが、この改良枕を使いました。
着付けスタッフとして結婚式場にいくようになって、使わなくなりました。
最近人に教えるようになって、手結びがなかなか大変なようなので使っております。
使ってみないで嫌う人もあるようですが、普通の枕と両方使ってみて、この改良枕は本当に優れものだと思います。
どんな風に良いか((*゚ー゚)
手結びの場合、よくあるポイント柄の名古屋帯で前に柄をあわせると手先が短くなって手先が出なくなる帯はよくあります。
この枕を使えば簡単です。
お太鼓を決めて背負い、胴に巻く部分は、手先を取って残ったのを内側に折って巻き込みます。
普通の枕でもこのやり方をすれば柄はでますが、柔らかい帯など、改良枕を使うとうんとやり易いです。
振り袖の変わり結びもできます。
手結びの変わり結びは数に限りなくあるのですが、手順を覚えるのが難しいのではなく、背中にしっかりついて、
下がったり、背中と帯の間がぱっくり開いたりしないことが大切なのです。
それだけでなく、着ている人が楽なことです。
洋服のように楽なことはないのは承知だと思いますが、改良枕だと枕が下がる、
背から帯が離れる心配は殆どないと思いますし、着ている人も楽です。
振り袖を人に着せるのになれていない方にはお勧めです。
改良枕を使った、文庫、ふくら雀を紹介します。
最近は、帯が長いので、四枚五枚もの羽根が飛んでいるような帯結びが華やかと思われがちなようですが、
シンプルでバランスの良いのもすっきりしています。
文庫 ( ^∀^)
手先を三つ折りにし、枕の表から窓枠を通し、手先の長さの目やすは、枕より2〜3cm長く決めます。
背中につけます。
柄じまいを左脇に決め、余った無地の部分を背中央に引きます。
無地の部分に手を入れ、輪になっているほうをひっくり返すようにします。
無地の部分をきれいにたたみ、帯がもどらないように、しっかり持って締めます。
胴二巻きしたら、帯を斜めに折り上げ、先ほどの無地の部分をたたみいれます。
帯を斜めに折り上げた輪が下になるように枕にかけ、よく締めてから帯巾を十分に開きます。
肩幅より広く羽根の大きさを決め、中央に三つ山ひだをとります。
ひだ山が上を向くようにして、羽根を枕にはさみます。
枕にガーゼ、帯揚げをかけ、手先を下ろして、帯締めで始末します。
羽根の形をきれいに整えて、出来上がりです。(〃 ̄ー ̄〃)
ふくら雀(´ ⌒`)
改良枕の裏から帯の手先を通し、たれ先から枕の二倍半をはかり、箱ひだをとって
枕の山とします。
背中に枕をつけます。
たれの部分を右肩にあずけ、胴二巻きし、斜めに折り上げます。
折り上げた帯の輪が下になるように枕にかけ、しっかり締めます。
枕にかけた帯の部分を十分に開きます。
手先の柄の部分で肩幅の羽根をとります。
羽根の残りは、裏側に屏風だたみにします。
羽根の中央に三つ山ひだをとり、枕の裏側に挟み込みます。
箱ひだをくずさないようにたれをおろします。
枕にガーゼ、帯揚げをかけます。
太鼓の大きさ、たれの長さを決め、帯締めをします。
羽根の形を整えて出来上がりです。(・ー・)