タイトル
 Skip-Bo
 (スキップボー)
 販売元
 International Games
 デザイン
 Unknown
 プレイ人数
 2〜10人(4人が最適)
 プレイ時間
 40〜60分
   

 今回紹介する Skip-Bo は、不思議と我が家で人気のあるゲームです。今だに、学生時代の悪友が遊びに来ると、必ずやってしまう類のゲームです。初めてプレイした時など、2日間続けてやってしまいました..。(アホですな。^^;;)

 さて、このゲームの最大の特徴ですが、2人1組みのチームになってプレイすることに尽きるでしょう。つまり、最低でも4人メンツを集めないと遊ぶことが出来ないと言うことです。(麻雀みたいに不便ですね〜。)また、6人3チームでも良いのですが、バランス/戦略的に4人2チームが最善である様に思われます。
(※ マニュアルには奇数人数の場合、チームを組まない場合のルールも一応ありますが、あくまでも本筋は、2人1組みでしょう。)

 ゲームの内容ですが、イメージ的にトランプのスピードと言うゲームに似ています。但し、スピードの様に、慌ただしく競ってカードを出す様なゲームではありません。

 カードは1〜12の数字が振られたカードが12組みと、オールマイティ(1〜12のどの数字としても使用可能)である18枚の スキップボー・カードから構成されます。
 また、数字のカードは、1〜4は緑・5〜8は赤・9〜12は紫、の各色に塗り分けられていますが、これ自体に特別な意味はありません。パッと見で、数字の大小が判ると言う程度です。デザイン的には海外のゲームらしく、スッキリとした中に洗練されたものが感じられ、好感が持てます。


 プレイの準備ですが、まずはチームのパートナーが互いの対面に来るように着席しなければいけません。各10枚ずつカードを配ったら準備は完了、残ったカードはセンターパイル(山札)として中央に伏せておきます。また、配られたカードは見てもいけませんし、並べ変えてもいけません。そのまま自分の前に置き、一番上のカードだけ捲ります。この山をストックパイルと呼びます。

 プレイ手順は次の通りです。

−1順目−

 (1) 手札の枚数が5枚になるまで、センターパイル(山札)からカードを引いて来ます。初回の手番では手札がゼロですから、必ず5枚引くことになります。
 (2) 手札または、一番上の捲られているストックパイルに、1(またはスキップボー)カードが有れば、センターパイルの横に出すことが出来ます(イヤなら出さなくても良い)。これをビルディングパイルと呼びます。

※ ビルディングパイルは4つまでしか作れません。既に4つのビルディングパイルが有る場合は、1(またはスキップボー)カードを持っていても、出すことは出来ません。

 (3) ストックパイルの一番上のカードを出した場合には、次のカードを1枚捲って表示します。
 (4) 1に続くカードである、2(またはスキップボー)カードが有れば、更に1に続いて、ビルディングパイルの上に出すことが出来ます。
 ※ ビルディングパイルが12まで達したら、そのパイルは撤去し、また1から積むことが出来るようになります。
 (5) 以上の様に、数字の順番通りにカードを出せる限り、何枚カードを出しても構いません。
 (6) これ以上、出せるカードが無くなったり、出すつもりが無くなったならば、手札の内の1枚を自分の前に公開します。これをディスカードパイルと呼びます。
 (7) これで1回の手順が終了です。隣の人に手番を移動します。

−2回目以降−

 (1) 手札の枚数が5枚になるまで、センターパイル(山札)からカードを引きます。
 (2) 自分の手札、ディスカードパイルの1番上、ストックパイルの1番上、チームメイトのディスカードパイルの1番上、ストックパイルの1番上、の何れかの中に、ビルディングパイルに続けて出せるカードがあれば、出すことが出来ます。(出さなくても可。)
※ ここがこのゲームの最大のミソで、チームメイトの公開カードは自分のカードと同様に使用することが出来るのです。
 (3) ビルディングパイル上に出すカードが無くなったら、手札の中の1枚をディスカードパイルとして公開します。ここで、ディスカードパイルは4つ迄しか作れません。すでに4つのディスカードパイルが有る場合には、何れか1つの上に新しいカードを置くことになります。尚、ディスカードパイルは一番上のカードから順に使わなければいけません。上にカードを出す場合は、出し先に注意を払う必要があります。

−ゲームの終了−

 (1) この様に、自分およびチームメイトのカードを使って、ビルディングパイルの数字が連続する様にカードを出して行きます。そして最終的に、全てのストックパイルを出し切ったチームがそのゲームの勝者となります。
 (2) 負けたチームは残ったストックパイルを開き、カードの数字の合計を求めます(スキップボーカードは30点で計算します)。この合計点が、勝者チームのポイントとなります。
 (3) 以上のゲームを5回繰り返し、合計獲得ポイントの多い組みが、最終的な勝者となります。


 ルールを文字で書くと複雑な感じも受けますが、一回やってみると、さほど複雑ではありません。相手の行動を注視しておく必要もありませんから、のんびりと構えてゲームを進めることが可能です。
 但し、単純とはいえ、それなりの戦略も存在します。また時には、勝負ポイントを見極めてカケに出る必要もあるでしょう。

 以下、ゲームを進める上でのポイントを、幾つか紹介します。

・ストックパイルを出すことが目標である。
 手札やディスカードパイルに出せるカードがあると、つい出したくなります。しかし最終目的はストックパイルを無くすことですから、無意味に、手札やディスカードパイルを減らすことは、作戦の幅を狭めるだけで、良いことはありません。

・ディスカードパイルの種類を増やす。
 ディスカードパイルは自分とチームメイトの両方で活用出来るカードです。ここに沢山の種類のカードを置くことによって、展開が楽になります。よって、ディスカードパイルを出す際には、チームメイトの出していないカードを出すことが、重要です。また、オールマイティであるスキップボー・カードは手札に置くより、ディスカードパイルに出した方が、より活用することが可能になります。

・守りを考える。
 カードを出して行って、ストックパイルを減らすことが第一目的ですが、それによって相手チームの手がより進む様では意味がありません。相手チームの手が進まない様に配慮しながら、自らの手を進めることも大切です。

・時には攻める。
 ゲームは5回戦です。終盤に来て大差がついてしまった場合は、イチかバチか勝負に出る必要があります。この様な場合は守りを捨てて、ひたすら自らの手を進めるしかありません。一見無理な攻めでも、ストックパイルの下から案外良いカードが現れるかもしれません。形勢逆転の可能性は最後まで残されています。


 このSkip-Boの販売元は International Games Limited 社です。日本では TOMY から発売されており、この手のゲームを扱うお店を巡れば見つけられるかと思います。また、パッケージにUNOの文字が印刷されていますが、基本的に別のゲームですので注意して下さい。