リゾート見聞録・番外編
2001年夏

毎日ビールとパンとソーセージ オーストリア見聞録 その2


●小粋な宿にくつろぐ

 ウイーン西駅からタクシーにてこれから2泊する「Hotel Konig von Ungarn(ケーニッヒ・フォン・ウンガルン)」へ。
 ウイーン中心部はおおむねリンク周辺であり、この「リンク」とは元々は城壁跡であったそうだ。それに沿って道路のほか市電なども通っている。リンク内はシュテファン寺院ほか見どころが目白押しではあるが、車で移動するにはちょっとつらい。一方通行の嵐だ。観光客にレンタサイクルが人気というのもわかる気がした。
 様々な名所を車窓から眺めつつホテル到着。外観は、ウイーンでよく見かける黄色い外壁(この黄色は、国母と言われたマリア・テレジア好みで、「マリア・テレジア・イエロー」と呼ばれるらしい。)のどうってことのない建物だが、中に入るとまるで別空間がひろがっていた。決して豪華ではないが、落ち着きある印象を受ける。ホテルの中は静寂がひろがっている。たいへん古い建物だと聞いていたが、かなり改装されているので決して古くささは感じさせない。むしろ新しささえ感じさせる。なお、モーツァルトが「フィガロの結婚」を書いた「フィガロハウス」が隣接しており、このホテル、元々はフィガロハウスの一部だったと何かの本に書いてあった。
 英語のできるスタッフばかりではないのだが、英語のできるダンディな叔父様ベルマン(いかにもゲルマン民族的な渋いお顔だった。)に荷物を運んでもらった。エレベーターの中も勿論木目。目的の階に到着するとガチャン、ガッタン!となるのも味がある。さすが喫煙に寛容なお国柄だけあってエレベーターの中にまで灰皿がある。気が利いているというかなんというか。
 案内されたお部屋は、できるだけ静かなお部屋をとリクエストしておいたので、車の通らない路地に面した角部屋だった。そのせいかたいへん広く、清掃中のほかの部屋をちらっとのぞいたら、どうも部屋ごとにインテリアのテーマが異なるようだった。例えばお隣は壁紙もソファも絢爛豪華な雰囲気で統一されていた。私はマリー・アントワネットばりのきんきらきん部屋より、シンプルなほうがよく寝られるので、今回割り当てられた部屋でよかったかも。
 なお、日本人を滞在中2組見かけたが、ドイツ語のできる通っぽい人々ばかりで、日本人にはされほどメジャーではないようだ。チェックアウトの時周りの会話を聞いていたら、ドイツ語圏のゲストが多いのは勿論なのだが、その他はアメリカ人ばかりだったようだ。ファミリーも何組か。

ホテル外観 ホテル扉 ホテル中庭 ホテルソファー
ホテルのファサード。 美しいエントランス。 ロビーには中庭が。 ロビーに置かれている家具。

部屋 ベッド 調度品 テーブルとソファー
部屋の様子。 ベッド。北欧風家具で統一されており、明るい雰囲気。 テーブルと椅子を置いても余裕の広さ。 落ち着きあるインテリア。

バスタブ 洗面台 ルームキー 中庭
バスルーム。可動式シャワー等申し分ない。 シャンプー・バスバブル・石鹸等最低限のアメニティは揃っている洗面台が二つあるのも便利。 ルームキーにもこだわりが。 部屋の前から見下ろした中庭。

部屋からの風景 部屋からの風景 ナイトキャップ
部屋の窓から外の眺め。 部屋の窓から外の眺め。隣がフィガロハウス。 ターンダウンで枕元におかれるプレゼント。これは小瓶のリキュール。モーツァルト印。


●ウイーン観光初日 〜歩いてシュテファン寺院へ〜

 到着して少し部屋で休んだら、とりあえず近くのシュテファン寺院へ行くことにした。ホテルからは直線で徒歩5分程度。近い!
 ウインドーショッピングをしつつ、のんびりとシュテファン寺院へ向かう。おおっ、美しい!スケールも凄いが細かな彫刻も美しく、外観を眺めているだけでも楽しめる。
 中へ入ると大勢の観光客で賑わっていた。リンツの教会も悪くはなかったが、ウイーンのシンボルというだけあって素晴らしい建築だ。実はエレベーターもある。単に往復するだけでえらく高額な料金をとられるのだが(笑)上からの風景もなかなか素晴らしい。有名な観覧車なども見えるし、さまざまな建物の屋根を眺めているだけで面白いものだ。ただ風が強くて身体の芯まで冷え切ってしまったため、長居はできなかった。
 すっかり冷えきった身体を暖めるべく、「レーマン」というカフェへ。観光客などでごった返す広場に面しているのだが、中は意外に静か。観光客というよりは地元のおばあちゃんなどが客の大半を占めているようだった。「メランジェ」というのが日本で飲むカプチーノのようなものだと聞いたのでそれを注文し、さらにケースに並んだ色とりどりのケーキの中から一番小さいものを選んでみた。やっぱりウイーンのカフェではケーキ食べないとね!と思ったのだ。頼んだものが運ばれてきた。あちらのカフェではコーヒーと水がセットになっているらしい。これはなかなか嬉しいサービス。(特に喫茶店好き名古屋人にとってはね〜)さてケーキもやってきた。可愛いサイズなのだがこりゃあ甘い!昔食べたケーキの味だなあ。ここでゆっくり一休みした後、ミヒャエル門近くの高級食材スーパー「ユリウス・マインル」へ。日持ちのしそうな食材をお土産に、そしてその晩部屋で楽しむつもりのビールとつまみを購入。店舗もキレイだし、食材ならば何でも揃っており、お土産を買うのに便利。地元客と日本人観光客が入り乱れていた。

廊下 中庭 扉 シュテファン寺院 シュテファン寺院
部屋の前の廊下。つきあたり右手が宿泊した部屋。 ロビーの中庭。バーになっている。 ホテルのエントランスから外をのぞむ。 シュテファン寺院。足場が組んであったので修繕中? シュテファン寺院内部。結構な人出。

シュテファン寺院 観光馬車 カフェ・レーマン ミヒャエル門
シュテファン寺院。 シュテファン寺院横に控える観光馬車。 カフェ「レーマン」にて。小さいケーキを選んだのだが、激甘〜!でもなんだか懐かしい味なのは何故? 王宮への入り口、ミヒャエル門


●ケーニッヒ・フォン・ウンガルンでのお食事


 ホテルに帰り、夫が腹へったというのでホテルのレストランへお食事に。
 こじんまりしており、スタッフの動きも小気味よく丁寧で、洗練された雰囲気。かといって高級すぎるわけでもなく、ほどよいカジュアルさも併せ持っていた。客は我々のほかにはドイツ語を話す老夫婦と、一人で食事するおじさまのみ。クラシックの調べが流れるなかゆったりした食事を楽しんだ。ドイツ語メニューだったので何のことやらさっぱりわからず、スタッフにおすすめを聞くとコースがあるとのことだったのでそれを注文。そんなに量は多くないから大丈夫と言われたもののやっぱり多かった。バターが結構使われていたからかもしれない。それにしてもみんな大食いだなあ。というわけでこの日食べたコースは以下のとおり。ちょっと味が濃かったかな。ちなみ一緒に飲んだワインは皆ハズレなし。夫が好みの味を伝えるとそれにピッタリのワインを持ってきてくれたし。(お値段も決して高級すぎないところがなお良し。)さすが〜!以下の写真はフラッシュをたくのが憚られたので照明のみで。だから少々赤っぽいがご容赦を。
 なお、朝食時には格調高い雰囲気ががらっと変化する。ジュース、果物、チーズ、ヨーグルト、パン、シリアル等はセルフサービスで。それにしてもやっぱり乳製品とコーヒーが美味しいなあ。アルコテル・ニケでもそうだったが、相変わらず野菜がないのにはちと閉口。野菜が食いたい〜と叫んでしまいそうな朝食続きである。(シリアルがその代わりなんだろうが何だか不満・・・)

レストラン 夕食1 夕食2 夕食3
ホテルレストラン内部 前菜。久々の生野菜だ! キノコのスープ。 サーモンとパスタ。バターの味が濃かったかな。

夕食4 夕食5 夕食6 朝食
ジンのシャーベット。これだけで酔った〜 メインのビーフ。牛は食べないつもりが食べてしもうた(^^;) デザート。ドーナツのようなお菓子。もうお腹いっぱい・・・ 朝食風景。雰囲気はがらっと変貌。


ウイーン観光二日目 〜シェーンブルン宮殿、そして・・・〜

 ゆっくり朝食をとり、まずはホテル隣の「フィガロハウス」へ。モーツァルト直筆の楽譜などが保存されている。とはいうものの、オーストリアじゅうモーツァルトゆかりの家ばかりで、何処が最も見るべき所なのかさっぱり・・・。クラシック好きの方に叱られそうだが。

 それからウイーンの地下鉄を利用して、シェーンブルン宮殿へ行くことにした。ウイーンの地下鉄は歴史ある建造物でもあるが、路線が非常にわかりやすいし、使い勝手もよい。ドイツ語が全くちんぷんかんぷんでも何とかなるので観光の足としては最適だろう。構内に沢山のポスターが貼られていたので面白く観察していたら、なにやら見たことのある人物のポスターが沢山。むむ?これは5月に行ったプーケットのアマンプリで一緒にクルーズしたオッチャンではないの?と思いつつ、デジカメ撮影。帰国後その人物をネット検索し、ドイツに詳しい友人に聞いたところ、なんとドイツの著名なコメディアンだった。志村けんと所ジョージを足して2で割ったような超有名人物らしい。ドイツ語圏各所でライブを行う人気者らしく、こんなところでまたお目にかかれるとは思わなかったわ。陽気なオッチャンでした。寿司が好きだと言っていたなあ。

 さて、そうこうしているうちにシェーンブルン宮殿。広いのなんのって。お天気に恵まれさわやかな日だったのが救いであった。トランシーバーのような機械によるガイドツアー(インペリアルツアーという宮殿内をほぼくまなく回れるコースを選択。これを選ぶ人が最も多いようだった。)で宮殿内をまわることにしたが、混雑を避けるためか、渡されたチケットには入場時刻が先に印字されており、その時間になると宮殿内に入るゲートを抜けられる仕組みになっていた。ちなみにガイドは多数の言語が用意されており、日本語も。該当する部屋に辿りついたときに機械のボタンを押せば説明が流れるようになっており、自分のペースで見ることが可能である。それにしても広い宮殿・・・。ツアー終了した時にはもうヘトヘト。よくもまあ、マリア・テレジアはあんなでっかい宮殿造ったものだわよ。あまりに疲れたので宮殿敷地内にあるカフェで一休み。疲れた身体にカフェ・メランジェがしみわたる〜。サンドウイッチも具は普通なのだがパンがなんといっても美味しかった。オーストリアはどこにいってもパンが美味。

フィガロハウス入場券 フィガロハウス 地下鉄乗車券 地下鉄プラットホーム
フィガロハウス入場券 モーツァルトが「フィガロの結婚」を書いたフィガロハウス。ホテルの隣。 ウイーン地下鉄の24時間フリー乗車券 シュテファンプラッツ駅のプラットホームにて

駅 シェーンブルン宮殿 シェーンブルン宮殿 シェーンブルン宮殿のカフェにて
シェーンブルン宮殿最寄りの駅に到着。 入り口だけでもかなり広大なシェーンブルン宮殿。むやみに広い。 シェーンブルン宮殿内の庭園。向こうに見えるギリシャ風の建築物ももちろん宮殿の敷地。 シェーンブルン宮殿敷地内にあるカフェにて。このサンドウイッチが美味だった。

 シェーンブルン宮殿をまわって疲れ果てたものの、ここでウイーン観光を終えてはさすがに寂しい。というわけで次は王宮をめざすことにした。またこれが王宮もでかすぎ・・・。観光ガイドを見ると頭クラクラするぐらい見どころがあり、ガイド本を見ているだけで疲れたので、まず有名な王宮庭園を散策。確かにモーツァルト像とピンクの花でト音記号をかたどった植え込みが絵になる!・・・と写真を撮りまくっていたのはいいが早々に疲れてしまい、せっかくだからと王宮近くにあるかの有名なオーストリア王室御用達のカフェ「デメル」へ向かった。するとさすが超有名店!席につくのに人が並んでいる。海外の有名観光地でありがちな日本人だけが並んでいる、という状態ではなく、様々な人種が並んでいるのが面白い。タイミングが良かったのか、ほどなくしてテラス席に座ることができた。
 デメルでの注文方法は、まずケーキを注文し、それと引き替えにケーキ名?を書いたメモをもらい席につく。それからウエイトレスが飲み物の注文を取りに来て、それと同時にケーキ名のメモも持っていくという方式になっている。日本でのデメルショップといえばザッハトルテはじめチョコレートケーキ系ばかりが並んでいるのだが、さすが本家本元、もの凄い種類のケーキが並んでいる。目移りしてオーダーを決められずにいたが、結局は定番「ザッハトルテ」を注文。ミーハーと言われようともやはり一度は本場で食べてみたい。
 さーてザッハトルテとカフェ・メランジェが運ばれてきた。わーお、ホイップクリームがたっぷりついて豪華豪華!ザッハトルテ自体も美味しい!チョコレートケーキが大好きという訳ではなかったのだが、さすがにこの美味しさには参りました。やっぱ本場でホイップクリームと一緒に食べなきゃダメですな。うむ。

王宮庭園 王宮 デメルのザッハートルテ カフェ・デメル
王宮庭園。モーツァルト像の前にはト音記号の植え込みが。 王宮。これまた広大。何がどこにあるのやらさっぱりわからなかった。 デメルのザッハトルテ!立っている人達は席が空くのを待っている。 デメル外観。賑わってる〜。王宮入り口のミヒャエル門からすぐの所にある。


 一息ついたところで疲れも少々とれたような気がして、頑張って王宮宝物館と美術史美術館をまわることにした。
 王宮宝物館、お宝だらけでだんだんよくわかんなってしまったという有様。確かにすごい王冠やら金糸のマントやらオーストリアの王様達が身につけてきた収蔵品がたんまりあるのだが、説明がドイツ語で書いてあるものだから何のことやら。あそこはオーストリアの歴史をおさらいして、1日かけて見るべきところだと反省。それから美術史美術館へ移動。こちらの収蔵品はすごいと聞いていたので本日最後の観光として気合いを入れて行くことに。これまた広いのなんのって・・・。フリューゲルの作品はじめ、日本ならば教科書掲載レベルのものすごい絵が当たり前のように展示されている。しかし、あまりに作品が多すぎてこれまた疲労が先にたってしまい、一部屋鑑賞するごとにベンチで休憩する始末。フリューゲルだけは以前から好きなので、多少復活。しかし、そのとき特設展示が行われていた「エル・グレコ展」を十分に鑑賞する気力は尽きてしまい、少々不完全燃焼ながらも美術史美術館を後に。ここはまた別の機会にゆっくり訪れようと決意した。ウイーンという街は1週間ぐらいみっちり観光しないととてもまわりきれないということがよーくわかった。
 帰路は市電に乗ってホテル近くまでショートカット。降りた駅は大型ホテルが並んでいる界隈で、ちょうどトイレに行きたかったためマリオットへ。ここは日本のパッケージツアーでよく使われるようであちこちに日本語表示があった。ドイツ語圏ではこういうホテルも便利かも。ラディソンSASもなかなか良いホテルのようで、交通の便もよく、行動派に適しているだろう。ウイーンはホテルの選択肢が多いので悩ましいところだ。

美術史美術館 絵画 絵画 市電
美術史美術館外観。 フリューゲルの絵画。模写もなかなかのもの! 「青いドレスの貴婦人」。昔から私の大好きな絵。 オペラ座前にて。向こうに見えるのは「ブリストル」という老舗高級ホテル。

市電内部 市電 ラディソンSASホテル クライネス・カフェ
市電内部。リンツと違って客層も都会っぽい。 市電。 ラディソンSASホテル前にてトラムを降りる。 映画「恋人たちの距離」ロケに使われたクライネス・カフェ。観光客多し!

バッタもん日本料理の味は如何に

 終日観光に明け暮れた一日を終え、夕食の時間になった。
 さすがにリンツ・ウイーンといかにもなオーストリアの食事続きでいい加減醤油の味が恋しくなった我々は、ホテル近くにあった日本料理レストランに入ることにした。ANAグランドなどに行けば日本人が握る本格的な寿司や天ぷらを食べられるのだろうが、値段も高いしホテルからは徒歩では寒いうえに疲れる。折角だからバッタもん日本料理を食べてみるか、とリンツに引き続き日本語の通じない日本料理店に入ると・・・意外なことに賑わっている!店舗の雰囲気から察するに割と新しいお店のようで、ウイーンの人々が物は試しに、とやってきているようだった。
 メニューには結構な数が掲載されており、かなり空腹だった我々は、寿司、刺身(大)、みそ汁、もやしサラダ、みそラーメンを注文した。
 寿司と刺身はほぼ同じネタで、まぐろ・サーモン・白身魚といった具合。かにかまぼこ握りがあったのには笑わせてもらったが、確かに日本の味といえば日本の味。まだ解凍できていないネタがあったのはまあご愛敬ってことで。ガリなんかもついていて嬉しかった。もやしサラダは和風ドレッシングであえてあり、居酒屋の一品のよう。
 この間、周りの人々に注目されまくっているのでちと気恥ずかしい。どうやらお箸の持ち方などを研究されていたようだ。
 さて、魅惑のみそラーメンがやってきた。このみそラーメン、ここを訪れるウイーンの人々に人気のようで、周りのテーブルでも注文がたくさん入っていた。が、そのお味は・・・みそラーメンなのにみそラーメンでないのだ!端的に言ってしまえば「みそ汁ラーメン」。みそ汁に、かにかまぼこやらセロリやらもやしやら色々な野菜が入れられ、ラーメンというよりは見た目長崎ちゃんぽんに近いかも。まあそれでも味噌の味に飢えていたので、美味しく食べたのだけど。これだけ食べてもそれほどお値段は高くなかった。ランチメニューにあった焼き鳥定食も気になるところだ(笑)

日本料理店 寿司 味噌ラーメン 刺身
日本料理「フジヤマ」。ホテルから徒歩1分程度。 寿司とみそ汁ともやしサラダ。 みそラーメン。 刺身盛り合わせ。


いよいよ帰国の途


 ホテルをチェックアウト。この日、同じ時間にチェックアウトする人が重なりフロントは大騒ぎ。どうやら皆同じ便に乗るらしい。タクシーを呼んでもらったもののなかなか来ないので少々焦りつつも、フロントにて車を待った。
 やってきたタクシーのオッチャンに、日本人か?と聞かれイエスと答えると、すかさず「コニチワ」と言われた。観光都市ウイーンとなれば日本人を乗せる機会も多いようだ。オッチャンが高速道路(だと思う)をぶっ飛ばしてくれたおかげで無事間に合った。しかし航空会社カウンターも大混雑でぎりぎりのチェックインとなってしまい、免税店をじっくり見られなかったのが残念だ。フランクフルトよりお買い物しやすそうな感じだったのに。と言いつつも、木箱に入ったホテルザッハーの「ザッハトルテ」とホテルインペリアルの「インペリアルトルテ」はしっかり購入。ゲートを抜けると目の前にお菓子コーナーが控えており、すぐに買い物できたのがよかった。それにしても使い勝手のよさそうな空港だった。(名古屋空港とはえらい違い!)
 ここからまたなが〜〜〜い空の旅。フランクフルトにて乗り換え、一路名古屋へ。帰路では何故かまったく眠ることができず帰国後は時差ボケに悩まされることとなった。が、それ以前に身体の調子がどうもおかしいので帰国後すぐに病院へ行ったところなんと妊娠発覚。どおりでやたらと疲れてしまったわけだ。ちょっとワインを口にしてもベロベロに酔ってしまったし。この時差ボケもその影響か。いつも機内では熟睡できるからおかしいと思っていたのよね。しかし無事帰国したものの長時間フライトしてきたことが不安になり医師に相談したが「別に大丈夫でしょう」というお答え。無理せず、疲れたらすぐに休憩するようにしていたので幸いだった。オーストリアがカフェ文化の発達している国で本当によかった。
 今回の教訓。ドイツ語圏はドイツ語がわからないとかなりキツイということ。特にリンツはつらかった・・・。簡単なドイツ語の単語ぐらいは覚えておいたほうが良いだろう。食事はやっぱりアジアのほうがいいかな。ザッハトルテはこのうえなく美味しかったんだけど。
 なにぶん観光が不完全燃焼なので、次回はもっとゆったりした行程で行きたいものだ。そして、身体が本調子で健康バリバリのときにね!

空港カフェ 空港内部
空港内のカフェ。 結構使いやすい空港だと思う。








Written by shirokuma

2001.12.9