写真管理ソフトについてのあれこれ
・Faststone Viewer 4.0
ちょっと気づいてなかったんですが,定番のフリー写真ビューア Faststone の最新版がリリースされてました.

これといって新しい機能は搭載されておらず,ver.3.X の延長という感じです.スキンがちょっと新しくなったので,“WINDOWS dark”に設定して,選択カラーをオレンジにして CaptureOne 風にしてみました.
あと小さなことですが,バッチ変換の際,『シャープネスをリサイズの後にかけるか先にかけるか』というオプションが追加されました.(おそらく)今までは先にかけていたので,ウェブ用の小さなイメージを作るとき,すごく時間が(20秒とか)かかっていたんですよね.これを後にかけるように設定すると,1〜2秒でコンバートされるようになりました.何気に嬉しい機能です.
ちなみに,K-7 の RAW コンバートを試してみると色味も問題なく現像できましたので,dcraw の対応バージョンを使っているようです.Faststone で RAW 現像をすることは私は絶対ないと思いますが,嬉しいことは嬉しい.
さて...新バージョンを祝福して donation をしようかな?
(以上,2009/11/22)
・IDimager 5β
というものがパブリックβテストされています.IDimager 4 で懲り懲りした私ですが,せっかく買ったライセンスで使えるというので,早速入れてみました.
見栄えも機能も 4 とほとんど変わらず,これもたいした喜びはありません.ただ安定度は 4 よりはましになっているようで,サムネール読み込み時に落ちるということは解消されているようです.
ただし,K-7 PEF を読み込むとサムネール読み込みキューが止まってしまうという現象が起きています.空のサムネールを選択して f8 キーで再読み込みしてやると正常に動くんですが...これは不便というか使い物にならない.
βテストフォーラムを見ても同じ現象のレポートがないので,私の環境にも依存しているものなのかも...報告しようかと思ったんですが,英語で書くのがめんどくさいので,まだやってません.
もともと,どこか outstanding な点のないソフトなので,ACDSee Pro3 が K-7 に対応したら捨てるしかないような気もしてますが.
(以上,2009/11/07)
・ACDSee Pro 3.0
その後書くのを忘れていましたが,ACDSee Pro 新バージョンが予告どおり,10月に発売されています.早速購入しましたが,機能も安定度もβ版となにも変わらないので,あまり喜びがありません.おまけに...
これはβ版で実現するかと思っていたのですが,PENTAX K-7 への対応が正式版でもまだ行われていません.ユーザフォーラムで聞いたら,『もうすぐ出る』ということだったのですが,いまだに.
しょうがないので,ユーザサポートへ直接問い合わせてみると,『PENTAX K-7 への対応版の RAW デコーダのリリースはタイムラインに乗っていない.作業はしているが.』という返答でした.おまけに“サンプルRAWファイルをアップロードして欲しい”と言われてしまいました.え?そんなものがいまさら必要な段階なのぉ?!という感じです.
たしか Pro 2/2.5 用の RAW デコーダが最後にリリースされたのが7月だったと思うので,K-7 に限らずサポートされてないカメラが他にもたくさんありそうです.有名定番ソフトだというのに,困ったもんですね...
(以上,2009/11/07)
・IDimager 4
ACDSee Pro 2.5/3βがいつまで経っても K-7 PEF に対応しないので,何か別の(Lightroomとは違うファイルシステムベースの)写真管理ソフトがないかと探していたところ,IDimager というソフトがあることを知りました.もちろん海外物でオランダ製らしいです.K-7 PEF には対応していない(だって,最新版は2009/01なんだから)のですが,サムネール表示やプレビューも問題なくできるという話を DPReview で聞いたので,とりあえず試用してみました.

一度目の試用では,K-7 PEF のハンドリングに問題はないことは確認できましたが,いろいろと解せない点もあるので追究する気が起きず,とりあえずアンインストール.その後思い立って再び試用してみようと思ったら,1ヶ月間の試用期限が既に過ぎていました.
それでやめておけばよかったのですが,“高いものではないしとりあえず買ってみるか”...で,結果,大失敗.(-_-;
まず,IDimager 起動するたびになぜかadmin名でログインが必要.なにその大げさ加減は?! そんなソフト他に見たことないですね.試用期間中だけかとも思ってたんですが,そうじゃなかった.おまけに remember password でログインダイアログに表示される既定パスワードでそのままログインしようとしても2回に1回は失敗してしまう...この問題はヘルプの中あれこれ探索して起動コマンドラインにパスワードを記述することで回避できましたが.
やっと起動してみると,『終了時のフォルダを記憶してくれない』.起動時のフォルダを固定するオプションはあるのですが,これもなぜかまったく機能せず.オプションで何も設定しないと,起動のたびにデスクトップから始まってしまうので,めんどくさいことこの上ない.
極めつけは,『サムネール読み込み時に頻繁に落ちてしまう』.これは非対応の K-7 PEF でとかいう話ではなくて,他のカメラの RAW でも JPEG でもまったく規則性なくランダムに,です.おまけに ACDSee みたいに『あるフォルダ以下を一括してデータベースに読み込む』という機能がないので,膨大なサブフォルダを一つ一つ...そのたびに落ちてやり直し.これは使えんですわ,絶対に.(-_-メ
ということで,金をどぶに捨てたような気分です.ソフト購入でこんな大失敗したのは久しぶりのような.(^^; おとなしく ACDSee が対応してくれるのを待っていれば良かった.orz
(以上,2009/08/21)
・ACDSee Pro3.0β
ACDSee Pro 新バージョンのβ版が公開されました.だいぶ前に ACDSee Pro の専用サイトからメールアドレスを登録してあったのですが,やっと公開の案内が届きましたので,早速ダウンロードしてみました.こんな感じのものです.

なんだか,あんまり変わり映えがしませんね.機能自体も,ほとんど Pro2.5 から進化しているという感じは無く,今まで写真管理画面と編集画面がばらばらだったGUIを単一ウィンドウで統一しただけ,という感じです.このへんは Lightroom のモロパクリという感じ.下が,Process 画面.

お得意の LightEQ 機能は健在で,心持ち 2.5 から効き具合が良く・スムーズになったみたいな気がします.これは実に素晴らしい.マウスインタフェース含めて,他のソフトには無い機能だと思います.
残念なのは,ビネット補正・色収差補正・レンズ情報表示などが相変わらず無いこと.これは Lightroom から多大に引き離されていると思います.1周遅れ以上かと.どれも入れようと思えばそんな難しい話ではないと思うので,やる気がそもそも無いのかな...? とりあえず ACDSee のβ版フォーラムに書いておきましたが,どうなるか.
とはいえ,正式版が出たらやっぱり買ってしまうんでしょうね.
(以上,2009/05/30)
・ACDSee Pro2.5
下に書いた ACDSee Pro2 での RAW 現像の不具合ですが,ACDSee のユーザフォーラムの情報では,K20D に固有の既知の問題だったようです.で,ACDSee Pro 2.5 が昨日リリースされたので試してみたら,この問題は解消されていました.
でも,英語版アップデートを日本語版2.0に当てようとしたら,ライセンスコードが不正ということではねられてしまいました.別製品ということのようで.(-_-;
さて...日本語版はいつ出るのか.イーフロンティアのサポート見ると,迅速な対応はぜんぜん期待できないような.ACDSee で RAW現像するつもりがないとは言え,ちゃんとしたプレビューが出来ないのは困る...
悩んでいてもしょうがないので,英語版を買ってしまいました.金は二重取りされたけど,英語版の方がサポートが早いので,これが正解かと.
(以上,2008/09/11)
・ACDSee Pro2 の RAW現像
下で『イマイチ以下』と書いたので,一応そのフォローを.
これが K20D RAW 以外でもそうなのかは分かりませんが,ハイライト部の階調処理に致命的な欠点(バグ?)を抱えているようです.

下の Capture One の記事にあげた写真の一部で,レースカーテンのハイライト部ですが,階調のエッジが摩訶不思議な縁取り状の描写になっています.本来グレーになるべきレース部分も白く抜けています.まるでソラリかけたCGみたい.もちろん,K20D の 14.6M CMOS がこう写してしまったというわけではありません.同じ RAW を純正 PPL で現像してみると.

言うまでもありませんが,他の現像ソフト(Lightroom. LightZone, Bibble, Capture One, SilkyPix...)の結果は(多少の色調差を除いて)すべて PPL と同じです.
上にあげた現像ソフトの中には DCRAW ベースのものもあるはずなので,ACDSee Pro2 は独自 RAWエンジンで“やっちゃった”ということなんでしょうか...まあ,ビューアとして買ったものなので腹もそれほど立ちませんが,Pro の名前にだまされて RAW 現像ツールとして買ってしまった人はかなりアタマにくるだろうな...(^^;
(以上,2008/08/27)
・ACDsee Pro2
...を買っちゃいました.

ACDSee PhotoManager 9 を既に持っているのになんで?というと...どうも ACDsee PhotoManager は,アップデートがないようなんですね.10 の日本語版はいつ出るのか分からない.英語版でもいいんだけど,オンライン版はないようだ.ACDsee で RAW 現像をするつもりは無いのですが,PhotoManager 9 では K20D の RAW がサムネール・プレビュー表示さえも出来ないんです.プレビューJPEG が埋め込まれているのになんで?という気もしますが,そうなっているのでしょうがない.で,K20D の RAW に対応している Pro2 を買ってしまったというわけです.
RAW 現像機能を除くと,PhotoManager とほとんど変わらない Pro2 なんで,金がもったいなかったという感じですが,まあいいか.
ちなみに Pro2 の RAW 現像機能は...イマイチ以下のような.:-p
(以上,2008/08/04)
私のデジカメ歴も数えてみると,8年ちょっとになります.その間ずっと追究し続けてきたといえば聞こえはよいのですが,要するに良いのがなくて悩んできたのが『写真ビューア』です.キャノン付属の ZoomBrowser にひどい目に合わされたのは,Exif の項に書いたとおりです.インタフェースも奇をてらったものですし,なんであんなのを標準ビューアにするかな...
まあキャノンをあれこれ言ってもしょうがないのでやめといて,その後長く私の標準ビューアとなってきたのは,市販ソフトである Ulead PhotoExplorer でした.Ver.5 から Ver.8.6 まで使ったのかな.なんと言っても,サムネールキャッシュを集中管理できるのが最大のメリットで...それ以外は,特にどうということもない普通のビューアでした.
ところが,K10D で写真の縦横センサが付いて,IXY900 買ったら当然そうなってるし...Exif の回転情報に非対応の PhootExplorer ではどうにもならなくなりました.
それ以外に私が時々特別な用途に使っていたビューアがあります.シェアウェアの DPEx です.これは機能としては素晴らしいビューアですが,とにかくインタフェースが悪すぎる.そのうちに作者さんがやる気を失ってしまい,正式バージョンの 1.51 リリースから既に2年半がたとうとしています.βバージョンで実装されたいくつかの機能は,『何に役立つのか分からないもの』ばかりで...(-_-; 正直もうあきらめました.(これ,DPEx サポート掲示板に堂々と書いたことなので,“弱い犬の遠吠え”ではありません :-p )
さてどうしようかと困っているところに,海外から『白馬の王子様』が.(^^; Faststone Image Viewer というフリーソフトです.

外観にスキンを使っていてなかなかクールですが,機能は,とてもフリーソフトとは思えないものです.タイトルバーでは日本語ファイル名は化けていますが,サムネール表示や各種処理では日本語がすべて通ります.
私がいやいやながらも (^^; DPEx を使っていたのは,“メーカノートを保持したロスレス回転”と“Exif情報の除去”のためでしたが,Faststone Viewer はこれもあっさりと(しかもバッチ処理で)やってくれます.ロスレス回転については,DPEx には致命的な仕様ミス(最近気づいた(-_-;)があり,ロスレス回転後も元の回転情報が残ってしまいます.つまり写真の回転情報に対応したビューアで見ると非常にヘンなことに...あと,DPEx では時間のかかる処理でもプログレスバーが表示されないのでハングしたかと思ってしまう(実際 WINDOWS はそう判断しています)とか...まあ DPEx のことをあげつらってもしょうがないのでこの辺にしておきます.m(__)m
Faststone Viwer で秀逸なのは,とにかく各種(コンバートや再圧縮,拡大縮小など)のバッチ処理です.拡大縮小では“長辺のピクセル指定”がありますが,これなんか案外他のソフトには無いオプションみたいな.Landscape と Portlait の混在した写真をバッチ処理するときには泣いて喜ぶほど便利です.
それ以外でも,例えばプレビュー表示でのクリック一発での“虫眼鏡拡大機能”が本当に便利で,重宝しています.こんな感じ.

欠点としては,ファイルの選択やプレビューがやや遅いこと,Exif メーカノートに対応していないこと,Exif 撮影時刻でソートできないこと...などでしょう.最後の点は,作者さんに要望を出したら,wish list に入っている,という返事を戴きました.そのうち実装されることを期待しています.
ちなみに Faststone Viewer は個人使用ではフリーソフトとなっていますが,いわゆる donationware となっていて,PayPal で寄付を行うことが出来ます.デフォでは $15 のようですが,私はあまりにも気に入ったので,$30 を奮発してしまいました.クレジットカード番号があれば日本からでも簡単に出来ます.この素晴らしいソフトをずっと失いたくないので,使う人はぜひぜひ寄付よろしく.
(以上,2007/03/12)
K10D で撮った写真を *istD View 1.00 で見ていて気づいたんですが...いつのまにか,レンズ名が表示されなくなってますね.orz
K100D の写真も見てみたらやっぱり表示されないので,Kシリーズからこうなっていたようです.Exif の内部構造に変化があったんでしょうか?
*istDView は正式版1.00がリリースされてから1年以上更新されていませんが,なんとか対応してもらえないかな...? ソフトの名前がこうなってるんだから,もう無理かな??下注
注)...と愚痴ってしまったんですが,なんと!! 今日公開された *istDView 1.20 で,K10D の JPEG, PEF ともに,レンズ名表示ができるようになりました.作者さんには,まったく頭が下がります.しろあずきさん,ありがとう...m(__)m(2007/01/28)
(2006/12/29)
『*istD View』は,しろあずきさんによって作られたフリーソフトで,PENTAX *istD シリーズ専用?のフォトブラウザです.このような多機能のかっこいいブラウザが,*istD ユーザコミュニティの周辺から生まれたということも素晴らしいのですが...このスクリーンショットを見てください.

右側の Exif ビューの部分にレンズ名があります.ここで表示されているのは,タムロン28-75mm です.ちなみに画面の真ん中上に出ているのは,マウス位置に表示される簡易プレビューですが,ここにもレンズ名が見えています.これは素晴らしい.
*istD シリーズの使用レンズ名が表示されるブラウザとして,PENTAX 純正の PhotoBrowser がありますが,これは当然というのか,PENTAX 純正レンズの名前しか表示されません.
したがって...*istD View は世界で唯一つの『サードパーティレンズ名が表示できる PENTAX 専用フォトブラウザ!!』なんです.一眼デジの場合,撮影に使用したレンズ名というのはきわめて重要なデータですから,サードパーティ交換レンズを使っているユーザにとっては必須のツールでしょう.
ただし...*istD View をインストールしただけでは,レンズ名は表示できません.みんと☆さんが公開しているレンズIDデータ:LensID.iniをダウンロードしてインストールする必要があります.こちらは2ちゃんねるの *istD 関連スレッドから生まれてきたものです.
残念ながら,LensID.ini は2004年11月以来更新されていませんので,それ以降に発売されたレンズ(例えば,DA50-200mm)のデータは含まれていません.
しかしこのデータ,(PhotoBrowser とは違って)単なるテキスト形式の ini ファイルなので,自分で好きなように(!)データを追加・修正できます.これについては,私があちこちから集めてアップデートしたものがありますので,そちらをご参照ください.
(以上,2005/09/30)