WHO and WHAT?
牧梶郎 WHO?
1942年東京に生まれる。高校3年のときに60年安保闘争を経験。
大学時代は日韓会談反対の運動や学園祭実行委員会などに参加、
1967年学園闘争が燃え盛る直前に工学部を卒業。
以来現在まで、30年以上にわたって主に外資系企業で、
技術系職員としてサラリーマン生活を送る。
1971年日本民主主義文学同盟に加盟、1985年退会。
55歳を過ぎて文学に回帰し、1998年文学同人「葦牙」に参加、
2003年民主主義文学会に再加入。現在は「葦牙ジャーナル」編集長。
唯一の創作集として『アフリカから吹いてきた風』(2004年、同時代社)がある。
モットーは、みだりに悲観もせず、さりとて楽観もせず。
「葦牙ジャーナル」WHAT?
1982年に結成された文学同人葦牙*(現在は葦牙の会)の機関誌『葦牙』*を補佐する準機関誌、
隔月発行で会員と読者の自由な交流の場を目指す。
文学同人葦牙は、「四月号問題」*を機に日本民主主義文学同盟を退会した霜多正次、中里喜昭、
山根献、武藤功、上原真、中野健二らの諸氏により設立された文学団体で、
機関誌『葦牙』発刊に際して(1984年11月)以下のメッセージを発表している。
現代は、人類の生存そのものの危機が切実に憂慮される時代である。
しかも、憂慮の声が日に日に高まっているにもかかわらず、危機はますます深刻化している。
このような時代に、哲学や文学のはたすべき役割はきわめて大きいといわなければならないだろう。
そして現状は、この危機をもたらしている元凶として、科学技術万能の近代合理主義を批判する声が大きく、しかもそこから、「非合理なもの」への志向が異常に肥大しているようにおもえる。
しかし私たちは、現代社会の危機の根底には、人間の自由と平等という民主主義の理念の国家権力による蹂躪があり、それへの民衆の抵抗の不徹底さがあるのだと考える。
とくにわが国では、この自由と平等の理念がなお未成熟、不徹底であることを、私たちはみずからの問題として痛感しないわけにはいかない。
したがって、文学の課題も可能性も、この民主主義の理念を社会生活の具体にそくして徹底して追求し、実践するところにあると考える。
* 葦牙の会、機関誌『葦牙』、「四月号問題」については葦牙の会の公式ホームページ
(http://www1.odn.ne.jp/ashikabi)を参照してください。