MLノゾキ窓

自立記念日
保津川下り

「自立記念日」 おーい!たくさん
youyouノ皆さんちょっと ご無沙汰でした。 先日記念日のことについて、盛り上がっていましたが、例の如く私は少し遅れ ての仲間入りです。
実は昨日、各務原市の産業文化センターに独りで行ってきました。 いや、独りで行ったとはいえないかな?
以前から私を知っている人は、独りで行くぐらいおまえならあたりまえだろうが!と言われそうですね。 でも、今の私は明暗が判る程度まで追い込まれました。 従って独りで出かけることは冒険なのです。
毎日、「あっ、今日も無事に果たせた」と言うのが実感なのです。
さて、バスを降りてから岐阜バス出入り口の南、つまり、新岐阜デパートの南側から、 名鉄各務原線乗り場まで、雑踏の中を杖を頼りに行き着きました。 ここは以前から見慣れたコースなのでよかったのです。
改札口には30分早く着きました。 耳を澄ましていると、発車案内が聞こえました。予定の電車が入ってきたので、 時間はあったが、車内で待った方が寒くないので乗車券を買いました。
その時、駅員が、「何時に乗られますか? 向こうでは如何がされますか?  それではまだ時間がありますから案内しましょう」と 各務原なら降りるのに一番前がいいですね!と 言いながら先頭車内まで 連れて行ってくれました。 「向こうの駅にも連絡しておきます」と言ってくれました。
実は、各務原には日比野洋子さんが迎えてくれることになっていました。 なんと名鉄も親切になったものかと思いましたら、 先日三柿野駅で死亡事故があったばかりですので、駅員も白い杖を見たら 緊張しているのでしょうね。
その事故にあった人は、私の知人で、と言うより、そうらしいのです。 名前はハッキリしないし、電話で確かめるのもどうかとおもって!  近日中に訪ねるつもりですが。
視覚障害で、難聴者と掻いてあったが、彼は夜盲症で視野は少し 狭かったが、昼は良く見えたし、難聴ではありませんでした。 昨秋、夫婦で会食したので間違いないと思います。
自殺などの理由も全くありません。 夕刻で夜盲症の彼にとっては、周囲の電灯と電車のヘッドライト等、 勘が狂ったのでしょう!
今の私には実感できます。 少し見えるのが邪魔になるのです。

各務原に着くと日比野さんがホームまで出迎えてくれました。 「ホームに入らせて!」と言ったら、「日比野算ですね?」と駅員が確かめたそうで、 如何して私の名を知ってているのかと怪訝な顔をしていると、「岐阜駅から  連絡がありました。 あなたがお見えにならなければ私が出迎えるつもりでした」と 言われたそ うです。
ますます名鉄三ノ気遣いが伝わってきますね。

ここへ来たのはというと、この夏金華山登山をしたのは皆さんもご承知ですね。
その際短歌を詠んで投稿しておいたのが(入選したので出てきなさい)という ことでした。 新ちゃんの遺してくれたものはこんなところにも残っていました。
ついでに、日比野君を訪ねてゆっくり遊ばせてもらいました。 幸か不幸か、仕事は入っていませんでした。
天気が良すぎて遊びにっでかけたんでしょうな! だからヒマなんだよ!と いずれにしてもラッキーナ一日でした。

あっ、そうだ 今日は私等の結婚記念日なんだ、 でも、話題には上りそうにないね、 そんな話をしてお寿司をご馳走になり、夕刻帰路いついた。 勿論駅までは洋子さんが送ってくれました。

岐阜では雑踏の中、人の流れに乗せられて、点ブロの位置も離されがちで、 二人の若者が声を掛けてくれ  駅前のバス停にたどりついた。
ふと気が付くと音と風向きなど、それに頼っているうちに、 杖は前につきだしているだけで、左右に探ることを忘れている。 まだ、一人前の盲人にはなれないかな!

私は今日独りで出かけて、多数の人に助けられ、その援助も素直に受け入れられ、 目的を果たすことが出来た。 つまり、私の盲人自立記念日としますよ。 先輩の皆さんからの助言をお待ちしています。

愚作 金華山 ガイドに手ひかれ よとせぶり(四十年) 雑踏足下に 東風快し

(音声ユーザーのために)
きんかざん ガイドに てひかれ よとせぶり
ざっとうそっかに こち こころよし



「保津川下り」 ムトさん
こんにちは、ムトです。 先日ポーラちゃんが京都旅行の際に渡られましたという 桂川(かつらがわ)の上流の保津川下りの話をします。

保津川下りは、山陰線で福知山方面行きの亀岡市の郊外に 乗船場があるのですが、私は間違えてひとつ手前の保津峡 駅に降り立ちました。
ここはちょうど保津川の鉄橋の上にありまして、激流が 岩に砕ける水音が渦巻く様に湧き上がって、とても涼しい 感じの所でした。 

乗船場は、亀岡駅より1キロほどの所でした。
真夏の暑さのせいか、多くの客が並んでいました。 船は10分おきに出ていましたが、暫く待って漸く乗ること が出来ました。
ここより嵐山に向かって行くのですが、始めは緩やかな 流れも次第に激流となり、あちこちで岩をかむしぷきが 船上にかぶさって来る様になり、
川のうねりに舳先の 変わるたぴごとに、船は大きく揺らぎ、服までも濡らさん 程の水しぶきがかぶさって来ます。
更に、川幅は急に狭まり流れが速く向きまでが変わると共に、 今度は落差大きく船もろともに激流にとぴこんで行くかと 思った瞬間、
船底は川底の岩場にぷつかり、こすれる衝撃の 音に、驚く瞬間、船は浮き上がり、黄色い声の悲鳴と共に 前よりも激しい水しぶきを浴びた二時間ほどの、とても スリルのある、暑さを忘れる川下りでした。

拙い短歌ですが
岩を噛み しぶく瀬に乗る 船下りの
風夏帽の 鍔を靡かす

(音声ユーザーのために)
いわをかみ しぶくせにのる ふなくだりの
かぜ なつぼうの つばを なびかす






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