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○「保津川下り」 ムトさん
こんにちは、ムトです。
先日ポーラちゃんが京都旅行の際に渡られましたという
桂川(かつらがわ)の上流の保津川下りの話をします。
保津川下りは、山陰線で福知山方面行きの亀岡市の郊外に
乗船場があるのですが、私は間違えてひとつ手前の保津峡
駅に降り立ちました。
ここはちょうど保津川の鉄橋の上にありまして、激流が
岩に砕ける水音が渦巻く様に湧き上がって、とても涼しい
感じの所でした。
乗船場は、亀岡駅より1キロほどの所でした。
真夏の暑さのせいか、多くの客が並んでいました。
船は10分おきに出ていましたが、暫く待って漸く乗ること
が出来ました。
ここより嵐山に向かって行くのですが、始めは緩やかな
流れも次第に激流となり、あちこちで岩をかむしぷきが
船上にかぶさって来る様になり、
川のうねりに舳先の
変わるたぴごとに、船は大きく揺らぎ、服までも濡らさん
程の水しぶきがかぶさって来ます。
更に、川幅は急に狭まり流れが速く向きまでが変わると共に、
今度は落差大きく船もろともに激流にとぴこんで行くかと
思った瞬間、
船底は川底の岩場にぷつかり、こすれる衝撃の
音に、驚く瞬間、船は浮き上がり、黄色い声の悲鳴と共に
前よりも激しい水しぶきを浴びた二時間ほどの、とても
スリルのある、暑さを忘れる川下りでした。
拙い短歌ですが
岩を噛み しぶく瀬に乗る 船下りの
風夏帽の 鍔を靡かす
(音声ユーザーのために)
いわをかみ しぶくせにのる ふなくだりの
かぜ なつぼうの つばを なびかす
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