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Q7:職業用+ロックか? 家庭用か?

ミシンの購入を検討している洋裁初心者です。
裁縫道具も揃えて、採寸や製図が思ったより楽しくて
とりあえずの生地を裁断して、手でチマチマ縫ってます。

最初は、ミシン選びなんて簡単でしょ、これまでやってきたことと一緒だと。
スペックと価格を比較して、必要機能の取捨選択(刺繍はしない、
糸調子は自分でやりたい、糸切りは欲しい、シンプルで頑丈)、
自分の到達技能をわずかに「身の程知らず」に設定して、あとは悩めばいい。

結論は、職業用とロックの2台、になってしまった。

経緯:
・ある販売店サイトで家庭用のお目当ての機種が決まったので、他店を回って
価格をチェックしようとしたが同機種を見つけることができなかった。再び、
お目当ての機種を変更してそれを繰り返すうち、疲れた。ふと職業用に目がいく。
・職業用を扱っている各店サイトのみ、同機種の価格の比較ができた。
・職業用を扱っている某店サイトの情報量は豊富(質疑応答メールも親切)
・洋裁本でもオーバーロックステッチによる端の始末はカジュアルに解説
されている。使うか知れない豊富なステッチ種類よりも実用的だと思った。

周囲の意見:
・身の程知らず過ぎ!超初心者だろうが。
・直線と裁ち目かがりとボタン穴が縫えれば十分。
・2台同時には買えないから、その間、端の始末はどうする?

ごもっともです。また検討のやり直しです。家庭用はコインを投げて
決めるしかないな? しかし、まだ捨てきれない、自分案。

長文恐縮ですが、ご意見をお聞かせください。


【管理人回答】
運転免許を取ったばかりの主婦がメルセデスを買うと言えば、周囲の反応は
今回と似たようなものでしょうね。言われてることはもっともだと思うが、教習所
での経験などから考えると、運転は予想以上に面白そうだ。さて、どうするか?

この質問に正解はないですよね。メルセデスを買ったのに、スーパーに行くくらい
しか運転しないかもしれないし、軽自動車を買ったら、高速道路でのパワー不足で
運転する度にストレスを感じるかもしれない。

ミ迷信が家庭用ミシンに限定しているのは、このサイトが洋裁サイトではないから
です。職業用ミシンやロックミシンは洋裁を本格的にやる人が買うべきもので、
「とりあえずミシンほしいな」と考えている人のものではないでしょう。

家庭用ミシンを取り巻く闇に比べたら、職業用ミシンの世界は清廉潔白です。
(一部販売店の安売りが業界人の中では問題視されてはいますが)
家庭用は滅茶苦茶で選べないから職業用を選ぶ、という考えも「あり」でしょうね。
「君子危うきに近寄らず」との格言もありますから。

ただし、職業用がすべての点で家庭用を上回っているわけではありません。
ソーイングを趣味にしている(セミプロ級の)人でも、職業用とロックに加えて、
家庭用も使っているケースが少なくありません。ちょっとしたものを縫う場合や、
ボタンホールなどが代表的な例でしょう。

今後、洋裁に対する気持ちがどうなるかは誰にも分かりません。
初心者がいきなり職業用とロックを買ったって何ら不思議ではないですし、それが
結果的には大正解の可能性もあります。ただし、押入れの肥やしになる可能性も
あるわけです。それは自分で判断するしかありません。

リスク管理の観点だけで言うと、最初は家庭用を買う手でしょうね。そのうちに
使わなくなってしまえば、必要以上に高いものを買わずに済んだことになります。
逆に、どんどんソーイングが楽しくなって、職業用やロックを買ったとしても、
家庭用が不要になるわけではないと思います。

最後にひとつ、家庭用にしろ職業用にしろ、実際にミシンを触ってみて下さい。
ネット検索だけでミシンを選ぶのは、お見合い写真だけで結婚を決めるようなもの
です。実物に触ってみれば「意外に家庭用も使えるのね」と思うかもしれないし、
「やっぱり職業用のパワーはスゴイ」と思うかもしれません。実際に触ってみると
案外あっさりと答えが出るかもしれませんよ。


【読者情報】
予算におおいに余裕がありますか?
職業用ミシンとロックミシンって、もしかしたら(使いこなすなら)大正解かも。
今はジャージ等の伸縮性のある生地がたくさん出てるし、シャレてます。

普通のミシンではニットはきれいに縫えません。職業用では刺繍だけはムリ
ですが、普通の平織りの生地はOKで、端かがりはロックで、ボタンホールは
職業用ミシンのアタッチメントでできます。貼りポケットや前たてのステッチも
ビビらずにきれいです(これだけは家庭用ではムリ)。少し伸縮する生地は
ロックミシンで縫えます。

使わなかったら、相当の金額がムダになりますが・・・


【読者情報】
以前書き込みした者です。
あれからブラウスとパンツ(=ズボンのこと)とフリースジャケットを
9月に買ったシンガーの家庭用ミシンと中古のジューキのロックミシンで
縫いました。

ロックミシンの縫い目は、家庭用ミシンのジグザグ縫いとは比べものに
ならなくて大満足です。
家庭用ミシンのほうも想像以上に使いやすく、縫いやすくて、満足してるの
ですが、パンツ(=ズボン)のベルト通しの所など、縫いしろが重なって
部分的に急に厚くなっている所は上手く縫えなくて、そこだけは手縫いに
なってしまいます。(ジーンズのスソあげも無理だと思います)
でも充分満足してます。

私の感覚だと…
家庭用ミシン=カシオトーン
職業用ミシン+ロックミシン=ピアノ
みたいな感じに思います。

1万円くらいの家庭用ミシンは、玩具のような小さいカシオトーンで
ある程度しっかりした家庭用ミシンは、標準鍵盤のカシオトーン。
刺繍機能つき高級家庭用ミシンは、標準鍵盤でシンセの機能がついた
カシオトーン…。

玩具みたいなミシンでさえなければ、服づくりにに使えると思うのですが
服を作るのが目的で、今、ロックミシン+職業用を買える予算があるのなら
それがいいように思います。

ベビーロック+JUKI の職業用+ボタン付けアタッチメントを買っても
刺繍機能付きの高級家庭用ミシンを買うよりも安いですし…。


【読者情報】
本当に洋裁をしようと思ったら、職業用+ロックがいいことは明白。
縫い目も綺麗ですし、端かがりもしっかりできますから。

ただし、職業用+ロックを選んだ理由が気になります。
家庭用は、似たような機種で違う名前のミシンがたくさんあります。
メーカー専売用とか、特定のお店向けのミシンとか、いろいろあるからです。
チャネル販売といいますが、万馬さんの言葉を借りるなら、明治乳業が、
あるデパート専用パッケージで牛乳を販売してるようものです。
だから、本当は同じミシンがあるんですよ。沢山。
それがわかりにくかったので、職業用が比較しやすかったんですよね。
比較するときは、機種名じゃなくて、メーカーと、機能、価格で比べるのが
正解です。

私は家庭用ミシン(電子ミシン)のユーザーです。
家庭用電子ミシンできること、不満なことを書いておくので参考にしてください。

・直線縫いができる。
・ジグザグ機能の延長として、かがりぬい、断ち目かがり、模様縫いなどが
できる。
・ボタンホールが作れる(手動・全自動、価格によって違う)。
・ニット素材(フリースなど)も縫える。
・糸調整が楽である。

・職業用に比べると縫い目が綺麗ではない(汚いわけではありません)。
・断ち目かがりは、ロックを真似ているだけでやはりジグザグ縫いの延長。
・ニット素材は縫えるが得意ではない。

結論から言えば、趣味として洋服を作ったり、ぬいぐるみをぬったり、
パッチワークしたりするのには十分な機能を持っているということです。
反面、家庭用では”物足りなく”なってロックや職業用を買う方もいます。
その場合でも、ボタンホールを縫うのに家庭用を使う方が多いですね。

本格的なソーイングをめざしたり、きれいさを追求するのなら確かに職業用が
向いています。その道専用みたいなものですからね。

ちなみに私は家庭用で満足しています。
自分で作った洋服を着て歩いたりしますが、友達とかにも手作り? って
聞かれないですし。

ただし、家庭用から職業用に買い換えると、自分の腕が上がったように
感じたりもするみたいですよ。

私の感覚だと…
・家庭用ミシン=アップライトピアノ(縦型のやつ)
・職業用ミシン+ロックミシン=グランドピアノ
ってかんじかしら^^;


【読者情報】
私が感じた、最近買った家庭用電子ミシンの良かった点といえば
糸調子取りの簡単さ、糸かけの簡単さ、ボタンホールの簡単さ、
下糸ボビン巻きの簡単さにはビックリして、ちょっと感動すら覚えました。
(あ、別売りのフットコントローラーは買いました。)

縫い目も、職業用や工業用に比べると劣るのでしょうが
歴代マイミシン(3台目なんです…)の中では一番きれいです。


【業界人情報】
出来上がりに対する満足感の違いだと思うのですが・・・

趣味だから職業用ミシンは、ロックミシンはいらない、家庭用でも十分、
ではなく、自分が思うレベルの作品さえ作れるなら、道具は何でも良いのでは
ないでしょうか。

自分のやりたいことや、望む出来上がりを実現してくれるミシンを購入する
ことが重要で、他人ではなく、自分自身の評価が一番重要なのでは?

ユーザーは作りたいものが、思い通りにできれば何も問題がないように
思うのです。何かの型にはめようとする事より、公平な情報が、信頼できる
筋から提供されること。その事の方が重要と思うのは、思い過ごしでしょうか?


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