『南部ひしざしについて

青森県の津軽地方には「こぎんざし」というのがありますが、八戸周辺の南部地方には「ひしざし」というのがあります。「こぎんざし」は奇数目を刺すのに対し、「ひしざし」は偶数目を菱形の模様に刺します。刺し子の一種で、防寒や布の補強のために刺したのが始まりだそうです。模様の種類はたくさんあり、その名前も「ふでのほっこ」「うまのまなぐ」「ゆりのもんこ」など、方言のままのもありユニークです。じざし(地刺し)という模様がたくさんあるのですが、これは広い面積を刺すときなどに、菱形の内側だけを刺した模様を言うようです。RINKページのドアから入ると、模様の一部を見る事ができます。

母は先生

母はボランティアで近くの小学校に「ひしざし」を教えに行っています。一応“先生”と呼ばれるそうですが、つい“おばあちゃん”と呼ばれる事もあるそうです。毎年、卒業していく子供たちから寄せ書きの色紙をもらい、感激してます。だんだん目も悪くなってきたのでやめようかと考えているようですが、「今年一年」と言いながら、今年もまた教えに行っています。母にとって、学校へ行き、ひ孫のような子供たちと過ごすのが、楽しみでもあり、張り合いにもなっているようです。