もくじ
1.トピックス
守る会総会に30人参加
2.情報ファイル
つながり祭にご参加下さい
3.ボイスボックス
わたしの夢・・・歩く楽しみを
4.編集後記
1.トピックス
守る会総会に30人参加
地域での連帯した運動が大切
事務局
総会前にまず、障害者自立支援法について、奈良県の障害福祉課より出前トークとして説明をうけました。この法律の特徴は身体、知的、精神の障害を一つにまとめて扱っています。利用者本位で、就労の強化や支給決定の明確化や安定財源の確保を柱としています。自立支援給付や地域生活支援事業があります。利用手続きは介護保険と同じです。給付を受けるには障害区分認定が必要です。所得に応じての負担上限額があります。住まいの場と日中の活動の場との組み合わせ利用もできます。ただ、心配な点もあります。地域生活支援事業(補装具や日常生活用具など)は補助金になっているので予算の範囲内となってしまいます。視覚障害を正しく障害程度区分に反映してくれるのか。作業所への支援は大丈夫か。また、福祉を利用するのに1割の応益負担がかかるが、支払いに困る障害者はどうなるのか、などです。
さて、総会です。参加人数ですが、出入りもありましたが30名の参加でした。委任は50名に達しています。総会議長、副議長、記録を選出。副会長あいさつでは奈良市のシルバーパスの福祉切り捨てが報告されました。来賓あいさつでは奈障連の事務局長から今年は全障研奈良大会の年であり、まちづくりの点検活動を計画しているので、参加してほしいとのよびかけがありました。
2005年度運動のまとめでは事務局長より交渉の積み重ねによる運動の成果が報告されました。特に、奈良交通バスの全部に車外放送が行われたり、南都銀行の音声ATMの増加、近鉄の改善などが報告されました。会計決算報告では奈良県の委託費がまた削減されたこと、派遣費の支払いが遅れたことの報告がありました。監査報告を行いました。
2006年度情勢と運動方針は喜多嶋会長より行われ、自立支援法の成立と市町村への取り組みの大切さが強調されました。しかも、連帯しながら取り組んでいく必要性が訴えられました。予算の提案、緊縮財政と文化のつどいの会計を本会計の不足のときには使えるかたちで考えていることの報告がありました。討議では会計の郡障連や母連の分担金、年金の併給、文化のつどいの参加者数、レク部行事の案内、今年の総会時のレク企画について質疑がありました。また、文化のつどいに荒垣勉さんをよんでほしい、音声パソコンも展示してほしい。西大寺駅のバスの点字案内板のチェック、盲導犬の支給頭数の増加、見やすい運賃表、定期の単独割引、天理駅前を明るく、自転車の歩行者への安全走行、駅の外の踏切の安全歩行対策、メーリングリストの申し合わせ違反、あはき無資格者対策、着付け教室、販売品希望などの発言がありました。
2.情報ファイル
つながり祭にご参加下さい
事務局
今年も5月21日(日)に奈良教育大学で行われます。守る会は青空マッサージと守る会グッズで参加します。また、九官鳥は舞台にでます。青空マッサージでは治療院の名刺も宣伝用にもってきてください。
つながり祭はたくさんの模擬店に舞台、相談会、バザー、福祉機器展など盛りだくさんです。
待ち合わせ 近鉄奈良駅西改札口9時30分
3.ボイスボックス
わたしの夢・・・歩く楽しみを
喜多嶋 毅
深夜の心斎橋を歩いたことがありますか?あれほど人でにぎわっていたあの通りがまさに私のためだけの空間に変容するのです。季節を、時間帯を変えて歩くと同じ街でも全く姿を変えて新しい顔を見せてくれます。
見える頃はそんな楽しみを求め、よく大阪や京都の町を、また旅先で訪れる名も知らない町をぶらぶら歩いたものです。ところが目が見えなくなってからはどうでしょう。障害物がないか、自転車や車が来ないか、始終注意を集中しなければ歩けません。それでもバンパーですねをこっぴどくぶつけたり、電柱で手をすりむいたり、また金網に服をひっかけ破いたり…。歩くことが楽しみというより、苦痛となっていました。唯一一人歩きしながら楽しむことができたのは金木犀の咲く頃、通勤の道すがら、所々に作られるにおいのアーケードをくぐる時だけでした。
私は後1年で退職です。振り返ってみれば大阪ライトハウスで生活訓練を受けて以来この方、心の余裕もなくしゃにむに進んできました。「退職後はどうするの?」とよく聞かれますが、全く何も考えていません。自分自身をリセットするためには心をすっかり空っぽにする必要があるようです。そのためには昔のように自由に歩きたい。白杖歩行では歩きづらい田舎道を時には何も考えず、時には考え事をしながら歩いてみたい。常に前方に注意を集中する白杖歩行から解放され。
そんなわけで、退職後には再度盲導犬にチャレンジしようかとおぼろげながら考えています。時間に追われ、焦りばかり盲導犬にぶつけていた前回とは異なり、時間はたっぷりあるわけです。そして息が合えば奈良や京都の町ぶらぶら歩きの小旅行から始め、妻の目を逃れ長男のいる札幌に行ったり、あるいは関門海峡を地底深く横切る海底トンネルを歩いたりしたいものです。そんな夢がいささかでも実現した時、私はリセットされて新たに取り組みたいことを見つけていることでしょう。
4.編集後記
先日の総会へ出席された皆さん、お疲れさまでした。今年は私も出席できなかった一人です。これから新役員としていきいき活動されるお3方の想い、新しく会に入られた方の紹介、そしてこちらも何か大きな想像力の中に誘ってもらえそうな会長の意気込み。そんな物をたくさん詰め込んだ今号になりました。自立支援法の弊害がやはり気になる所ですが、この息吹をみんなで分け合って、新しい明日に向かって歩き出しましょう!(柏餅)
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