| 北海道牧場巡り〜2001年夏〜 | |||
| 第一章 何故、北海道に行くのか 2001年夏、本業である研究も佳境となり、ビジネスになった。何故かターゲットは北海道。勿論、私が決めたわけではなく、営業が決めて、仕事になったのである。さて、北海道で商売を展開するにあたって商品の輸送テストというものを実施する必要があり、ここで、本研究の責任者である私が、「私が行きます!」と、手を挙げたことから事は始まる。 時はお盆前。上手く都合をつけて8/8に商品が札幌に到着するように調整。8/7に札幌入りし、8/8は仕事、8/9〜8/11は休暇といった計画は、いつになく、簡単に立案された。こういうときには能力は最大限に発揮せねばならぬ。 |
|||
| 第二章 テーマを決める さて、せっかく北海道で休暇。何をしに行くのか?食い道楽か?カニ、イクラ、ウニ・・・嫌いじゃないが・・・。やっぱり、馬!だろうね。と、即決。しかし、かつての名馬を見に行く、というのも一口会員としては芸の無い話。そこで、出資馬達のお母さん達に逢いに行こう!ということにした。名付けて「母を訪ねて三千里」あるいは、「2001年シルクの旅」。 そこでシルクホースクラブに早速電話。繋がらない。そう、先行出資後の一般出資の開始日であった。迂闊である。事務の邪魔をしては商売に差し支えそうなので翌日にシルクに電話。あっさり繋がる。出資馬の名を挙げ、堤牧場、オリエント牧場、ムラカミファーム、早田牧場富川分場、えりも分場を見学したい、という意志を伝えたが、堤牧場は個人牧場で基本的に×ということであり、その他の4場を見学することに。早田牧場はその場で予約。オリエント牧場、ムラカミファームには直接、電話予約をした。 計画としては、2日間牧場見学で、1日目ムラカミ→オリエント→富川→CBスタッド。2日目えりも分場。3日目は札幌競馬場。 |
|||
| 第三章 北海道初日 勤勉な私は、午前中会社で仕事をして、5:00羽田発のJASにのり、千歳空港に。北海道に着くと意外に涼しい。さすがである。馬以外の下調べをいっさいしていなかった私は千歳空港から札幌が意外に遠いことを着いてから知るのである。そして、エアポートなんちゃら号に乗る。乗車中ふと見ると窓の外の駅名が「札幌」である。あわてて飛び降りる。非常に寂しい駅である。北海道の中心でもこれか!と愕然としたが、よく見ると「新札幌」である。いきなり、やってしまった。次の電車に乗り札幌に。ウムさすがに大都会である。 宿は北大前のビジネスホテル「ゑびすや」である。北口から徒歩で5分。すぐに到着し、チェックイン。腹が減ったので、とりあえず荷物を置いて街に。フロントに聞くとやはり食べるのは「すすきの」がよい、とのことで早速、地下鉄に乗りすすきのへ。地上に出るとそこは、新宿と変わらない風景である。こういう風景にあまり興味がないので、とりあえず、札幌だしラーメンでも喰うか!と思い、徘徊。すると、来るは来るは呼び込みの兄さん達。そんなにスケベ面だろうか・・・、物欲しそうなのだろうか?と少し落ち込む。それでも呼び込みの兄ちゃんに聞くと「けやき」というラーメン屋が美味いという。しかし馬を主題としている今回の私には「けやき」はサイレンススズカが散ったあの大ケヤキが連想されて不吉なため、急遽、ジンギスカンに。 馬なら蒙古騎馬民族の世界制覇を成し遂げるジンギスカンの方がふさわしい、と勝手な理屈である。「松尾ジンギスカン」というのが有名だそうで、そのチェーン店に入る。鉄兜のようなもので焼いて喰うが、美味い。なかなかのもので、満足し、ホテルに帰り、寝る。 |
|||
| 第四章 仕事 今日は出張の目的を果たさねばならぬ。運送会社の札幌集荷場に行かねばならぬ。電話番号は分かっているので朝、起きて電話。なんと、夕方着だそうで。しかたがないので短パンで、研究者でもある私は北海道大学に行き、少し学ぶ時間を作った。しかし、研究者である前にギャンブラーである私は、コンビニで「近代麻雀」を立ち読みし、札幌のフリー雀荘を探す。結局、南口の方に行き、目的の店に。レートは1000点50円と学生レート。知らない土地でもあり、最近あまり牌を握っていない身としてはちょうど良い。午前中の為、店には店員しかいない。帰ろうかとも思ったが、メンバーが3人入って無理矢理やる。いきなりオーラスで逆転トップである。ここで一人客が来た。しかし2度目も同じシナリオである。3度目もまた、トップである。なんというか、調子は良くないのだが、相手に恵まれた、のである。で、この兄ちゃんは、ブツブツいいながら退散。かわりにおばちゃん2名登場。東3局で配牌で4枚しかない三元牌が、最初の中を見逃して2枚目を鳴くと、一気に白がアンコになり発がおばちゃんから出て「大三元」である「3万2千ラストォー」である。結局、半荘7回で5回トップで2着2回。ビワハヤヒデのような強さで店を後にすると、このレートで2万弱勝っていた。北海道よ、ありがとう。 で、時間もまだあるし、隣駅の桑園に行き札幌競馬場を視察。旭川で道営競馬開催中で、無料バスにはオヤジ満載である。 さて、ここで、仕事に行かねば!と思い、電話。場所を確認すると、小樽に近いらしく、銭函というところ。電車で行く、というとJRの駅はみな、遠いとのこと。強いて言えば、ということで手稲の駅からタクシーを選択。到着したところ、荷は11時(23時だ)に来るとの事。「 夜中に仕事である。まずまずの首尾であったが、ここでも先方の不手際があり、ここでは僅かに怒りをちらつかせる。・・・後日、運送費は只でいいですとの謝りが先方から出るのであるが・・・。帰路、真夜中、海岸沿い、暴走族が居た。しかし、ここで健康ランドに帰る計画を変更し、一気に静内まで行くことにした。 |
![]() 静内のシルクホースクラブ事務所 |
||
| 第五章 馬産地での休日1日目 朝方、まだ暗いうちに静内に到着し、北海道市場(JBBA)の駐車場に車を停め仮眠。ここには「競走馬のふるさと日高案内所」があるから。右手にはウインズ静内もある。朝は8時に起床。車内で寝たので、やはり爽やかな目覚めとは言い難い。時間もあるし、気が向いたので静内駅前の方にドライブ。するとシルクホースクラブ発見。そして明かりが・・・。ということで、訪問。首尾良く「ムラカミファーム」「オリエント牧場」「富川分場」「えりも分場」の地図を得る。ということで案内所は不要。早速、新冠の「ムラカミファーム」へ。 |
|||
| 「ムラカミファーム」 サラブレッド銀座に入り、CBスタッドの手前に青い看板。やってきました。ここでの目的はホーマルトにウインクルビーである。場長さんが快く出迎えてくれる。繁殖牝馬が15頭前後の中規模の牧場である。目の前の放牧地に3組の親子。このなかの1頭がホーマルト。 ![]() ![]() ホーマルト及びホーマルト01シルクレガードについては期待大だそう。この2日後にデビュー戦が決まり、新潟芝1000m直線である。レース選択については場長さんも疑問だそうで、もう少し長いところ、芝1600m位がいいのでは、とおっしゃっていた。ホーマルトはさすがに繁殖牝馬であって、雄大な馬格をしている。レガードの下(2000ジェイドロバリー)は個人馬主であるが、同じ蛯名厩舎とのこと。で、現在母親の横で横たわっているのが父フジキセキ、今年の種付けがフレンチデピュティだそうだ。なかなか、アグレッシブな種付けである。それにしてもなかなか柵に近づいてくれず、仕方なく望遠を使用。との君のシルクトルネードの母「キンコーレディー」はトルネードが最後の仔である、とのことだが、あまり語りたくもなさそうであったので、との君には申し訳ないが、この件については取材しなかった。 続いて、奥の放牧地からウインクルビーを曳いてきてくださった。競走成績はともかく(笑)美男美女を輩出する彼女は菊花賞馬レオダーバンの半妹という良家のご令嬢である。昨秋1勝した産駒のシルクアルファが先日引退した。現在、99年度産駒(父ビワハヤヒデ)牝馬は天栄ホースパークで軽い運動で終始。キビキビした走りを見せるも気性面の課題もあり、もう少し時間が掛かり、良い話題に乏しい。 ![]() ![]() ウインクルビー(左)ウインクルビー01(中右)子供と一緒の為か、ウインクルビーは少し神経質になっていた。もう、すっかりおばさんになっている。一緒にいた01はサッカーボーイ産駒。かわいいけれどもどこか、きつそうである。なんだか、欲しい(笑)。ちなみに00はビワタケヒデ、現在腹中はメジロブライトだそうで、こちらもいろんなトライをしている。能力よりもその気性面がどうでるか?ということが鍵になるのではないだろうか。 手みやげの効果もあったのだろうか、場長さんに冷えたジュースを出していただき、放牧地に面したイスに腰掛けてしばし、歓談。話題はシルクレガード。彼のことをナリタブライアンと呼び、目が輝く場長さん。なんだか、こちらまで期待が大きくなってくる。こういう話は楽しくてよいですな。続いてキンコーレディー98の事。この後、すでにシルクトルネードという立派な名前が付く彼は昨年末に入厩!ってときに他馬に蹴られて天栄から出られず、7/25にやっと入厩。場長さんも悔しそう。順調にいけば1回東京か2回中山で使えたのになぁ、とのこと。どうやらとの君と同じ皐月賞への道を夢見ていたようである。名残惜しいがオリエント牧場へ |
|||
![]() ムラカミファーム 出身馬 シルク99−7(シルクレガード) 母ホーマルト 父ナリタブライアン シルク99−43 母ウインクルビー 父ビワハヤヒデ シルク98−26(シルクトルネード) 母キンコーレディー 父ナリタタイシン |
|||
| 「オリエント牧場」 ムラカミファームから街道に向かって少し戻る。車では2分程度。すぐにオリエンタル牧場はある。ココでの目的はブラッシングインザレインとマローラ、ブラッシングインザレイン00&01、マローラ01と非常に多い。作業中のお兄さんに声を掛けると案内してくれた。少しシャイな人ですが話すうちにうちとけてきた。いかにも北海道の牧場の青年であります。おそらく、ここの若旦那。ここも繁殖牝馬は15頭前後。 ![]() ブラッシングインザレイン00と牝馬放牧地ブラッシングインザレインの00を見せていただいた。放牧地に一頭だけポツンと居る。不幸なことに、ここ2年で牡馬の誕生は彼だけらしい。対する、牝馬の放牧地にはごっそり居るのに。兄のトーホウシデンとどうしても比較するが、大きい。それが、果たして良いことなのか、悪いことなのか現時点では分からないし、考えてみても推測の域を出ない。で、あれば夢を持つのが正解である。ここの牧場にはホームページがあり、それによると、芝は勿論ダートがより良く「目指せ帝王賞」だそうである。いきなり、交流競走を目指すのも凄いですな。せめて、ジャパンカップダートにしておこう。ココの牧場出身には笠松の3歳馬フェイバリットもおり、彼は中央の500万、特別戦(三面川特別1000万下)を安藤勝巳を背に勝つ痛快な馬(母プリティーエース父サンシャインフォーエヴァー)である。芝でこそ!と言うタイプで今後も目が離せない。ましてや、ブラッシングインザレイン00は良血馬である。期待するな、と言う方が無理である。 ![]() ![]() ブラッシングインザレイン母、親子、01続いてブラッシングインザレイン及び01である。01はトーホウシデンの全妹。これだけ出資して実は初めてのブライアンズタイムの仔でもある。牧場の方針だろうか、繁殖牝馬は外国産馬を入れて血の活性化を図っているようである。99−52も0−53も外国産の牝馬だが非常に走りそうなのは勿論、血統もよく、競走が終了すればここの牧場にくるようである。まだ、入厩もしていない両馬だが、引退後もここで逢えるかと思うと感慨もひとしおなのではないか、と夢想する。 01は小さめでどうやらシルクプリマドンナと似たタイプだと思われる。距離は当然ピッタリだと思われるし。アブに刺されたあとが気にはなるのだが。このとき後ろに気配がするので振り向くと牡馬の放牧地で遠くにいたブラッシングインザレイン00がいつのまにか居た。寂しいんだろうな。おかぁさんが来たんで寄ってきたのでしょう。 ![]() ![]() マローラ母(左)、マローラ01(中、右)続いてマローラ。マローラ00は既にシルクキングダムと名前が付き夏の新潟でデビューを迎える順調な馬である。当然の事ながら、妹にも期待がかかる。見た感じは闘志を内に秘めたタイプで勝負強そうなイメージ。どうして?と訊かれても困るが印象、というものはそういうものである。母は子煩悩で片時も子供から離れようとせず、写真は撮りにくかった。見学を終えると出身馬の競走写真を飾ってある事務所のようなところに案内され、「訪問者ノート」に記入しながら、雑談。トーホウシデンのことはやはり気になる様子。おそらく、この若旦那?はいろんなことをしてみたいタイプで若者というのはこうでなければ、と少しオヤジになるのであった。 名残惜しいが、あまり居ても邪魔なので、次へ。2時に富川分場の予定であるため、門別の方に車を走らせた。 |
![]() オリエント牧場 出身馬 シルク0−38 母ブラッシングインザレイン 父コマンダーインチーフ シルク1−11 母ブラッシングインザレイン 父ブライアンズタイム シルク99−12 母マローラ 父アフリート 将来の繁殖牝馬として所有 シルク99−52 母イレイシャ 父Irish River シルク0−53 母Why Go On Dreaming 父Devil's Bag |
||
| 「門別の風景」 11時にオリエント牧場を出る。2時までは時間もある。実は朝食もまだ。一応、昨日の出張の首尾を会社に報告。職場では若干、トラブルも有るようだが、気にしないことにした(笑)。昼ご飯は門別の定食屋で生姜焼き定食。結構美味い。牧場の兄ちゃんみたいなのが数名で食事中でした。門別を散策。海方面に行くと友駿の井本牧場、そして北海牧場。更に北海パークホテル。きれいです。この辺では異彩を放つ。1泊18000円である。リーディングを争う調教師辺りが泊まるのか(笑)。今度は山沿い。またしても友駿の田中牧場。定年後の夫婦といった二人が馬を見て、嬉しそうにシチーの看板をバックに写真撮影していた。なぜだか、不覚にも涙ぐんでしまった。そして、日高ケンタッキーファームへ。入場が有料だときいて、こっそり柵越えして入場。人間はさっきまで、純な気持ちで居たのにもう、悪辣な部分をさらけ出す。不思議である(笑)。あまり興味を惹かれないのでまた柵越えで退出。JA富川のところのソフトクリームを喰う。美味い。濃い。今回の旅で一番美味かったのがコレである。 ![]() ![]() シチー看板と美味かったソフトクリーム屋 |
|||
| 「早田牧場富川分場」 時間をつぶしきれず、結局1時には富川分場に来てしまった。ひっそりと2時まで待とう、と思っていたら不審者に見えたのか、牧場の方に誰何された。事情を話すと快く見学を早めてくれました。ありがたいですが、他の方はくれぐれも真似せぬように(笑)。ここでの目的はルビータイガー親仔。今回の出資の目玉であります。 ![]() ![]() ルビータイガー親仔を連れてきて頂いたが、いきなり母を写すと、怪訝そうに「おかぁさんのほうですか?」と言われてしまった。すっかり不審者である。しかし、放牧地の奥から曳かれてきたルビータイガーはさすがに名馬中の名馬。素晴らしい雰囲気を持っていました。出資したことに後悔はない。美しい芦毛の馬体、文句無し。 ![]() ルビータイガー01今度は出資馬。気が強そうでそれでいて上品。エルコンドルパサーを父に迎えて初めて芦毛が出ました。きっと大活躍するでしょう。関西馬ですがデビュー戦は見に行きたいものです。 |
![]() 早田牧場富川分場 在籍馬 シルク1−26 母ルビータイガー 父エルコンドルパサー |
||
| 「CBスタッド」 予定にはなかったが時間もあるのでCBスタッドへ。非常に無駄であるがまた新冠へ。早く着いたのでナリタブライアン記念館、ナリタブライアンショップを楽しむ。あいにくと雨が降ってきた。馬房を外からの撮影。なかなか、顔を出してくれないが、お目当てのサンシャインフォーエヴァーだけは顔を出してきた。この馬の産駒はイマイチだけれども、そのうち大物が出ると確信しているのだが・・・。ナリタタイシンを探したがいない。何も書いていない馬房はスギノハヤカゼ。シルクジャスティスは出てこなかった。ナリタタイシンは門別のスタッドにいどうしたとのこと。需要の有るところに移ったのであろう。 サンシャインフォーエヴァーはなかなか凛々しい。ブライアンズタイムより現役時代は格上だというのも頷ける。 「浦河へ・・・」 さて、見学も終了。堤牧場に電話。すると、明日の見学を快諾していただいた。そして、浦河のビジネスホテル「ホテルイースト」を予約。順調である。途中、競馬新聞(日刊競馬)を買う。馬三郎が売っていないのはツライ。雨の中車をブイブイ飛ばして浦河へ。宿に着きチェックインすると、近くの銭湯へ。すっきり。さて、夕ご飯である。浦河の街を車で流すと中心部はなんだか街並みが違う。きれいなのである。なにか、強烈な行政の力か商店街の気概か。スーパーで夜食を買い込み、隣接したホテルのレストランで食事。またしても肉料理。宿に帰り、東京に居るときと同じようにTVをつけ「ポチタマ」を見る。そして、土曜日の競馬の予想である。全27Rの予想を終え就寝。寝心地がよい。 明日は静内に戻り9時ウインズ静内→10時新冠→14時早田牧場えりも分場→20時札幌でレンタカー返却という、非常に効率の悪いスケジュールで走り回らねばならぬ。計画性の無さを痛感する。しかしカンカンの堤牧場の見学が出来るのは嬉しい。 |
![]() 凛々しいサンシャインフォーエヴァー |
||
| 第六章 馬産地での休日2日目 朝食は和定食。ナカナカ良い。しかし、7時前なのにみんなもう、飯を食っている。早いなぁ。といいつつ、一番最初に食べ終わり、ポンッと好スタートで一気にチェックアウト(笑)。ウインズ静内に寄って馬券購入。今日は新潟2歳新馬戦ダート1200mで友駿のクイズ馬マエストロシチーガデビューする。それなりの人気を集めているので期待して、単・複1000円ずつ購入。そして新冠の堤牧場に向かう。ローレルクラブの事務所のところで係員の人に訊くと街道沿いの駅側だという。思いだした。しかし、縁もゆかりもないローレルクラブの方、ありがとうございます。時々馬券を買いますよ。しかし、ローレルの今年の調子の悪さは頭が痛いだろうな。 |
|||
| 「堤牧場」 到着すると、人の良さそうな場長さんが出迎えてくれた。手みやげの草加煎餅を渡すと「あんた、埼玉かい?埼玉に親戚がいるんだよ・・・」とのこと。ごめんなさい。北海道のコンビニで買ったのです。今度は東京から持っていこう。海よりも深く反省。ここは最初の出資馬にして名付け親にもなったシルクランサーの母カンカンがお目当て。それを告げると本当に嬉しそうでした。娘さんだろうか、感じの良い女性がカンカンを曳いてきてくださった。柵の中にも入れていただきました。 ![]() ![]() カンカンとカンカン01親仔(右)お母さんをみたら、もう・・・ランサーはおかあさん似だった。あの、ノホホンとしたヌヴォーの雰囲気はまさに母譲り。競馬場よりも牧場が似合ってしまう困ったサラブレッドである。ランサーは脚元が弱い・・・と言う話では少しつらそうでしたね。しかし「フジキセキは違うぞ」と0−46の良さを強調していました。「サンデーの血が入ると違うねぇ。」生まれたときから違ったよ。「うん、あれはいい!」とのことで気を強く持つことが出来ました。 ![]() カンカン01今年生まれた01。父はサニーブライアン。ここ出身のシルクライトニングのライヴァルを種付けするとは。結構いいそうです。そして、今年の種付けはニホンピロウイナー。「発想の転換だ、アウトブリードだ」と強調。サンシャインフォーエヴァーもアウトブリードのような気もするが(笑)。「むずかしい、正解はないんだよ、これだけは」とも。これはそうだとおもいます。だから面白い。 ![]() ![]() ミスピーチ、ミスピーチ01、自慢の放牧地ミスピーチとその仔(父ブライアンズタイム)を見せていただきました。出資には関係有りませんが。安田富男騎手のことを誉めていました。調教師になるんじゃないか?と言われたので、試験今年はダメだったんでは・・・と話すと馬を曳く女性がうけていました。牧場を案内していただきました。川沿いで、海も山も近い。場長からすると素晴らしい場所で、アブもいないとのこと。そういえば、どこに行っても居たアブがいない。今年、こちらに移転したらしいので、今年以降の産駒が結果を出すか?それでは・・・。ここは繁殖牝馬10頭前後ですが減らそうと思っているそうです。多く作る時代ではないんじゃないか?ということでした。「地方も減りましたしね・・・」と水を向けると、「ウチは中央の他は大井と盛岡だけだ」ということで、レベルの高いところにしか送り込んでいないようです。本当に気さくで面白い方で歓待していただき、是非、また来てみたいと思いました。産駒が走ればなお、良いですが。 |
![]() 堤牧場 出身馬 シルク98−25(シルクランサー) 母カンカン 父サンシャインフォーエヴァー シルク0−46 母カンカン 父フジキセキ ![]() 場長さん 「俺なんか撮っても・・・」 といいつつ、嬉しそうでした。 |
||
| 「えりもへ」 えりも分場は2時から。しかし新冠からえりもは遠い。ひたすらに車を走らせ、えりもに。昼ご飯はえりもで味噌ラーメン。ふつうだ。時間もあるので襟裳岬へ。何もないなぁ。でも風景はいい。ということでえりも分場へ。 |
|||
| 「早田牧場えりも分場」 今回、一番沢山の出資馬に逢うのはココ。0−6,0−7,0−19,0−46,0−59です。見学者は3組。しかし、ここで大アクシデントが・・・。最初に出していただいたのは0−7。しかしこの撮影中にシャッターが落ちなくなった・・・電池切れである。悲しすぎる。触れあいに徹する。しかし、ここで案内して頂いた女性が電池を買ってきてくれるという。僻地であるから往復で30分はかかる。感激です。電池を入れ替えるとカメラは生き返りました。 ![]() ![]() ビワナタシュカ0ビワナタシュカ0はデカイ。とにかく大きい。おとなしいそうです。しかしあまり頭が良くないのではないか?と思わせる。どの辺りが適鞍になるんだろうか。 ビワカレン0は非常に元気そうである。なにしろ、両親とも良血でありながら、能力を発揮しきれなかった?馬。エネルギーが有り余っている、と言うことで期待して、関西馬ながら出資。写真はない・・・。 シルクフェニックス0も素晴らしい馬体で、こちらも元気でサンデー産駒らしく気性が荒いらしい。それは、とても良いことだと思う。こちらも写真がない・・・。 ![]() ![]() カンカン0一番奥の放牧地にいました。あまりにも遠くにいたので口笛吹いたり、舌鼓を打ったりして、何とか寄せてきました。一頭だけ出してもらった時は非常に好馬体でいい印象でした。脚元もいいそうです。しかし、こうして放牧地にいるといじめられて居るんですなぁ。目も少しおどおどしていて、昼夜放牧は彼女にとってはかなりのストレスになるんでしょう。この試練を乗り越えて強くなってくれ。 ![]() ![]() 水を飲む。ビワアップル0(右)事務所前の放牧地に来るとちょうど水の時間。左ビワアップル0と中央ビワナタシュカ0が並んで仲良く水飲み。真っ先に飲むあたり、気が強そうでよい。ビワアップル0はシャッターチャンスが無く、結局後ろ姿だけ・・・。今度は天栄で、そして競馬場で逢おう。 |
![]() 早田牧場えりも分場 在籍馬 シルク0−6 母ビワアップル 父ビワタケヒデ シルク0−7 母ビワナタシュカ 父メジロライアン シルク0−19 母シルクフェニックス 父サンデーサイレンス シルク0−46 母カンカン 父フジキセキ シルク0−59 母ビワカレン 父ヒシアリダー |
||
| 「帰路」 4時前にえりもを後に。8時までに札幌で車を返さねばならぬ。苫小牧まで150kmちょい。後は高速で。平均時速50kmで帰らねば。片側通行あり、遅い車ありで苦しみましたが、7時半には車を返すことができて安心。宿泊は東横イン。夕飯はハヤシライス。翌日の札幌競馬の為、また競馬新聞を買う。しかし、中央競馬ダイジェストが北海道のレースだけはさびしい。それでも、勝馬の牧場を必ず読み上げるのは北海道らしくて良い。 |
|||
| 第六章 札幌競馬そして帰京 朝から桑園にくりだして札幌競馬。今日は期待のシルクレガードが新潟2歳新馬直線1000mでデビュー。昨日のマエストロシチーが最下位であるだけに、なんとかしてほしい。しかし、スタートから右へ左へよれまくって競走にならない。参ったな。その上、馬券もメロメロ。結局、2日間の競馬で麻雀の勝ちを全部吐き出してしまった。 しかし、北海道の馬産地巡りは楽しかった。機会が有ればまた行きたいものです。 |
|||