もともと香港のデザートは糖水(スープ状デザート)、しかも温かいものにあるらしい。
この店は潮州風の糖水が売り物だ。
72種類揃う糖水は、やはり温かいものが多い(名前に「冰」の文字のついたものは冷たい糖水)。
入口脇のカウンターの中には、材料の木の実や豆、雑穀などの入った容器が並んでいて、注文を受けると、茶碗の中にこれらを材料を入れ、上から砂糖水状のシロップをかけるという仕組み。
ゆでたり切ったりした材料に砂糖水を合わせるだけなので、非常に単純なデザートだ。
素材の味が全てという感じで、素朴と言えば素朴だが、技術の妙というものは感じ取りにくい。
潮州風の糖水を扱う店はそれほど多くはないので、希少価値があるような気がする。
しかし、わざわざ食べに行くとなるとかなり割高なデザートになってしまうので、九龍城へ行ったついでに立ち寄ってもよいかもしれない。
| メニュー抜粋 |
潮州緑豆邊意米馬蹄沙(ハスの実・緑豆・雑穀のシロップがけ/写真)
ハスの実、緑豆、ハト麦などの雑穀を碗の中に入れ、上から砂糖水をかけたもの。
雑穀のいろいろな食感を楽しめる。 |
蓮子椰汁K糯米加湯丸(ハスの実と黒もち米のココナツミルクがけ白玉のせ)
碗に入れたハスの実と黒もち米にココナツミルクをかけ、白玉団子を追加したもの。 |
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