亮明居
Lumiere Sichuan Bistro + Bar
香港中環國際金融中心商場3101-3107
3101-3107 IFC Mall, Central, Hong Kong
℡ 23933933
(代表)
ホスピタリティ
値段
おすすめ度
          
機場快綫(Airport Express)香港駅の上にあたる國際金融中心(IFC Mall)に最近開店した四川料理店だ。
経営母体は美麗華集團(
Miramar Group)だが、これまでの同系列の店にない雰囲気だ。
店員は全員流暢な英語を話し、サービスも隙がない。
場所柄欧米人の客や地元の富裕層の客を取り込もうとしているらしい。
確かにモダンな内装、箸を置かずナイフとフォークのみのカトラリーは中国料理店の既成概念を打ち破る。
純然たる四川料理を食べるつもりで出かけると、この店は必ず肩透かしにあってしまうだろう。

料理のコンセプトは四川料理と南米料理のクロスオーバー。
メニューを開くと、主菜は純粋な四川料理、スープや副菜、時には主菜の付け合せには四川料理だけでなく南米料理も採用している。
1つの料理の中に2つの手法を混合させておらず、そのあたりを「融合」ではなく「交差」という理由なのだろう。
盛り付けは完全に西欧スタイル。
また、とかく香港で見られるような自称西欧風ではないところも評価できる。
味は四川料理独特の痺れる辛さを堪能することはできないが、全体的に上品で洗練された味に仕上がっている。
辛さはメニューにマークが入っているので参考にするとよい。
辛さの中に旨味を感じるような正統派の四川料理をこの店に求めるのは無理な相談だ。
ただ、ニューウェーブの四川料理を楽しみに行くと割り切れば、それなりに楽しめるだろう。

この店は昼はセットメニューのみ、夜は一品料理のみ、というメニューの構成。
料理の性格から、夜は特に食事としての四川料理を楽しむというより、ニューウェーブの四川料理をつまみに酒を楽しむ方がいいのかもしれない。

メニュー抜粋
亮明居特式拼盤(前菜6種盛り)
 ゆで豚薄切り肉の辛味ソースがけ、シーフードのペルー風スパイスあえ、四川風ビー
 フジャーキー、鶏肉と板春雨のゴマソースがけ、グルテンの煮込み、魚の甘辛マリネ
 の盛り合わせ。
 酒のつまみに合う。
酸辣海鮮湯(シーフード入り酸味辛味スープ)
 具の味もスープの味もまったくわからないほど容赦のない辛さ。
 個人的にはおすすめしない。
乾燒明蝦(エビチリ)
 エビチリにホウレンソウのソテーと2種類の炒飯を添えたもの。
 四川料理でおなじみのエビチリもオシャレに仕上がっている。
火爐牛仔膝(子牛のスネ肉煮込み野菜添え)
 骨付きの子牛のスネ肉の煮込みに肉からとったソースと2種類のウリのソテーを添え
 たもの。
 付け合せはキューバの豆のペーストをジャガイモの器に入れたもの。
水煮蒙古羊片(羊の薄切り肉の唐辛子煮)
 唐辛子で真っ赤になったスープで羊の薄切り肉を軽く煮たもの。
 サツマイモので作った麺とチンゲンサイが添えられている。
魚香茄子(マーボーナス)
 油がきつく、輪郭がボケた辛さ。
 主菜の邪魔になりそうな一皿。
小籠湯包(スープ入り肉まん)
 皮が厚くスープが少なく、小籠包の基本を欠いている。
 個人的にはおすすめしない。
擔擔麵(タンタン麺)
 麺を口に入れようとしたら思わずむせる容赦のない辛さ。
 食後の余韻が台無しになりそうなので、個人的にはおすすめしない。
 "Side Order"のページに載っている料理は概して当たり外れがありそうだ。
大合奏(ジェラート3種盛り合わせ)
 コーヒー・メロン・ピスタチオのジェラートの盛り合わせにフルーツとウェハースで飾っ
 たもの。
 ジェラートの味は合格。