英語名で"Tea House"を名乗る店は香港でも少なくなった。
陸羽茶室と並んで古い飲茶のスタイルを守る数少ない店の一つ店である。
朝の店内は一見してブルーカラーと思われる中高年の男性で埋め尽くされ、そのほとんど全員が新聞を読み、タバコを吸いながら、「一盅兩件(1杯のお茶と2種類の点心)」で飲茶を楽しんでいる。
この店は相席が当たり前だ。
お茶が運ばれると同時に洗杯(お茶で茶碗や箸を洗うこと)の鉢が置かれ、古式ゆかしく食器を洗うことになる。
点心は駅弁スタイルで売り歩いていて、こちらも古いスタイルのものが中心である。
昔、飲茶は男性のみに許された愉しみだった。
その伝統を受け継いで、この店は女性客が圧倒的に少ない。
若い女性に至っては皆無と言ってもよいだろう。
少しだけ勇気を出す必要もあるが、陸羽茶室とは趣の異なった伝統を垣間見るには絶好の場所だと言える。
| メニュー抜粋 |
大飽(蒸しまんじゅう/写真)
名前のとおり巨大な蒸しまんじゅう。
骨付き鶏肉・豚挽肉・チャーシュウ・塩漬けアヒルの卵が入っていて楽しい。
1個で大満足できるボリューム。
馬拉糕(中国風蒸しカステラ/写真)
少し懐かしい味がする素朴な味わいの蒸しカステラ。 |
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