| メールや掲示板に寄せられた中で多かった質問と私たちの答えをまとめました。 店選びや食事の際のご参考になれば幸いです。 |
| ◆管理人さんの好みを教えてください。 ◆おすすめの店を教えてください。 ◆安くておいしい店を教えてください。 ◆「これだけは食べた方がいい」というものを教えてください。 ◆安い海鮮料理店を教えてください。 ◆一人でも大丈夫な店を教えてください。 ◆二人でも大丈夫な店を教えてください。 ◆景色のいい店を教えてください。 ◆高い評価をしている店はそれぞれどのようにおすすめですか? ◆英語も広東語もできませんが…。 ◆広東料理店だけでなくほかの地方料理店をもっと紹介してください。 ◆予約はした方がいいですか? ◆飛び込みで行くなら何時頃行けばいいですか? ◆ホテルレストランのドレスコードについて教えてください。 ◆支払い方法がわかりにくいです。 ◆チップはどのように支払えばいいですか? ◆期待して行ったのにおいしくなかった…。 ◆朝から飲茶のできる店を教えてください。 ◆夜に飲茶はできますか? ◆地元の人しか行かないような店で食事がしたい。 ◆持ち帰りをしたい。 ◆店選びの元になる情報は何ですか? |
| ◆管理人さんの好みを教えてください。 私たちの好みを知っていただければ、味の評価に対する傾向を知る手がかりになると思います。 ・素材本来の持ち味を引き出した調理法が好き。手間をかけることといじくりまわすことは別物。 ・「原汁原味(もともとの風味)」重視、料理に調味料をつけるのは苦手。点心に醤油をつけるのはNG。 ・味付けは塩味や上湯(一番だし)の味が好き。甘辛味はわりと苦手。 ・調理法は蒸したり煮たものが好き。 |
| ◆おすすめの店を教えてください。 こういうことを一番に聞きたい気持ちはよくわかりますが、実はとても困る質問の代表格なのです。 誰かに何かをすすめるということは、相手のことをよくわかっていないとできないことなのです。 たとえば洋服や靴を買う時、自分の好みや希望を心に留めながら選びますよね? それと同じことなんです。 もし、「どんなシチュエーションでどんなものを食べたいか」というイメージがわかない時は、ガイドブックを読みあさったりネットサーフィンをして情報を集め、イメージ作りに努めてください。 とりあえず「レストランガイド」を一通り眺めていただくだけでもイメージ作りには役立つのではないでしょうか? 実は数年付き合いのある知人にすすめた店ですらことごとく不評だったこともあり、店を安易に紹介することの難しさを痛感している今日このごろ、こういう質問はできれば避けていただきたいというのが正直な気持ちです。 |
| ◆安くておいしい店を教えてください。 おすすめの店を紹介するのと同じぐらい厄介な質問です。 「おいしさ」と「安さ」の観念は人によってちがうことも考えられますので、安直にお答えすることはできません。 ただ一つ言えることは、せっかく「食在香港」と言われる土地へ高い旅費を払って出かけるのですから、あまり安さにこだわらない方がいいのではないかということです。 実は安さとおいしさは両立しにくいというのが私たちの持論です。 「安くておいしい」の前には、たいてい「この値段にしては」という枕詞がつくと思っています。 |
| ◆「これだけは食べた方がいい」というものを教えてください。 初めて香港へ行く人には、広東料理の高級店へ行ってセットメニューを食べてみてほしいと思います。 高級店では素材や調理法が吟味されており、看板料理や人気料理がお値打ちにバランスよく組み合わされているので、広東料理の基本の型を知る手助けになります。 香港の広東料理はその素材や調理法のバリエーション、盛り付けの美しさ、味付けの洗練度は世界一と言っても過言ではありません。 ありきたりの答えでガッカリするかもしれませんが、広東料理を高級店で食べて、最初に本物に触れてほしいと思います。 B級グルメはその後でも遅くありません。 |
| ◆安い海鮮料理店を教えてください。 下町の海鮮料理店は確かにお値打ちですが(あえて「安い」とは言いません)、海鮮づくしで1人HK$200以下は基本的に不可能です。 越華會海鮮小館、竹園海鮮野味飯店、金山海鮮酒家などはお値打ちの部類に入ります。 ただし、こういう店では食材や調理法に関する知識や多少の語学力が必要になってきます(店の人はおすすめの調理法をいろいろと提案してくれますので何とかなるとは思いますが)。 出かける時には料理の名前を書き出したメモを予め用意しておくとか、出たとこ勝負で隣のテーブルの人が食べているものを指差して「これを食べたい」という意思表示をする度胸で勝負しましょう。 ちなみに、越華會海鮮小館には人気料理を載せた写真付き日本語メニューがありますから、幾分注文が楽です。 ところで、観光客御用達の印象が強い竹園海鮮飯店で単品をタラフク食べると1人HK$500近くかかりますが、店員は客あしらいが上手ですし、材料の品切れもほとんどなく一通りの海鮮料理を注文できますから、まずこういう店でそれなりの授業料を払って学習してから下町の店にステップアップ(?)していくのも悪くありません。 たとえHK$500近くかかったとしても、日本に比べれば納得いくはずです。 |
| ◆一人でも大丈夫な店を教えてください。 広東料理に限れば、昼ならたいていの店では飲茶ができますので、大丈夫でしょう。 夜は特にホテルに入っているような広東料理店でしたら一人用のセットメニューを用意しているところもありますし、セットメニューがなくてもリクエストしたら何とかしてくれると思います。 東海海鮮酒家、鴻星海鮮酒家、采蝶軒、太湖海鮮城などのような中級店では最低でも二人はいないとお手上げのことが多いですが、例外的に鏞記酒家でしたらガチョウのせご飯やワンタン麺といった一人でも食べられるものを置いていますので一品料理と組み合わせることは可能です。あとは糖朝のように軽食とデザートを食べられる店か茶餐廳や粥麺屋、このサイトではご紹介していませんが、阿二靚湯のような比較的小規模な店になります。<BR>地方料理店については一人では難しい店が多いのですが、最近は翡翠拉麵小籠包のように一人でも抵抗なく入れる店も見かけるようになりました。 |
| ◆二人でも大丈夫な店を教えてください。 中級店かそれ以上のホテルに入っているような高級店では二人用のコースを用意しています。 もし香港訪問回数が少ない、初めてその店に行く、といった方はセットメニューを注文されることをおすすめします。 セットメニューは、前菜、スープ、その店の看板料理やおすすめ料理、デザートを少量かつ品数多く組んであり、単品で注文するより経済的な設定になっています。 逆に一品料理での注文はデザートを含めても3品か4品程度と、品数は限られます。 |
| ◆景色のいい店を教えてください。 九龍サイドの高級店の中では欣圖軒、映月樓や北京道の王子飯店にも景色のいい席があります。 また、銅鑼灣から北角にかけての景色になりますが、桃李もそこそこの眺めを楽しめます。 香港サイドでは、港灣壹號が一番でしょう。 灣仔から中環の景色を間近で見られ、気合いの入ったディナーにはおすすめです。 文華廳や龍景軒も眺めは悪くありません。 なお、予約の際に窓側の席を希望することをお忘れなく。 |
| ◆高い評価をしている店はそれぞれどのようにおすすめですか?up 本文の「香港レストランガイド」を見ていただくとおわかりかと思いますが、「総合評価」に さて、現在「総合評価」で最高ポイントの ◆嘉麟樓 点心の種類が多く一品料理の味も安定している。 炒めものから煮込みまで万能にこなし、特に「コレ」と言った弱点がない。 時々サービスにムラがある。 ◆欣圖軒 サービスが丁寧。 一品料理が充実しており、味もいつも安定している。 点心のレベルと炒めものの仕上がりに少々難あり。 ◆文華廳 サービスが丁寧(これら3軒の中では最高)であることに加え、店内は上品な高級感が漂う。 純粋な広東料理に少し他の地方料理のテイストを取り入れた一品料理が特徴。 油断すると塩味がきつくなるが、料理の質は高い。 昼に飲茶を楽しめるのは週末や祝日に限られ、低予算で食事を楽しむことが難しい。 なお、「総合評価」については2009年11月現在、評価の再考作業中です。 |
| ◆英語も広東語もできませんが…。 中級店以上になると多少は日本語を話すことができる店員がいることがあります。 運がよければその店員が相手をしてくれるかもしれませんが、日本人と話すようにはうまくいかないこともあります。 また、日本語メニューがあったとしても全ての料理をカバーしているわけではありませんので、本当にお目当ての料理があるなら、料理の名前は予習していくことをおすすめします。 店のクラスを問わず、多くの店員はたとえ片言の英語や広東語でも一生懸命耳を傾けてくれますし、客の要求に応えようとしてくれますので、その点では安心していいと思います。 しかし、海外に行って日本語が通じるというのは、個人的にはいかがなものかと思います。 |
| ◆広東料理店だけでなく他の地方料理店をもっと紹介してください。 ガイドブックでは広東料理、北京料理、上海料理、四川料理の中国四大料理を同じように紹介していて、香港ではそれぞれの店がよりどりみどりだと思っていらっしゃる方も多いかもしれませんが、実は広東料理以外の地方料理店はそれほど多くないのです。 また、日本の普通の中国料理店では広東料理をあまり食べることができないので、香港に行かれた時に普段おなじみの料理が見当たらず、ギャップを感じられるかもしれません。 香港は広東料理の本場で、国際都市という地の利を生かして広東料理は世界に通用する料理へと発展を遂げました。 香港の広東料理はその素材や調理法のバリエーション、盛り付けの美しさ、味付けの洗練度は世界一と言っても過言ではありません。 素材の持ち味を生かしたアッサリとした味付けは日本人好みだと言われていますし、せっかく香港へ行くのなら是非とも味わっていただきたいと思っています。 もちろん、私たち自身が無類の広東料理好きだというのも大きな理由です。 ここ数年は広東料理店を食べ歩くのが忙しく、他の地方料理店に行くのも気合いを入れないと難しくなっています。 まして他の国の料理店に行くのは不可能です。 |
| ◆予約はした方がいいですか? 中級店以上の店なら、夕食に限らず昼食でも予約を受け付けてくれますので、限られた日程で無駄足を踏まないためにも予約をしておくことをおすすめします。 また、予約は「その店を目当てにしている」ことをアピールすることにもなり、よい席に案内してもらえる確率が高くなります。 ホテルに入っている店はホテルのサイトのレストランページからメールをすることも可能ですが、レストラン直通のメールアドレスがない場合はホテル宛にメールなりFAXをして転送してほしい旨を添え書きします。 香港到着後は直接店に出向いても予約はできますが、宿泊先のコンシェルジュに依頼して予約をしてもらうこともできます。 その時に、店名(漢字がベター)、日時、人数、喫煙席または禁煙席の希望、食べたい料理があれば料理名を予めメモに書いて渡すとスムーズです。 予め宿泊するホテルがわかっている時は出発前でもコンシェルジュに予約を依頼することもできます。 なお中級店では週末の飲茶の時間帯は予約を受け付けてくれませんので、そういう時は直接店に行って順番を待つことになります。 |
| ◆飛び込みで行くなら何時頃行けばいいですか? 地元の人の食事の時間帯を避けて行けば大丈夫でしょう。 昼食なら平日は12時半より前、夕食なら19時より前なら待ち時間も少なくてすむはずです。 |
| ◆ホテルレストランのドレスコードについて教えてください。 私たちもたまに高級店に出かける時にはドレスコードは悩みのタネになります。 しかし服装に気を遣っていてイヤな経験をしたことはないので、やはりドレスコードは無視できないのかもしれません。 旅行だから楽で動きやすい服装でいたいと思いますし、旅行だから高級店にも行ってみたいと思うのが人情でしょう。 そして、ついTシャツにジーンズにスニーカーで高級店に行ってしまうわけですが、やはり「自分の服装がその店の雰囲気に溶け込んでいるか、他の客を不愉快にさせていないか」を客観視する必要はあると思います。 全身満艦飾にする必要はありませんが、改まった服装で出かける食事もたまにはいいものだと思います(ドレスコードについては「『おいしい』に出会うために」でも触れています)。 |
| ◆支払い方法がわかりにくいです。 茶餐廳や粥麺屋など、注文した時に伝票をテーブルに置く店はレジで支払います。 テーブルに伝票を置かない店はテーブルで支払います。 |
| ◆チップはどのように支払えばいいですか? 大部分の店は飲食代に10%のサービス料を加算していますので以下をご参考に。 金額は、基本的に請求額の5%程度、昼はHK$10、夜はHK$20を上限の目安にして特にサービスがよかったり無理なリクエストを聞いてもらった場合はそれを勘案して上乗せします。 例えばHK$88だとHK$90またはHK$95、よほどサービスがよければHK$100程度。 HK$388だとHK$400またはHK$420、よほどサービスがよければHK$430程度。 香港人の友人によれば、昼はHK$5~10、夜はHK$10~20を目安にして人数やサービスの良し悪しを勘案して上乗せするそうです。 支払い方は、請求金額ピッタリを出して別にHK$10やHK$20などまとまった金額を置く、予めチップを上乗せしたキリのいい金額を置く、カードの場合は"Tips"の欄に金額を書き込んだ上で"Total"の欄に合計の金額を書き込みます。 私たちは計算が苦手なので"Tips"の欄に斜線を引き、"Total"の欄にチップを含めた合計の金額を書き込むようにしています。 茶餐廳や粥麺屋、デザート店ではチップは必要ありませんが、まれにサービス料を設定していない料理店(東寶小館など)についてはHK$10程度のチップは置いていくようにしています。 ちなみにサービスが非常に悪かったり食事中に不愉快な思いをした場合はチップを置く必要はないと私たちは思っていますし、チップを置かなくて文句を言われたことはありません(でもそれなりの理由がある場合だけです)。 |
| ◆期待して行ったのにおいしくなかった…。 いつ行っても味もサービスもレベルが変わらないということは現実的に非常に難しいことですし、私たちも店の変化についてはかなり神経質になっています。 本文の「香港レストランガイド」では(珍寶海鮮舫を除き)最低2回、たいていは3回以上行った店を紹介していますが、それでも毎回バラつきが出るのはある程度やむをえないことと諦めるようにしています。 また好きな味付けや素材を使った料理を注文するあまり、全体のバランスが悪くなったりして結果的においしくなかったということもありますし、広東料理店でマーボー豆腐やエビチリを注文するといった、要するに得意でない料理を選んだために起こる失敗もあります。 まして好みの問題については千差万別ですから、そこまではカバーすることはできません。 |
| ◆朝から飲茶のできる店を教えてください。 このサイトで紹介している店では、美心大酒樓(銅鑼灣)、陸羽茶室、蓮香樓(ともに中環)、倫敦大酒樓(油麻地)、鴻星海鮮酒家(尖沙咀)です。 映月樓は土日祝日は9時からです。 このサイトで紹介していませんが、翠園(銅鑼灣)も朝から営業しています。 九龍サイドでは佐敦から北、香港サイドでは銅鑼灣から東、上環から西の地域にある広東料理店では朝から飲茶のできる店が多いようです。 営業時間は変更になることが多いので、確認してお出かけください。 |
| ◆夜に飲茶はできますか? 飲茶は基本的には昼の営業時間までで、夜はできません。 店によっては朝から早茶(朝の飲茶)として、夕方まで下午茶(午後の飲茶)として飲茶を楽しめるところもあります。 譽滿坊のような点心専門店でしたら、例外的に夜でも飲茶ができます。 |
| ◆地元の人しか行かないような店で食事がしたい。 私たちも香港以外の土地へ出かける時は全くのビギナーで、そのくせ地元の人しか行かないような店にも平気で行ったりします。 ですから、この気持ちはよくわかります。 地元の人しか行かないような店で楽しい食事ができたら、旅行者として格が上がったような気がするものですよね。 ただ気をつけなければならないのは、目的は何かということです。 旅行者としての格を上げるのが目的ですか? 私たちは違います。 おいしいものに出会いたいという一心からです。 おいしいものに出会った時に、そこがたまたま地元の人しか行かないような店であったということであって、地元の人しか行かない店へ行くのが目的ではありません。 地元の人しか行かない店では、日本人の私たちが食べつけないような食材や味付けが満載ということもあります。 言葉の壁はガッツでカバーするとしても、何を注文したらよいかわからないということだってあります。 出されたものが、自分の期待していたものとはおおよそ違ったものかもしれません。 私たちは地元の人しか行かない店についてよく知らないので、もしよい店を見つけたら是非教えてください。 |
| ◆持ち帰りをしたい。 中国料理店ではほぼ全ての料理を持ち帰ることができますので、遠慮なく伝えてください。 ちなみによくガイドブックで紹介されている「打包」という言葉はネイティブスピーカーの間では一般的ではないようです。 お菓子類を持ち帰る予定の人は、断熱素材で作られた袋や梱包材があると便利です。 溶けたり傷んだりしやすい食べ物はスーツケースの中に入れて持ち帰ることをおすすめします。 中国料理店で分けてもらえる瓶詰めの調味料は気圧の関係で中身が漏れ出すことがありますので、梱包する時に蓋をきっちりと閉め直すことをお忘れなく。 なお、日本への輸入が禁止されているものもありますので、くれぐれもご注意を。 |
| ◆店選びの元になる情報は何ですか? サイト開設当時は市販されているガイドブックをなるべく買い集め、登場回数の多い店から重点的に食べ歩いていました。 しかし食べ歩いているうちに、好みに合わない店も出てきます。 そういった店はどんなに有名でも足が向きませんので、このサイトで紹介することもできません。 ガイドブックの検証をテーマに掲げて始めたサイトですが、最近は日本のガイドブックはもちろん、香港で出版されている『飮食男女』という週刊誌や香港の食のサイトでの評判、リンクさせていただいているサイト(特に櫻井さんのサイトやりえさんのサイト)などを参考にしつつ行きたい店を決めています。 そして気に入れば2回か3回出かけ、その上でサイトに載せるようにしています。 |