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Hong Kong Kitchen Cafeの櫻井さんは、香港在住の料理研究家である。
彼女は跑馬地で"Gerbera Life-style & Creativety"という総合カルチャークラスを主宰している。
中でも単発の特別クラスは旅行者でも参加できる。
海南雞飯(ゆで鶏のせご飯)のクラスが香港滞在中に開催されるという案内を受けて、早速申し込んだ。
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実習に集まったのは私たちを含めて5名。
全員日本人だ。
このうち2人は香港在住、3人は旅行者である。
最初に櫻井さんから簡単な説明を受け、各自が簡単な自己紹介をした後、キッチンへ向かう。
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この日のクラスはメインのゆで鶏と付け合わせの野菜、スープ、ご飯を同時に作るという内容だ。
まずは材料の説明。
調味料は化学調味料を一切使わない。
鶏は朝シメたばかりの新鮮なもので、内臓も使う。
先生が話す広東語を櫻井さんが通訳してくれる。
主なデモンストレーションは先生が、要所要所で参加者も実習するようになっている。 |

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鶏を下ごしらえする。
下ごしらえした鶏を、調味料を合わせたスープでゆでる。
先生はいつもやっているのだろう、慣れた手つきで鶏の首を掴んで鍋に沈めた。
「首を切らないのには、ちゃんと意味があるんですよ」との説明。
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「お腹の中にスープが回るように、こうやって一旦引き上げてから、また戻すんです」と言いながら、首を掴んで鍋から引き上げると、お尻からスープがドドッと出てきた。
スープを出し切ると、再び鶏を鍋の中へ。
なるほど、お腹の中のスープが入れ代わり、少しずつ熱が加わるのだ。
他にも鶏を軟らかくジューシーにゆでるコツを教えてもらった。
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付け合わせは、大根・キュウリ・ニンジンの甘酢漬け。
材料の野菜を切り終えると、最後にニンジンを使って飾り切りの練習をする。
ニンジンを縦に2つに切った後、カーブの部分を落として断面が二等辺三角形になるようにする。
続いて斜めに包丁を少しずつ入れていき、最後に薄切りにしてコウモリの出来上がり(拍手!)。
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Hamが写真を撮ってばかりいて怠けていたら、先生からの指名で参加を強要される。
普段は食べるばかりで台所ではほとんど役に立たないのであるが(そんなことはないとKeiは思っているが)、ここで逃げるわけにもいかない。
幸い失敗を恐れた先生がすぐに交代してくれたので、大事には至らなかった。
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「さぁ、このくらいでOK!ここをつまんで出来上がりの時の硬さの感触を覚えておいてください」と先生が言うと、入れ代わり立ち代わり鶏のモモをつまむ。
Kei曰く「アタシのお腹と同じぐらいだね~プヨプヨしてる~」…余計なこと言わなくてよろしい。
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美しくゆであがった鶏。
かつてHamはこういう鶏の姿を見ると卒倒するほど軟弱だったのだが、こうして写真まで撮れるまでに成長した。
何事も慣れだ。
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次はご飯。
鶏肉の煮汁に調味料を加えて作ったスープを洗った米に加えて、後は電気炊飯器にお任せである。
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ネギ油ソース、スイートチリソース、醤油ソース、とソースは3種類。
醤油ソースは鶏の内臓を食べる時に使う。
どのソースも鶏肉に合うが、中でも気に入ったのがネギ油ソース。
作り方は驚くほど簡単なのに、これが鶏肉と相性バッチリ!実においしいのだ。
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電気釜の蓋を開けると、よい香りが一面に漂う。
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ゆで汁で作ったスープの具は、モヤシと豆腐と鶏の内臓。
余分な味付けは不要、薄味のおいしいスープだった。
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出来上がった料理を並べたところ。
櫻井さんが美しくセッティングをしてくれる。
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これが実習の成果の1人前。
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野菜の酢漬けの上に鶏肉をのせ、コリアンダーを飾る。
おなじみの白切雞(蒸し鶏)と違うのは、こちらはエスニックな風味が強い。
そう言えば、タイのカオ・マン・ガイも似たような料理だ。
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取り分けたスープ。
見えているのは鶏の肝臓。
肝臓の他には肺も入れた。
こういう内臓が手に入りやすいのも香港ならでは。
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ご飯。
何膳もお代わりしたくなるほどおいしい。
しかし私たちが真面目にお代わりするとお釜のご飯を全部食べてしまうので、この日は我慢(我が家で作った時に思いっきりお代わりした)。
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櫻井さんと先生を囲み、全員で記念撮影。
試食後おしゃべりに花が咲き、ついつい長居をしてしまった。
楽しいひとときを過ごせたことに心から感謝します。
皆様、ありがとうございました。
【2002年8月】
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◆Gerbera Life-style & Creativity Company Limited
http://www.gerbera.com.hk |