鏞記酒家
Yung Kee Restaurant
香港中環威靈頓街32-40號
  32-40 Wellington St., Central, Hong Kong
℡ 25232343
ホスピタリティ
値段
おすすめ度
          
ガチョウのローストで有名な老舗。
土産物として買われることも多いため、「飛機鵞(飛行機ガチョウ)」と呼ばれているらしい。
他の店でもガチョウのローストは食べられるが、この店のガチョウのおいしさにかなうところはない。
ガチョウに限らず、この店のロースト類は肉の旨味が濃く、香りもよい。
実は高級店ですらやっていない炭火焼きを現在も守り続けている数少ない店の一つなのである。

普通の広東料理店としてオーソドックスな料理も一通り揃っている。
また、最近は「香港美食之最大賞(香港料理大賞)」へ精力的に出品しているので、創作性に富んだ料理も増えている。
以前はオーソドックスな料理は見るものがないという印象があったが、コンテストにテコ入れされた形で全体的に味に勢いを感じられるようになってきた。
また、それなりの規模の広東料理店としての体裁を整えているにもかかわらず、ロースト類はもちろん、点心(午後から夕方のみ)、お粥と麺の店で食べられるメニューも揃っていることは注目できるだろう。
一軒の店でこれだけ幅広いメニュー構成の店は香港でも珍しい。
これは元々屋台から始まったという原点を忘れないための経営者の方針によるものだそうだが、ロースト類だけでなく、今後は普通の広東料理のさらなるレベルアップを期待したい。
なお、この店の唯一の弱点はデザートである。
すべてがおいしい万能の店というものは存在しないということを痛感させられる。

メニュー抜粋
金牌燒鵞(ガチョウのロースト)
 この店の名物。
 この店のガチョウは、皮はパリパリ、肉は噛みしめるとムッチリ弾力があり、旨味も濃
 く、プラムソースとの相性が素晴らしい。

 単品の他、
金牌燒鵞飯(ガチョウローストのせご飯)、金牌燒鵞粥(ガチョウロースト入
 りお粥)、金牌燒鵞麺(ガチョウロースト入り汁そば)などのバリエーションがある。
禮雲子琵琶蝦(蟹みそのせエビの湯葉巻き揚げ/写真
 沢ガニのみそをエビにのせて湯葉で巻いて揚げたもの。
 エビとカニみその旨味が合う。
紅炆斑尾(揚げたハタの醤油煮込み)
 大ぶりのハタの切り身に薄く衣をつけて揚げたものを醤油で軽く煮込み、シイタケ・チ
 ンゲンサイ白ネギをあしらったもの。
 姿蒸し以外のハタの食べ方としておすすめ。
皮蛋酸薑(ピータンの甘酢ショウガ添え)
 着席すると1人半個ずつ自動的に出てくる(もちろん有料)。
 黄身のトロリとした食感、白身の透け具合、香りのよさ、と全てが完璧。
 ショウガと合わせることでピータン本来のおいしさが引き立つ。
叉雞飯(チャーシュウとゆでた鶏の盛り合わせご飯)
 叉燒(チャーシュウ)と白切雞(ゆでた鶏)をご飯の上にのせたもの。
鮮蝦雲呑麵(エビワンタン麺)
 街中の専門店に負けないおいしさ。

メニュー組立例
金牌燒鵞(ガチョウのロースト・半隻)
清湯牛爽腩(牛バラ肉のすまし煮込み)
禮雲子琵琶蝦(蟹みそのせエビの湯葉巻き揚げ)
粉絲肉蟹
(蟹と春雨の土鍋煮込み)
白飯(ご飯)