13年ぶりの山形の海・飛島と四島(9/18〜21, 2009)
私のダイビング仲間には何人か東北出身の人がいる。特に盛岡と鶴岡出身の人とは長い間の付き合いだ。
そのお二人がダイバー訓練を受けたのが今や鶴岡に本拠を構えるダイビング・サービスのアーバン・スポーツなのだが、そのDSが組む日本海の酒田港の沖合約40キロに浮かぶ絶海の孤島・飛島へのダイビング・ツアーは、最近は関東地域のダイバーにも人気のツアーのようだ。
http://www.urbansports.jp/
その飛島には1996年の8月に盛岡出身のGさんに誘われて上記DS・アーバン・スポーツのツアーで初めて潜ったが、図らずもまた今年鶴岡出身のAさんに誘われてなんと13年ぶりに同じDSのツアーで行くことになった。
そして今回も前回と同じように飛島のほか庄内海岸の四島にも潜ることが出来た。
飛島へ
9月18日(金)の夜は午後7時半に自宅を車で出発、途中荻窪で友人のKさんをピックアップ、外環道を通って集合場所の草加のAさん宅へ。既にSさんも到着済みで午後10時にAさんの車に乗り換えて出発、外環道から東北自動車道、山形自動車道を辿って翌19日の午前4時半に酒田港着、
6時まで車の中で仮眠。
ほどなくアーバンのオーナー相星さんとスタッフのアンナちゃんが到着、アーバンスポーツ号に乗船して午前7時に出航、相星さんの操縦で飛島に向け疾走。
快晴にして波まず穏やか。
約1時間で着いた13年ぶりの飛島の佇まいは以前と変わらず懐かしい。港に近づくと辺り一面にエチゼンクラゲが。一同歓声!一旦接岸してトイレと器材のセッティングとウェットスーツへの着替えを済ませた後再び乗船して島の西北側の岩礁地帯へ。


1本目は水中根。
相星さんおガイドで水底で初めてリュウグウハゼを見る。上を仰ぐとエチゼンクラゲが。みなで一斉に追いかけてそれを撮る。岩の隙間にタヌキメバルが。これも初めてかな。その他チャガラの群れ、イシダイなど。
快晴、気温24度、水温22〜23度、透明度18m。快適。
2本目はオビラ。
水深25mの水底にジョーフィッシュ。ちょっと毛色が変わったやつらしい。近くにハオコゼ。頭の上に板状の皮弁が密集しているイワアナコケギンポはどうしたことか最後までピンが来なくてほとほと参った。そのほかクロソイ、タヌキメバル、ヘビギンポ、コノハミドリガイなど。
飛島に帰港してシャワーを浴び着替えしてから民宿での昼食。これが所謂「飛島定食」なるもので種類、ボリュームともに豪華な海鮮料理。帰りも相星さんの操縦で酒田港へ。港に駐車してあったAさんの車で鶴岡のアーバン・スポーツへ。器材を洗いラックに干してからロビーでロギング。

その晩は相星さんのお誘いによりDSのロビーで当日ゲスト全員参加の会費制の夕食会。お酒は各自持ち寄りで大いに盛り上がる。
帰りは業者による運転代行でホテルへ。
四島へ
翌朝はホテルの手違いで6時15分のモーニング・コールが鳴らず、なんと目が覚めたのがロビー集合時間の6時45分。顔も洗わずエレベーターに飛び乗り3人と合流、Aさんの車でアーバン・スポーツへ。
7時にDSを出発して庄内海岸の港へ。昨日よりは風が吹いているらしく海況チェックに行った相星さんがボートが帰るまで待つ。
ほどなく出航。海は多少のうねりがあるが今日も快晴。 港を出て沖合僅か3、4分のところにある岩礁である。 いずれも人懐っこくて向こうから寄ってくる巨大なコブダイの金次郎とマダイの銀次郎で知られているポイントだ。
両方とも長生きで知られている種類だから、どうも13年前の前回に会ったのと同じ個体かもしれない。
1本目は灯台先端。
先ずマダイの銀次郎が現れる。しばらくするとコブダイの金次郎もあの白っぽい巨体を現した。黒っぽいもう1匹のコブダイとペアだがその2匹は夫婦なのか単なる偶然か。見とれている間に残念ながらカメラを向けるのを忘れ撮り逃がした。いずれにうせよナイス・トゥ・シーユー・アゲインだ。(^−^) この海域特有のキジハタもいる。そのほかクロソイ、ウスメバル、マタナゴ(旧称ウミタナゴ)とマアジの群れに囲まれる。エキジット後波がやや荒いので残念ながらジェッテイに上がって休息することは出来ずボートで一旦帰港。
今日も快晴、気温24度、水温23〜24度、透明度はやや落ちで10m前後だが快適なダイビングだ。
2本目は灯台先端〜ウマカジリ
1本目のポイントからエントリーしてず〜っと裏へ一回り遊泳した。マダイの銀次郎が相変わらず親しげに寄ってくる。金次郎は今回現れなかったが代わりに伊豆でもよく見かけるコブダイの幼魚がいた。そのほかクロメバルの群れ、キジハタ、イシダイ、スジコウイカのペア、オノミチキサンゴ(ハードコーラルの北限の由)、コノハミドリガイ、ウミイチゴ、オビクラゲなどを相星ボスに見せてもらって終了。
アーバン・スポーツに帰り器材を洗いシャワーを浴び着替えしてDSのロビーでランチとロギング。器材は翌朝の出発まで干して預かってくれるとのことなのでそのままホテルへ。
その晩は市内の居酒屋で打ち上げの大宴会。
赤天口(メバル)、打麦(ホウボウ)、カンパチのお造り、ハタハタの塩焼きなど海の珍味を、吟醸「くどき上手」と共に堪能。
そして東京へ
9月21日の朝は8時に起きてゆっくり出発する予定のところ、前日と違って自然に6時前に目が覚めてしまったので、記念にホテルの窓から茜色の夜明けの空を撮る。
9時にチェックアウト後アーバン・スボーツに寄り器材を回収、ボス相星さんに謝礼と別れの挨拶をして出発、途中山形物産店でお土産を買い、11時に鶴岡を離れる。
5連休半ばとなり壊滅的な帰りの渋滞が予想される東北自動車道は避けて新潟経由で関越自動車道を南下するルートを選ぶ。これが当たって関越トンネルを過ぎ花園インターに来るまでほとんど渋滞なし。その渋滞も小一時間程度で終わり、再び外環道から草加に戻ったのが午後7時半。全員でファミレスで夕食をとり解散。私は再び自分の車でKさんを荻窪まで送り午後10時半には帰宅したのだった。
(2009年10月6日記)
トップページへ戻る