マラソンの歌4/5号ー9





恒例の高原マラソン「車山」山菜摘みの妻を伴ふ

入る者を拒まず「青葉走ろう会」バスを満たして一泊の旅

ブーム去る信玄神社にけふあすの梅雨の晴れ間を願ひをろがむ

岩山の大岩を這ふ根にすがる昇仙峡の緑たくまし

立科の清瀬山荘吾らのみはばかりのなく夜を飲み継ぐ

卓囲み華やぎ語るともがらの年経るままに馴染みなる顔

ジョギングのフィーバー冷めて下降気味新会員の希なる悩み

メルヘンの緑の山を蟻となり蝶となりつつ「車山」駆く

高原を駆けて飲み干すコップ酒健康ゆゑの悦び溢る

摘みたての山うどうまし手づかみに味噌付け齧る酒の肴に

それぞれに玄人はだしの芸達者ガイド自前に飽かぬ帰るさ

途すがら去り行く友のいと愛し心の通ふ一日共にし

やるせなく昂りて聞く称へつつ送る言葉に応ふる言葉


 開催日       平成元年6月18日

 主催地       長野県茅野市

 参加種目      7km

 記録         47分26秒

 「シティランナー」 平成2年6月号



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