マラソンの歌6/7号ー12
  







恒例のクロスカントリーの「車山」妻の伴走決めて連れ立つ

運転のなきが気安きバスの旅伴走なれば飲むも気軽く

余興にと尺八吹けばゆくりなくたまげしならむ皆の聞き入る

尺八の吹き初めなるを手短に語り二連に六段を吹く

快晴の梅雨の晴れ間の車山緑の山につつじ群れ咲く

草原に出で現はれて臥したるはマルチランナー奇遇の続く(内田誠一氏)

後ろからカメラ片手に妻に添ふ歩めば歩み駆くれば駆けつつ

つつじ咲く山に菜を採る仲間らに冷やかし半ばの声援を受く

後に聞く添ひて歩むを感涙に咽びし人の在りたることを

著書名を背に記して道草にうど探しをり癌征し女(著書・十年目のマニキュア)

道草に採りたる独活をすそ分けと吾にくれたり再会の女(岡添純子さん)

今年また独活をつまみに酒を汲む野生の味に舌鼓打ち

横岳に登れば登れ駒ヶ岳駒ケ根マラソン皆に勧めて

同乗の友にシティランナーの記者のゐて九月号なる記事の待たるる(歳嶋正子記者)


 開催日    平成2年6月17日

 主催地    長野県茅野市

 参加種目   7km

 記録      1時間11分35秒

 ゼッケン   NO・5028

 NHK学園  「短歌友の会」第29号詠草7月

 シティランナー10月号



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