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    おすすめネコ本3

猫がより理解できる本
12 表紙12 猫のしくみ 
 雄猫フランシスに学ぶ動物行動学

ちまたでは「猫の生態と魅力を新鮮な切り口であれこれ探る、きわめつけの猫ブック」と評されているようだ。でも、フランシスのコメントがなければ、ただの猫解説書にしかみえなくもない。

本書から、いかにも猫らしいと思われる言葉を拾ってみよう。
「しゃちほこばった社会秩序の強制にしたがう必要のない、一匹狼のハンター」「猫は“目的にむかって努力邁進する”と人事部長に金輪際評価されないタイプだ」「束縛を嫌うネコの性格には、性分の合う人と合わない人がいる。権力志向の人間は、おおむねネコと折り合いが悪い」「芸術家はネコを愛す、兵隊はイヌを愛す」

アキフ・ピリンチ&ロルフ・デーゲン著
今泉忠明監修・鈴木仁子訳
(早川書房刊)
2000年2月
11 表紙11 ネコともっと楽しく暮らす本

「キャットドクターが“ネコのすべて”を教えます!」というコピーがついている。日本ではまだ珍しいネコ専門のドクターが書かれた本である。

ネコの飼い方のハウツー本としても役立つが、私がいちばん心に残ったのは「なぜ人は安心してネコと一緒に眠れるのか?」の章。イヌは縦社会に生きているのでしつけが必要だ。でも、ネコはありのままでも人と生活できる動物だ、と書かれている。つまり、ネコは人間のコントロールを必要としない、自立した生き物ということなのかな。
でも、困ったことにネコは逆に人間をしつけようとするんだわ。
南部和也・南部美香著
(王様文庫・三笠書房)
2000年3月
10 表紙10 雨の日のネコはとことん眠い  
 キャットおもしろ博物学

この本のおもしろいところは著者の飼い猫で実験したり(といっても動物実験なんていうおそろしいものではありません)、試したことに基づいて書かれている点だ。

なになに、猫の目はウィンクできない? アッそれでルルは写真を撮るときいつも目をぱっちりあけているのか。「甘えん坊の猫は顔のそばで眠る」「猫の親は何もしないで子どもをしつける」など、疑問に思っていたことがいま、解き明かされる。
加藤由子著(PHP研究所刊)
1990年7月
表紙9 ネコのこころがわかる本  
 動物行動学の視点から

「ネコはすべてを超越している。ネコはしたたかだ。ネコは進化し闘争する人間どもにとりかこまれていながら、その混沌とした嵐を免れている。ネコの何事にもとらわれず、しかし計算された無頓着さ・・・けっして一生懸命にならない処世術。愛されても飼い慣らされることはない自立心、「従属主義」や「何々すべし主義」からの自由。これらは、誰もがそうありたいと願っている性質ではないか。このすばらしいネコの性質は、人間が家畜化した、あるいは家畜化しようとした他のいかなる動物にもみられないものである」(本書から)

これがネコの魅力なのだ。犬にはないものである。私もネコにあやかりたい、と思って読んだ。
マイケル・W・フォックス著
奥野卓司・新妻昭夫・蘇南耀訳
(朝日文庫・朝日新聞社刊)
1991年10月
表紙8 Dr.野村の猫に関する100問100答

「猫にもブスと美人はありますか?」「猫は人間のことをどう思っているのですか?」「ときどき猫からバカにされているように感じます」「猫と犬、どちらが頭がいいですか?」「暇なとき猫は何を考えているのですか?」(本書から)など、100の質問に、Dr.野村が明快に答える。
野村潤一郎著(メディアファクトリー刊)
2001年1月
表紙7 うちの猫にかぎって
 誰も知らないキャットおもしろ生態学

本書を読んで「真のノラ」と「隠れ飼い猫」の違いがわかった。真のノラが人間にこびることなく、威厳をもって生きられる環境をつくっていくのは、ヒトの最低限のつとめだと思った。 
加藤由子著
(PHP文庫・PHP研究所刊)
1991年7月
表紙6 ネコ・無用の雑用知識

知っているようで知らない「ネコロジー学」入門など、ネコに関する雑学の泉。ネコ博士になれそう!
沼田朗著
(ワニ文庫・KKベストセラーズ刊)

1989年3月
表紙5 長 寿 猫

15歳以上の猫の数は、10年前に比べて倍になったという。米国のある学者はそれぞれの動物の限界寿命の数値を次のように挙げている。ヒトは113歳、チンパンジーは50歳、ウマは40歳、ウサギは15歳、イヌは20歳、そしてイエネコは30歳だという。
本書には20歳以上の猫がぞろぞろ出てくる。健康管理の方法や食事内容など、猫を長生きさせたいひとは必見。
藤村かおり著(講談社刊)
1998年10月
表紙4 猫の気持 犬の知恵

「猫から見た人は人間ではなく、猫の変形、あるいは猫の変わった仲間だと判断し、他の猫に接するように、人にも接しているのだ」(本書から)。そうか、私も大きな猫ぐらいにしか思われていないのか。そう考えるといままでの猫たちの仕打ちが理解できる! なぜ人間は猫や犬を愛するのか? 本書を読めば「彼らは嘘をつかないからだ」という単純な事実に改めて納得させられる。
前川博司著
(河出文庫・河出書房新社刊)

1989年3月
表紙3 ネコの世界

ネコの生活・実態・歴史などが、写真入りでコンパクトにまとめられている。巻末のネコ族の話やにっぽん猫変遷史も興味深い。
今泉吉典・今泉吉晴著
(平凡社カラー新書・平凡社刊)

1975年2月
表紙2 ネコと魚の出会い
 人間の食生態を探る

この本を読み、ネコの嗜好は生後2週間から2、3か月の間に決まることがわかった。その時期に水溶きメリケン粉を食べたとしたら、生涯にわたってそれを好むという。ところで水泳が好きでないネコは、どうして魚と出会ったのか? 人間と同居するようになって人間からもたらされたのだ。人間社会で暮らすようになって自分の最大の好物にいきあたったネコは幸せだなあ。 
西丸震哉著
(角川文庫・角川書店刊)
1980年4月
表紙1 消費者情報 NO.302
 特集「ペットを超えた動物たち」

友人のヒロコさんが服飾デザイナーの森南海子さんに取材した、愛猫プスちゃんへの思いが、「わたしがペットと暮らす理由」としてまとめられている。また、オグラさんが、大阪府の犬管理指導所を訪ねて書いた「飼い主の責任を考える」も掲載されている。オサカさんの「ペット年表」は見て楽しめる。
介助犬シンシアのパートナー木村さんの「介助犬シンシアとともに」も読むことができるよ。
財団法人関西消費者協会発行
1999年6月

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