子供の時の着物

 

 女の子は子供の時に着た着物の思い出を大切にしている方多いですね。
着物を着た日は、家族・親戚・ご近所みんなから「かわいい」と言われて女心をくすぐられ、おすましして写真に写っていますね。その大切な思い出の詰まった子供の頃の着物どうしていますか?
 私は7歳の時に祖母に買ってもらった着物を、2年程前に実家から持ち帰りました。しみが出ていましたが、正絹ですので、洗張りして私の仕立ての順番を待っています。大変派手ですので(7歳用だ、当たり前)、黒の紗の羽織を重ねて紗合わせの帯にする予定です。紗合わせの帯いいですよ。買ったらウン十万する帯が、派手な着物と古い紗羽織でできるんですもの。紗羽織があったらはっきりした柄の上に重ねてみてください。仕立てが少し難しいけど、単衣や絽の着物に合わせています(唐子柄の羽織裏を使って、もう1本作っていまーす。自慢)。
 主人の初着の一つ身は(武者絵です)、黒羽二重喪服の生地とつぎはぎにして私の道中着になっています。
 手入れの行き届いたきれいなものは、大切にして次の代の子供に着せればいいのですが、子供が着たものはたいていしみがあります。洗張りして帯・うそつきの袖、切り刻んでしまえば八掛や半衿・帯揚げなど、使い道はいくらでも。
 私が「店主紹介」の写真で着ている着物、黒羽織生地に黄色の残り布を奥身だけに使っているのですが、派手な子供着物でも奥身だけくらいなら使えるのじゃないかな。生地をたっぷり使っている四つ身なら長襦袢ができますよ。仕立てができない人は、ショールでも作りましょうか。市販のショールは裏につるつるすべる生地を使っていること多いですが、私は反対に綿生地を使用して滑りにくいようにしています。肩からショールが落ちません。ただ長方形に作りましょう。