一年生といえども、指導によって変わります。また、その指導は全ての学年の基本
になると思います。


学級通信  ガリバー 第6号  4月14日

   言葉にこだわると・・・

 毎日、子供たちと過ごしていると、気になるということも出てきます。
 今日は子供たちの言葉づかいです。
 といっても、以前書いたような単語のみの発表(たとえば、「紙!」というように「です」
を抜いたような発表の場合)のことでは、ありません。
 それは、

 「〇〇していいですか?」と聞くことが多い

ということです。
 たとえば、給食の時間のおわりごろに、どうしてもトイレに行きたい子がでてきます。
 そんな時に、ほとんどの子供はこう言います。
「トイレに行っていいですか?」
 中学年や高学年を担任しているときには、こういう言い方には、やや意地悪く、「『だ
めです』と言ったら、トイレに行かないの?」と答えたものでした。

 私自身の考えとしては、このような場合には、許可を求めるのではなく、きっぱりと
「トイレに行かせてください」と言うべきだと思いますのです。
 考えることは同じでも、「トイレに行っていいですか?」と「トイレに行かせてください」
では、子供の姿勢に違いがあります。
 前者は指示待ちの受け身型、後者は自分の意志で決定する自立型というところでし
ょうか。
 私達教師は、「自立できる子供を育てる」ということも仕事としています。そう考える
と、ささいなことではありますが、先のような言葉づかいにこだわってしまうのです。
 子供たちにも、そのような意味をかみくだいて話しました話しました。そうしたら、昨
日はさっそく、「せんせい、トイレにいかせてください」と言いにくるようになりました。
 一年生らしく、「言われた通りすぐに実行」というところでしょうか。

 ただ、一年生ですから、このように書いても、失敗(私がです)もあります。
 例によって、「オシッコに行ってもいいですか?」と言いに来た子がいました。
「あれ?こんなとき、どういうんだっけ?」
と私は答えます。先のような答えを求めてです。
 しかし、その子はわからずに困ったような表情。そのうちに、腰が横に揺れ出しまし
た。もれそうになってきたのです。私の方も「まずい」と思って、思わず一言。
「はやくトイレに行っトイレ!」
 でも、急ぐ子にはこんなシャレは通じなかったでしょうね。

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