最初の1年担任の時には、学級作りが自分のテーマでした。この学級通信も、当
時の自分の思いが色濃く出ています。
学級通信 なかよし 第27号 7月4日
学級「集団」になってきました
「まとまりのある学級」とか、逆に「まとまりのない学級」というような言い方があり
ます。
「学級」といっても、一人一人がバラバラな状態では単なる「群れ」であり、それを
お互いのことを考えることのできる「集団」にいかにしていくか、というのが我々担任
の仕事でもあります。
いわゆる「学級作り」というものです。
さて、ではどんな状態が「集団」と言われるものかというと、私は「学級内に自己指
導力が出てきた時」と思います。
初めての一年生担任ですから、「学級内に自己指導力が出ることなどあるのだろう
か・・・」と皆目見当がつきませんでした。
しかし、6月校半からそのきざしらしきものが見えてきました。
具体例をあげてみましょう。
■係活動(はいたつ係、ほけん係、はな係、きゅうしょくてつだい係、きんぎょ係)や日
直の仕事(小鳥の世話、おぼん洗い)を確実にするようになった。
■給食準備や、そうじで私が今までしていた「指示」を子供がするようになった。
■並んでの教室移動も子供が先頭になってするようになった。
といった具合です。
特に私が待っていたのは、給食準備とそうじを子供たちだけで行うことができるという
ことです。
最初は、私の指示が絶対でした。そして、私は誰かが、「指示したい」という要求があ
るまではずっとするつもりでした。
逆にいえば、誰かがそう言うのをじっと待っていたのです。そうじも同様です。
そうしたら、先々週の2班の給食当番の時、H君が「ぼくが、言いたい」と立候補してき
ました。
また、そうじでも先々週、Yさんが進んで「〇〇して下さい」といったのを聞いて、私の方
から「全体の指示を言えますか?」といってやったものです。
このようなものは面白いもので、一人が実行すると必ず波及するものです。特に、掃除
の指示などは先週はJ君がしたのですが、他にもH君やO君が「やりたい」というようにな
りました。
このようにして、学級内の集団が作られていくのでしょう。
むろん、1年生の子供たちですから、指示の手落ちやうまくいかないところはあります。
そこは私がフォローすることで、十分にことが足りています。
そうじや給食が自分達でできるようになると、他の何かの場面に遭遇しても、子供たち
の力で何とかなるものです。
そこに学級「集団」の意味があり、子供達の自主性も育つものだと考えています。
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