低学年では、事故にあわないような配慮をいろいろとしたつもりです。それでも・・・。
学級通信 ピーターパン 第101号 9月3日
自己判断力をつける
「ちょっとおおげさな題だな」と思われるかもしれません。
しかし、自分の命にかかわる場面では、この自己判惰力はぜひ子供たちにつけた
い力です。たとえば、遊び場所のことや遊びの種類でもそうです。誘拐などでも、同
様でしょう。
昨日、避難訓練がありました。あくまでも「訓練」ですから、避難する際の行動様式
を身につけることが第一です。それと共に、やはり非常事態での判断力(そのような
行動をすべきかという判断)もつけさせたいものです。
さて、朝の会でのこと。子供たちには、その日に避難訓練があることは告げていませ
ん。いきなり、私は子どもたちに指示しました。
これからあることを調べます。すぐに、口にハンカチをあて、廊下に2列に並びなさい。
始め!
予想20秒。ただし、完璧に並びおわるまでです。
ところが、ところが・・・・何とかかった時間は2分。
大きな原因はハンカチにあります。朝、運動着に着替えをする時に、私服にハンカチを
入れたままにして、それをさがしていた子。ハンカチを持ってこなくて、友達に借りて手間
がかかった子。
ただ、並ぶだけだったら10秒もかからないでしょう。しかし火災を想定した避難訓練です
から、ハンカチで口をおさえることが必要です。
このようなことのあとは、子供たちへの話も具体的にできます。
・火災の際には、1秒の時間も貴重であること
・いざという時のために、ハンカチは常にポケットに用意しておくこと
・火災の際には、窓をしめること
・移動の際の合言葉は、「お・は・し」
お・・・・おさない は・・・・走らない し・・・しゃべらない
といったことを話しました。
実際、どんな場合に非常事態になるかわかりません。学校にいる時でも、休み時間だった
ら、担任がそばにいるわけではありません。それだけに、それぞれが自覚をもった行動が必
要なのです。
新聞やニュースで、小学校低学年の水の事故や誘拐のことを聞くたびに、実に悲しい思い
をします。
一人一人の行動に全部つきあえるわけではありませんから、私にできることと言えば、「自
己判断力の育成」になるわけです。もちろん、この一回の避難訓練のみでそれができるわけ
ではありません。日常生活の中で、根気強く指導していきたいと思います。
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