言葉のトラブルは低学年にはつきものです。その対処も担任の大事な仕事です。
学級通信 ピーターパン 第125号 10月6日
言葉のプレゼント
めずらしい日記が出てきました。
きょう、〇〇くんがわるぐちをいいました。1年生のときからいわれていました。〇〇く
ん、〇〇くん、〇〇くんがいっていました。バーカ、ドジ、エッチマン、くせっといいまいし
た。そしてないてかえりました。
全て友達への抗議です。このようなトラブルは教室の中では、考えられませんが、帰
り道などには、私自身の経験からもあり得ることだと思われます。
さて問題はどう指導するかです。きっとそのトラブルのもとがあるはずです。まず、当事
者の子たちにそれを聞きます。その様子によって、また指導の方向性は違います。
聞いてみると今回は、この子が何もしないのに悪口を言われたようです。
ここで、私がすぐに注意をしてしまってこの件を終わらせてもいいのです。しかし、この
ようなことが学級で表立って出ることは珍しいことなので、さらに発展して指導したいと
考えました。さりとて1時間もとるようなことではありません。10分程度の指導です。
みんなにも、友達に悪口を言われた経験があると思います。その時、どんな気持ちで
したか。いやだったでしょうね。
反対に、友達にいろいろと励まされてうれしかったこともあるでしょう。言葉一つでいや
な気持ちになったり、うれしくなったりするのです。
(「ことばのプレゼント」と板書してから)どうせなら、友達が喜ぶことばをプレゼントしま
しょう。
そして、子供たちが言われたことのある「いやだった言葉」と「うれしかった言葉」を考
えさせました。
★いやだった言葉
ばか、あほ、まぬけ、エッチ、おまえの母ちゃんでべそ、チンドンヤ、ドジ、ブス、なによ、
ベー、ばかやろう、ぶっころすぞ、かば、げり、でめきん、カス、デブ、ガリガリ、しね、なか
まにいれない、へんたい、いいかげんにせんか、大ばかやろう、ちび、からすのカーカー
ばっかじゃない、おたんこなす、まんねんボケ、ねしょうんべんたれ、大食い・・・・・・
★うれしかった言葉
ありがとう(ほぼ全員が書いていました)、ごめんなさい、すごい、てんさい、ともだちにな
って、おしえてね、いっしょにあそぼう、おめでとう、いつまでも友だちでいようね、ごくろうさ
ま、あたまがいいね、かしこいね、だいじょうぶ、サンキュー、うまい、がんばったね、かわい
いね、しんせつだね、なかよくしようね、またあおうね、できたね、よかったね、ていねいだね
・・・・
「ことばのプレゼントは、ただです。何回やってもです。そして、友だちに喜ばれます。さっそ
くプレゼントしましょう。」と言って終えました。それにしても、子供たちの「うれしい言葉」、いい
です。私も心がけたいです。
(誰が悪口を言ったかは聞かないでください。いったん、解決したことなので。このピーターパ
ンが「叱るネタ」にならないようにお願いします。)
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