受け持つ学年が異なるといろいろと見えてくることがあります。
学級通信 トゥインクルキッズ 第14号 4月25日
4才の違い
私は昨年度、6年生の担任でした。その6年生は、5年生からの持ちあがり。つま
り、2年間連続高学年の担任でした。
今の3年生の子供たちとは3学年の違いですが、今の時期は実質的に4年間の開
きがあります。大人の4才違いはあまりギャップを感じませんが、子供の4才違いは
大きいです。
ふだんの生活の中から、「うん、高学年とは違うなあ」ということを紹介しましょう。
■その1 漢字・言葉を選ばなければ・・・・
まずは、私が自分自身のことで、「うん、変えなければいかない!」ということがあり
ます。
それは、3年生に合わせた言葉を使わなければいけないということです。この間、日
記を渡したあとにある子供が、「先生、これ何ですか?」と日記の私のコメントを指さし
ています。そこには、「新記録」という漢字が書かれてありました。
(あっ、そうか。3年生では、この漢字は習っていないんだ。失敗、失敗。)
これが授業中にもあります。
私が説明をしていると、「先生、〇〇って何ですか?」と不意に質問がきます。また、
私は、(ああ、そうか。もっとわかりやすい言葉で言わなければ・・・)と思ってしまいま
す。
たかが言葉、されど言葉。大事なものであることを、今実感しています。
■その2 教師の応援を素直にしてくれる
教師とて人間。勘違いや間違いなどをすることもあります。
私が黒板に1回、写しまちがいをした時のこと。一人の子が、「先生、ちがいます」と
言いました。私は、冗談半分で次のように言いました。
「これは、君たちが私の間違いに気付くかどうか、試したんだよ。気付いた君はすばらし
いね。」
これが6年生の前で言うものなら、「ま〜た、先生、本当に間違えたくせに〜」と言われ
るのがオチです。
ところが、3年生は真剣に私の話を聞いてくれます。素直にその通り受け取ってくれま
す。
そればかりではありません。私が、「だから、みんなが私に教えてくれるというのはうれ
しいことなんですよ。」と言うと、けっこういろいろと応援してくれます。この素直さ、やはり
中学年です。
これらのギャップは私にとって、楽しく、そして新鮮なものです。
そして、3年生の特徴は何といっても親しみやすさです。私が仕事をしていても、「先生、
何をしているの?」と寄ってきます。「一緒に遊ぼう」とも言われます。子供がより身近に
感じるこのごろです。
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