どのような地域でも、見学に行くとふだんとは違った発見があります。2校目で勤めた
学校は、伝統のある街でした。そこを子供たちと歩くのは、本当に大好きでした。
学級通信 ファンタジック・スピリッツ 第199号 2月21日
まちの昔のもの発見
★ 火曜日は社会科見学の日でした。
これで社会科見学は七度目。「百聞は一見にしかず」のたとえ通り、やはり実際に
見ることは価値があります。
しかし、ふだん見ているものでも、「社会科見学」という視点で見ると別のものに
見えてくるものです。
今回の見学の対象は、「まちにある昔のもの」です。いくら時代が変わったといえ
ども、昔からまちに残っているものは、けっこうあるものです。
★ 最初に子供たちが見つけたのは「蔵」です。
といっても、本当に昔からある「蔵」もあれば、最近作った「蔵」もありますから、様
様です。
六日町から川原町への向かう途中で多くの「蔵」を見つけては、「ここにもあるよ」
と次々と発見して大喜びでした。
★ 次に向かったのが、明治記念館です。
かなりの子が実際に中に入ったことがあるとのこと。しかし、それはあくまでも「入っ
た」という経験だけです。
昨日は入ってから、実際に明治記念館(元病院)で使われていたものをスケッチし
ました。
一つは薬の箱です。もう一つは金庫です。
どちらもおそらく病院時代に使われていたものです。およそ百年ぐらい前のもので
すから、子供たちも興味を持っていました。
★ 一通りスケッチした後に、子供たちから「上に行きたい!」という希望が出てきました。
急な階段があって、しかも上にいくほど狭くなってきます。さらには、床がミシミシ言い
ます。2階からは、まるで忍者屋敷のようです。
そこが逆にスリルがあるのでしょう。男子は希望者が殺到です。
女子は途中までのぼったものの、「こわい」と言って降りてくる子もいました。
★ 明治記念館のまわりは「昔のもの」の宝庫です。とんがり帽子の記念碑あり、多聞寺
あり、忠魂碑あり、筆塚ありと見るべきものがたくさんです。
中でも多聞寺の鐘は大人気。「つきたい人はどうぞ」といったら、長い行列ができまし
た。
希望通り、一人ずつ鳴らしました。中には何かをお願いする子も・・・・。一体何を願っ
ていたのでしょうか。
★ 多聞寺から学校へ直行です。
春や秋ならば、快適な学校への道でしょうが、冬場ということで、子供たちもかなりの
エネルギーを消耗したようです。2番線の急な階段では、さすがに疲れ気味のようでし
た。
予定していたもので見つけることができなかったのは、「かやぶきやね」の家です。向
山公園に行けば、「旧後藤家」があるのですが、残念ながら昨日のコースにはありませ
んでした。
でも、昔のものに興味を持った子供たちです。きっと、どこかで見つけることでしょう。
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