子どもたちの発想は本当に豊かです。教師の仕事の一つは、その発想を引き出す
仕組みを学級の中に作ることです。


学級通信 ファンタジック・スピリッツ 第94号 9月5日

   「ていあんカード」からクラブ誕生

 「ていあんカード」を2学期になってから、教室においています。これには、「3の1で
こんなことをしてみたい」「係へのきぼう」「こんなことでこまっている」といったことを書く
ものです。
 子どもたち個々の声を全体に反映させて、よりよい学級にするためのものです。書か
れていたカードを見ると、なるほど・・・と思うような子どもたちの希望が出ています。

■休み時間に自由に工作をしたい。ぼくは工作が上手だから。
 →確かに工作は男の子にとっては、外遊びの次に価値のある活動です。
■毎日、お楽しみ会をしたい。
 →「毎日」という点が新鮮です。現実には無理だけど・・・。
■虫とりをしたい。
 →休み時間はけっこうしているみたいだけど、それだけじゃ満足しないのかな。
■ゲーム大会をしたい。クイズ大会をしたい。
 →これは、「ゲーム係」があるので、そちらに連絡すれば企画実行してくれるでしょう。

 こんな具合です。生活上の問題もあります。「わるぐちをやめてほしい」といったもので
す。こういうのは、直接私に訴えてくる子もいますから、そのつど対処しています。
 さて、これらの「ていあんカード」の中で一番多いのが、「学校でしてみたいこと」です。
やはり、いろいろなおもしろいことを子どもたちはしたがっています。
 そこで、それらを一気に行おうということで、「3の1クラブ」を発足させることにしました。
 子どもたちの希望をもとにして誕生したクラブは次の通りです。

 ■工作クラブ(手作りペットボトルロケットを作る)
 ■研究クラブ(虫などを研究する)
 ■イラストクラブ(イラストをかく)
 ■おしばなクラブ(いろいろなおしばなを作る)
 ■アンケートクラブ(いろいろなアンケートをとる)
 ■4コママンガクラブ(4コママンガを作る)


 クラブ名を見るだけではなかなかおもしろそうです。「研究クラブ」などは、(こんなものを
希望する子はいないだろう)と思っていたら、内容を見て合点がいきました。これらのクラブ
の掲示物で、教室はにぎやかになりそうです。
 さて、クラブ活動で問題になるのはその時間です。教科の授業時間を充てるわけにはい
きません。休み時間は外で元気に遊びたいだろうし、放課後といってもそれぞれに都合が
あります。
 でも週に1回は活動したいです。そこで、「土曜日のゆとりの時間」か、金曜日の朝活動
から朝の会にかけて」ということにしました。これなら全員一斉に参加できます。
 ただ、このような活動はあくまでも期間限定にする必要があります。活動にメリハリをつけ
るためです。そこで、「9月のみ」ということを私から提案しました。
 活動の1回目は明日です。私も楽しみにしています。

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