★仕事日記 2002年4月編

4月1日(月) 転任者特有の・・・
 新勤務地の水沢小学校の第一日目である。新任者は一日目に挨拶等
の行事があり、いつも大忙しなのであるが、その通りであった。会議や打
ち合わせもあり、あっという間に過ぎる。
 「ネットワーク」誌の原稿、早朝に仕上げており、よかった。
 これから一週間は、あっという間に過ぎるだろう。

4月2日(火) 仕事をいただく

 人数の多さから校務分掌が少ないと思っていたが、今日の校内研で総合
のキャップを拝命させてもらうことにした。ありがたいことである。昨年が試
行で、本格的な立ち上げが今年度である。前任校で立ち上げに関わった
経験が生かせる。さらに、大規模校+地域性から考えるとダイナミックな総
合が期待できる。

4月3日(水) 少しずつ慣れてくる
 今日は転任者対象の活動もなく、仕事に専念。慣れてきた感じがする。
 朝、総合メールマガジン発行。無事継続発行できているのはいいのであ
るが、内容の工夫と総合HPの立ち上げを急がなければ。

4月4日(木) 準備完了
 明日の子供たちとの出会いのために準備を完了。今回は謎とき風の
メッセージ。新任校での子供たちとの出会い、本当に楽しみだ。

4月5日(金) 出会い
 4年1組36名との出会い。謎解きメッセージ、質問コーナー、教師の
施政方針演説といつものパターンで行う。子供たちは真剣な表情で聞
いていた。3年生から同じメンバーなので、そうじの混乱もなし。すぐに
いろいろな活動を始めることができそうだ。
 夜、職員歓迎会。帰宅1時すぎ。

4月6日(土) 疲労
 特別のことをこの一週間のうちにしたわけではない。でも何もする気
がおきず。昨日の睡眠不足もあり、ごろごろ。こんな日もある。疲労も
あるのだろう。

4月7日(日) 父来る
 埼玉より父が来る。昨日まで秋田の姉夫婦の子供たちの面倒を見ており、
帰りに寄ったのである。我が娘の成長に目を細める。今年72歳。話好き
の点は変わらず。
 総合のテーマ、仮説を考える。どのような方向に持っていくか、楽しみだ。

4月8日(月) 入学式
 入学式。我が子も同じ学校に入る。このようなめぐり合わせは稀だろう。この
仕事をしている限りは、入学式・卒業式にはなかなか出れないものだ。しかも
この日は担任学級の子供たちは休み。おかげで式を楽しませてもらった。
ありがたいことである。

4月9日(火) 出会い2日目
 持ち物、ノートの書き方を確認。学級組織としての当番・係活動も決める。
家庭学習も普通通り出す。もう通常ペースだ。クラスは変わらないのだから
当然である。意志表示をはっきりとできる子が多いし、組織体としてもしっかり
している学級である。前担任からの最大のプレゼント。そのよさを生かして、こ
れからどんな方向でクラスを作っていくか楽しみだ。

4月10日(水) 出会い3日目
 通常通りの6時間授業。目立つ子はどんどん発言をしているが、学級の
皆の発言力を育てるのがこれからの自分の役目。授業をするごとに、子供
たちの発言が多くなって来ている。鍛えれば、ぐんぐん伸びそうだ。
 10日間は、我が家での仕事も学校のものに専念してきた。明日からは
そろそろいつものペースに戻そうか。

4月11日(木) 学年会
 今まで一クラスで自由に授業をしていたが、今は4クラス。しかも算数に
少人数指導が入り、学年会は5人で行っている。事務的なことはもちろん
であるが、可能な限り授業の情報交換をしたいと思っている。今のところ
はそれができているので有難い。しかも、自分の研究すべきテーマを結局
は戴いている。たとえば、今日は算数のTTのあり方であった。来週中ま
で、方針を提案することに。改めて基本的なことを広く学ぶチャンスなのだ。
 夜、「ネットワーク」誌7月号原稿に取り掛かる。

4月12日(金) 新たな実践への挑戦
 前日に続き「ネットワーク」誌原稿。これは「ヘルシー野菜炒め」である。
原稿を修正する作業を通して改めて見えてくるのは、「新たな実践への挑
戦」である。前任校のように全領域でできるわけではない。しかしながら大
規模校というメリットを生かしたダイナミックな実践の道が開けている。

4月13日(土) 原稿終了&子供会
 「ネットワーク」原稿脱稿。これで雑誌や本の原稿はひとまず終了。高浜
での実践を書くことも終わりである。(メールマガジン連載はある)
新たな気持ちでスタートだ。書く実践は新任校のものである。
 子供会の廃品回収。親の立場での参加であるが、何人もの担任の親御
さんとも挨拶。

4月14日(日) 今までの財産
 「ネットワーク」誌5月号と「体験!メディアのABC」の報告書が届く。共に
3月に執筆をしたものである。過去の自分に励まされる思いである。
 特に報告書は、メディアリテラシー教育の先行実践(20例)が示されてお
り貴重な文献となるであろう。
 午後、総合等のための文献探しや学区フィールドワーク。楽しい。

4月15日(月) 雑誌斜め読み
 新しい本屋さんから雑誌が学校に届く。今月号では、「社会科教育」「教
材開発」誌に原稿掲載。裏の本の広告を見ると読みたい本がズラリ。昨
年度は発信が多く、受信が少なかった。今年は「発信も」「受信も」といき
たいところだ。

4月16日(火) メールマガジン原稿
 朝、総合メールマガジン発行。月2回発行は欠かさずに行って
いるが、これは他の人の原稿を少しだけ編集しているにすぎない。
これから工夫をしていかないと発行部数は伸びないであろう。勝負
である。
 同時に、小学校メールマガジンの連載原稿を書く。こちらはこの
間、学区をフィールドワークをしたので、そのことを書いた。他学区
からすると羨ましいほどの素材である。生かすも殺すも教師の腕
次第である。

4月17日(水) 総合スタート
 始業して10日あまりであるが、総合をスタートさせる。今日は事前の実態
調査。「日高火防祭」という素材をどう発展させるか。楽しみなところである。
今までとは違い、学校外の仕事が一段落しているので、これからは自分で
仕事を追いかける番である。総合の文献を読み漁ってみたいな。

4月18日(木) 総合打ち合わせ
 学年で明日から始まる総合の打ち合わせ。150人が一斉に行う総合で
ある。確認が必要である。そのための資料作りも必須。これは、同時に総
合の実践の記録化につながる。
 NHK「調べてまとめて伝えよう」を視聴。総合だけではなく、国語や社会の
授業でも活用できそうだ。全部のレポート化は無理であるが、回数を決めて
こちらもレポート化していきたい。

4月19日(金) 総合、課題設定
 総合の学習をスタート。課題設定の時間である。「伝えよう!日高火防祭」
1 経験談、ポスター、ビデオ、小道具等から子供たちの祭りの視野を広める。
2 課題を作る→カードを書く→班ごとにグルーピング
3 全体で4つのテーマを決め、班ごとにどれをテーマにするか決める。
 大よそはこのような流れ。子供たちにとっては、初めての活動であっただ
けに戸惑いもあったが、何とかねらいは達成できた。
 感覚の違いは150人という人数の一斉授業。その数に圧倒される。大規
模人数の総合のスタイル、研究の余地あり。

4月20日(土) 今年のテーマを考える
 転勤して3週間。自分のポジションもわかったので、自分なりに今年度追
究していくテーマ・内容を考える。
・メインテーマ「地域と日本のよさを伝える授業」の実践を継続
・メディアリテラシー教育実践の拡大
・国語・算数では確実に基礎・基本を身につける学習を徹底
・社会科・総合での提案
 まずはこれらを実践の中心に進めていきたい。
 即、記録化・教材化と行きたいが、疲れが出たのかごろごろ。

4月21日(日) 学校の仕事で終わり
 警察署への調査(授業参観で行う)、総合部会の計画、学級通信&学年
通信作成で終わり。ただ、以前よりは読書量は増えた。昨年のような宮古
水沢往復がないということだけで、随分余裕があるように感じるものだ。

4月22日(月) 名刺&挨拶状
 印刷屋さんに、名刺と挨拶状を取りに行く。気分も新たである。挨拶状は
20人ぐらいずつ毎日書く予定。今日は宮古で30名。宛名を書く時に自然
にお世話になった人とのエピソードが浮かんでくる。明日からは、高浜小時
代の保護者の皆様。4年間担任した親御さん全員に送る予定。小規模校だ
からできることである。

4月23日(火) 仕事はリズム
 昨日、挨拶状を書いたら、仕事にリズムが出てきた感じ。リズムが
でると、どんどん進んでいく。時間がある・なしが問題ではない。リズ
ムがあるか・ないかが問題である。

4月24日(水) 慣れ
 15人から36人というクラス人数へようやく慣れたという感じ。一人一人
に対応できる時間は当然少なくなる。そこに工夫の余地が生じる。学級
内で子供たちが価値ある活動ができるような授業システムを試行錯誤中
である。少しずつ効果も出てきている。
 読む本も「基礎・基本」関係のものが増えた。「力をつける」が学級目標だ。

4月25日(木) 授業参観・懇談会・総会など
 授業参観。社会「警察署の人の仕事」。集中して学習し、子供たちはど
んどん発表。もちろん全員発表させる。家庭学習ノートも全員分展示し、
これは大好評。その後、懇談会・PTA総会・学年役員会そして夜のPTA
新旧役員懇親会と連続。こういうものは昔はプレッシャーがあったが、
今は昔ほどはなし。逆に楽しんだ感じである。

4月26日(金) 不足しているもの
 この一週間でかなりのペースで本を読むことができた。学校外での大き
な仕事がないからできることである。こういう時期があってもよい。
 痛感していること。「学校生活全てが子供を鍛える場」ということだ。担任
して3週間。まだまだ子供たちのスピードを鍛えていない。そのために、
授業時間が短くなってしまう。「よりよい授業」をするために工夫の余地(学
習も生活面でのいろいろな手続きも)はあるのだ。

4月27日(土) フリー
 3連休初日。今日は学校の仕事はしないことにしていた。親友と会い、娘が
入っている子ども会のポートボール練習試合見学。挨拶状書き終了。購読
した2冊の本を読む。

4月28日(日) 無題
 引っ越しをしてからしようと思っていた書籍の整理。ようやくである。予想
通り、その量の多さになかなか進まず。やはり思い切って捨てなければ
いけないだろう。機能的にするにはどのようにすればいいのか、思案中。
 午前、午後と子どもたちと思いっきり遊ぶ。合間を見て、読書。ネットで
少人数指導の検索。「通信発行」のヒントを得る。

4月29日(月) 1ヶ月
 学校の仕事を少し行う。日高火防祭、下の娘と楽しむ。上の子は友達と。
少しずつ子どもは親から離れていることを実感。
 明日で1ヶ月が終わりか。転勤してすぐにダッシュと思ったが、今までと
比べたらずっと「充電期間」のような感じだなあ。

4月30日(火) 返信
 挨拶状の反応がぽつぽつ。丁重なお葉書、電話。そして保護者からの
手紙。メールももちろんある。有難いことである。一つ一つの返信に励まさ
れる思いである。
 4月終了。気がつけば授業の進度も遅れ気味。これから挽回である。


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