やはりスポーツはドラマにはドラマがあります。

学級通信 ホップ・ステップ 第128号  10月28日

   激走・マラソン大会

 金曜日はマラソン大会でした。
 学年ごとに男女が分かれて走ります。3週間前から体育で、「25日にマラソン大会
があるから、そのコースを実際に走ってみましょう」ということで、何回か走っていまし
た。そのつど、日記にマラソンのことを書く子もいて、興味は高まっていました。
 ただ、いざ本番になると練習の時とはまた別です。いやがおうにも、緊張感が高ま
ります。さっそく朝の会の健康観察で、子供たちに「今日のマラソン大会で一言どうぞ」
と聞いたら、力強い決意が返ってきました。

・ぜったい、〇〇君には負けないつもりです。
・順位を一つでも上げたいです。
・10位以内に入りたいです。
・今日のマラソン大会は出れないけど、応援をがんばりたいです。
・坂ののぼるところでがんばりたいです。
・とちゅうで歩かないで走りたいです。
・去年より順位をあげたいです・・・・等々


 個人の大会であるマラソン大会でありながら、最終的には学級の平均順位を出して、
学級対抗という形になります。だから、上位に入ることも大切なのですが、何よりも自分
の順位を練習の時よりも一つでも上げることが重要になってきます。
 
 さて、5校時が本番です。3年生以上が一斉の開会式を行い、いざスタートです。
 コースは、学校の門を出て裏手をまわり、また校庭に帰ってきます。距離にして、700
〜800mぐらいでしょうか。マラソンというには、短い距離かもしれませんが、登り坂、下
り坂の連続で最後はバテバテになってしまいます。
 私は記録担当で高学年の子についていたため、詳しくその様子を見ることができませ
んでしたが、それでもいくつかの「ドラマ」がありました。
 
■その1 おめでとう、上位入賞
 まずは、10位入賞の子たち。女子は2位Kさん、3位Nさん、9位Kさん、男子は1位Y
君、7位T君です。トップ10に入るのは、やはり至難なこと。文句なくおめでとう。
■その2 来年がある!
 悔しい思いをした子たちももちろんいました。「練習の時には調子がよかったのに、(順
位が)下がってしまった」という声を何人か聞きました。その中に、転んでしまった子も。
T君は、練習の時には優勝したY君に続いて走っていましたが、転んでしまい10位に入
れず。悔し涙でした。それでも明るく励ます友達たち。いい光景でした。
 女子でもNさんが転んでしまい11位。「もしも・・・」という言葉はスポーツに禁句ですが
ふと思ってしまいました。
 「来年があるよ」という思いです。これは、体調不良で走れなかった子たちにも言えるこ
とです。
■その3 一人一人がドラマの主役
 「40人いれば40通りのドラマがある」・・・それがこのマラソン大会だと思います。「緊張
しておなかがおかしい」と給食後に言っていたK君、お互いに「負けたくない」と言っていた
M君とH君。
 紹介はできませんでしたが、それぞれにドラマがあり、自分の記憶にも残ることでしょう。

 教室に入ってから、「去年よりも順位を上げた人も下げた人もいることでしょう。でも、マラ
ソンは練習すれば必ず伸びます。今日で終わりではなく、また来年に向かってスタートです。」
と話しました。
 5年生になると距離が2倍ぐらいに伸びます。その時にまた新たなドラマが生まれることで
しょう。

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